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オスマン帝国外伝シーズン3 ハイライト サイグン・ソイサルさん演じるメルジャンとシェケルアー

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  酒場で料理長のシェケルアーが楽しんでいた。 シェケルアーは「なぜ座っているの?」と聞かれ嬉しそうに「そうだね。なぜ座っているのかな。と言いながら彼は立ち上がり踊りだした。そしてその女の子と一緒に部屋に行こうとしたとき、突然ぬっとあらわれたのがメルジャンだった。 彼はなぜここにいるんだろう?ともかくシェケル料理長は彼を見て驚き、困った様子で「メルジャンアー」と言った。 するとメルジャンは慇懃に「パシャ様」とお辞儀をした。(なんか嫌な感じ)そして 「なにかご命令が内かと伺いにまいりました」と丁寧にシェケル料理長に皮肉を言った。 それを聞いて女の子は「本当にパシャだったのね。そうね、わかりきったことよね」と嬉しそうに料理長を見た。 料理長は「静かに」と女の子にいってからメルジャンに 「私のメルジャンよ、あなたは先に行きなさい、私は後から来ますから」と話しかけた。 (人の名前に「私の」をつけると、相手に対して親しみがある感じになります。ここではシェケルアーは彼の機嫌を取るために「私の」をつけたのでしょう。何故なら二人は最初に出会った時から仲があまりよくなかったですから) それに対して「従わないならトサライには戻れませんよ」と耳打ちをしてサイグンは静かに脅かした。 一緒に戻ったサライに戻ったシェケルアーは「 40 年に一度楽しもうとしただけだよ、それが罪かい?」などと言いながら何とか弁解しようとする。 するとメルジャンは 「皇帝様、おきさき様、そして皇子様方がここにおられますのに、あなたは酒場で踊っているんですね。許可なくどうやって出かけたのですか?もし何か料理が欲しいといわれたらどうするつもりですか!」 「部下に任せておいたよ、それに行く前にスンビュルさんから許可を得ていたし・・・」 というとサイグンは声を荒げ 「今後私の許可なくなにもしてはいけない!」と言い切った。 シェケルアーは勢いに押されて。「許してください」と言うが、 彼は怖い表情を変えず、「次は追い出すぞ!」と言った。 そこへミフリマーフが来てマルコチョールはどこかと尋ねた。 するとシェケルアーは 「酒場にいました」とつい言ってしまった。メルジャンは余計なことを言うなというなという態度をとった。 このころミフリマーフはマル

メフメトの死の原因は? オスマン帝国外伝シーズン3 92話ハイライト

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 蛇事件の失敗後、イリヤスは次に手立てを考えていた。彼はメフメトと剣のけいこを祖ましょうと誘い、わざとメフメトに傷をつくった。 そこでファーリエはメフメトに 「なぜこんなことになったのですか?もっと悪かったらどうするおつもりですか。傷付けたものはすぐに処罰しなければなりません」 と心配してメフメトを母親のようにしかった。ファーリエはもともとはムスタファに助けられマヒデブランの部下としてヒュッレムの命を取るためにイスタンブルに送られたのだが、その後いろいろあって今はヒュッレムの忠臣だ。そしサルハンに赴任したメフメトと共にマニサに来ていた。メフメトのお目付け役だ。 それをイリヤスは神妙に聞いていた。勿論罰を受ける覚悟があってイリヤスはこの行為に出たのだが、彼はメフメトをよく熟知していた。 メフメトは慈悲深いのでこんなことで自分を手放すはずがないと知っていた。案の定メフメトは 「心配しないで。罰は受けるだろう」といった。だがファーリエは怒りが収まらず なんて不注意なの!ジハン様にお伝えしてきます。心配しているはずですかわ」と言いファーリエは出ていった。 部屋には二人が残った。イリヤスはファーリエ様は正しいです。どんな罰でもお受けします」というと、メフメトは 「それはもうよい、遠征について何か情報があるか、それを教えてくれ」とい板。罰しないつもりなのだ。 廊下ではジハンが心配してファーリエに様子を聞いた。フェーリエは彼女をなだめようと必死だ。  信じない事ジハンが本当のことを言ってと言うと私が祖を就いたことがありますか?真実しかいいませんよ私ときて、皇子様はやすんでいらっしゃるから」と言いて彼女を連れて行った。 メフメトの部屋では、イリヤスが遠征について話していた。すると腕の訪台に血が付いているのを見て、 血が付いています。お取替えしましょう。と言うと 「それは良いな。女性は血を見ると重傷だと勘違いするからなと言った。だがこれが大変なことになる。 イリヤスは包帯を外した。そして取り換えながら、フズル海軍提督の話になった。 メフメトは「彼が大好きだが、彼は私を好きではない。彼は兄の味方だよ。特にサンジャク問題の後はね」というとイリヤスは「あなたはそうお感じになるかもしれませんが、フズル海軍提督は誰にでも公平ですよ。少しお休みください」と慰めるように言うと、メフメトは彼に心から

