
オスマン帝国は一貫してアダーレトadaletをとても大切にしてきたよね

正義とか公正とかいう意味じゃな

例えば天下の大宰相イブラヒム・パシャが「あなたは信仰がない人(カーフィル)です」と群衆の1人にいわれたよね

うん、でも自ら手を下すことをスレイマン大帝はさせなかったわね

オスマン帝国外伝
エピソード81前半で私的なイブラヒム大宰相の一存ではなく公正な法の前でカーディーによってさばかさせたよね

うんうん

オスマン帝国外伝
エピソード79後半でもアダーレトについて触れていたようじゃな
「最も大切なことは正義(公正)の秤をバランスよく保つことだ。・・・」とか・・・

またドラマの中でもスレイマン大帝は、ラマザーン中に売られるパンの小麦の量や料理の質まで気を付けていたわね

これも根底にはアダーレトという考え方があるのじゃな、ドラマではあまり正義については一貫した捕らえ方がなされていないようにも見えようじゃが

そうねえ、ひどいふこうへいなこともおこってるわね

ひどい目に遭ったムスタファがいつも口にしていたのもアダーレットだったね・・・

オスマン帝国外伝のドラマの背景となった1500年代前半から中ごろの時代ってどうだったのかしら?

このアダーレトがかなりしっかり守られていた時代じゃったのでは?
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