メフメト皇子の死 シャーの行く末 ニューヒュッレム登場 オスマン帝国外伝シーズン3 92話ハイライトまとめ

いよいよシーズン3も最終回!シーズン3では多くの変化がありました。一番つらかったのはニギャールが亡くなってしまったことです。できれば娘とどこかで仲良く暮らしましたっていう風に終りにしてほしかったです。 最近日本のドラマや映画をみ始めました。観た映画が偏っていたせいかもしれませんが、それにしてもトルコドラマは登場人物がハッピーになる確率が少ない感じがします。トルコの方々は実生活では明るく、楽しい方が多いように思いますが、ドラマに関しては悲劇的な結末を好むようですね。 架空の登場人物で亡くなった方は数多くいます。ダイェ、スドゥカ、イサベラ王女、ニギャール、ヤウズとアトマジャ、ミフリュニーサ等・・・(あっフィルーゼは助かりましたね) スレイマンは最終話ではメフメト皇子をなくしました。その時はまだヒュッレムも見つかっていなくて悲しみを分かち合えるものが誰もいない状態でした。親より長生きするのが一番の親孝行だと聞いたことがありますが、スレイマンの痛々しい姿を見るとまさしくその通りだなあ思いました。皆様ぜひ長生きしてくださいませ。それだけでご両親はよろこばれますから・・・ では92話のハイライトシーンをまとめてどうぞご覧くださいませ。 92話 メフメトの死の原因 92話 最終話 息子メフメトの死を悲しむスレイマン 92話 最終話 シャーがイスタンブルを去る メルジャンとの別れ   メルジャンとシャー、メルジャンのシャーについていったほうが幸せ   92話 最終話 【スレイマンとヒュッレムの再会のシーン】   92話 新ヒュッレムのヴェーヒデ ペルチンさんのナレート について    新ヒュッレムとそのお嬢さんははシーズン4で親子で出演

マルコチョールついに堪忍袋の緒が切れる オスマン帝国外伝シーズン3 91話 ハイライト

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 バラがきれいだ。ミフリマーフはバラ園にいた。バラはスーフィズムでは最後の預言者を表しているといわれ、とてもトルコでは好まれている花だ。ミフリマーフはそのバラの美しさにも負けないくらい光を放っていたが、表情は辛そうだった。そのミフリマーフがマルコチョールを呼んだのだ。 結婚して何年もたつのにマルコチョールに何の用があるのだろう? ミフリマーフは 「貴方にお願いがあるの。ご存知のように、捜査がはかどらないままよ、誰も母を探すことはできないのよ。みんなあきらめたようだわ」と言うと、マルコチョールは悲しそうに 「皇女様」とつぶやいた。 するとミフリマーフは 「わかっているわ、あなたも同じ考えでしょう。でも私は受け入れることはできないわ。母に何が起こってどうなったかを知らなければならないのよ。あなただけが私を助けてくれるでそう」 と言った。マルコチョールは 「アリアーの他に何もわかっていることはありません。彼女までたどりつくことができません」と、期待に応えられなくて済みませんと残念そうに答えた。だがミフリマーフは負けてはいない。 「あなたならムラトアーを見つけたように、母も見つけ出せるわ、あきらめないで」と言いつづけた。(ムラトアーとはヒュッレムに手紙を渡しに来た人物だ。ムラトアーはアリアーに命じられた。そしてアリアーはハティジェの部下だった。だからハティジェは自殺した。) だがその様子をリュステムが偶然みてしまう。そうとは知らずマルコチョールは 「ご心配なさらずに、皇女様、全力を尽くします。ですが忍耐強くならなければなりません。ながくかかるかもしれません」とやさしく答え、マフリマーフが「ありがとう」とお礼を言った途端 「マルコチョール!」とカラスのような怒鳴る声が聞こえた。そしてリュステムに 「我々に近づくなとお前に言ったよな。なぜいつも私の目の前に現れるのだ!」と言われると、マルコチョールはあきれた様子で軽くため息をつき、リュステムにな何も答えずに、「皇女様」と言って去ろうとした。すると 「返事をせよ」とリュステムが強引に止めた。マルコチョールは「目の前には皇帝の近侍がいるのです。私があなたに敬意をしめしているようにあなたも私に敬意を示してください」と初めて言い返した。 するとリュステムは私は「お前のように酒好きの女好きのやつには敬意などはらえぬ」とにくたらしく言った。

イリヤスはメフメトを狙うが・・・ オスマン帝国外伝シーズン3 91話ハイライト

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  「狩りに出かけるように勧めてくれてよかったよ。全くサライから離れることができなかったからな」とメフメトは言った。 「政務でおいそがしかったですから。狩りをしながら、森の新鮮な空気を吸いましょう」とイリヤス(イルヤース)平然と言うが、実は彼の心は穏やかではなかった。何とかメフメトの命を取る機会をつくろうとしていたのだ。 いやあ、本当に人って怖いですね!イリヤスはマヒデブランから送られたスパイで、彼の使命はメフメトの命を奪うことだったのです。 そうとも知らずメフメトはイリヤスが自分のことを思って狩りへ誘ってくれたと思っていた。メフメトは根っから人がいい。誰の言うことでも素直に信じるという特性がある。人を疑うことは悲しいことだし時には自己嫌悪に陥ることもあるけれど、人を信じるときは慎重にならなければならない。当時ではなおさらだ。それは生き延びるために必須の項目だった。(とはいえメフメトのように人を信じて生きて、真実をしらないまま死んで行けたらそれも幸せなことなのかもしれません。) メフメトはイリヤスに言った。 「あなたがいなければ私のことを考えてくれるものはいないよ」と・・・ 「そうおっしゃらないでください。皇子様。皇帝様とミフリマーフ様はあなたを必死でおまもりしようとしています」というとメフメトは 「ああ、彼らがつらい時に彼らのそばにいられたらいいのに。特に皇帝様のね。ミフリマーフの話によると皇帝はもう長い間笑ったことがないそうだ。誰とも話さないそうだよ」 と悲しそうに言った。この時イスタンブルではハティジェの葬儀が行われていたのだった。さらにヒュッレムの行方は依然わからぬままだった。 イリヤスは「神が皇帝をお守りくださいますように」と言ってから小声で「皇子様、もしよろしかったら護衛兵から逃れて自由に散歩をしませんか?」とさそった。 来た来た!これはイリヤスがわなをしかけようとしているのだ。イリヤスは護衛兵をメフメトから引き離し、そこで一気にグサッとするつもりだった。メフメトはわかったという顔をした。 そして二人は逃げ出した。イリヤスが「おめでとうございます。護衛兵から逃げ出せましたね」というと「おまえは子供みたいだな、イリヤス。どこからこんなことが思いうかぶんだ? 」 とメフメトが聞いた。 「あなたは辛そうに見えました。少しでも元気になられたのならとてもうれしいで

ハティジェ特集 ハイライトでみるハティエジェ

オスマン帝国外伝シーズ1から3までのハイライトを通しでみてみました。シーズン1では主にイブラヒムとの恋のお話が多いようです。シーズン2ではヒュッレムとの確執が明確化しましたイブラヒムの不義に悩む姿もシーズン2では見られました。彼女の今までには内少し怖い部分も見えてきましたね。シーズン3では初めからハティジェは残酷な感じです。そしてイブラヒムとの離婚をヒュッレムを喜ばせたくないために取り消し、ニギャールの命を奪おうとしました。 でもイブラヒムと和解したのもつかの間、彼が殺されてしまい、今度は兄スレイマンを憎み始めました。ヒュッレムを黒魔術とかいって薬で悩ませました。最後にはヒュッレムを監禁し、スレイマンを苦しめました。そしてヒュッレムの場所を告げないままあの世へ旅立ちました。 さいしょかかわいらしくて初々しい少女だったハティジェがこのように変化していくとは・・・ 人生ってほんとに過酷ですね!ハティジェのようにかなしい出来事が次々とおこる時、生き続けるのは大変なことでものね。ハティジェが変化しなければ対応できなかったのもよくわかります。  それでも復讐なんてやめて息子オスマンと娘フーリジハンのために 生き続けてほしかったという気持ちも強く残りましたが皆さまはいかがですか?   ハティジェ皇女の一生(ドラマ) 以下はハイライトからの抜粋です 。   ハティジェとイブラヒムの初々しさ 宮殿のバルコニーで数々のドラマが生まれました。この二人も例外ではありません。 ハティジェのことをヒュッレムが知ってしまう ハティジェにはこのころヒュッレムは好意的で、恋を応援していた。だがイブラヒムには脅かしとしてこの情報を使っていましたね。  ハティジェとイブラヒムの純愛 ドロス等へ行く前にマヒデブランの計らいで二人は会うことができました。このころははティエjにはメフメトチェレビとの結婚話が持ち上がっていましたね。   イブラヒムはハティジェを思いすべてを棄てて故郷に戻ったが  イブラヒムのハティジェへの一途さ・・・ハティジェにも思われていた日々があったんですね。   お前は私を裏切ったな 戻ったイブラヒムがスレイマンに刀を突きつけられたときハティジェを思い出していたイブラヒム。  母后にイブラヒムのことを知られてしまったハティジェは  ハティジェとイブラヒムはお互いを強く慕うようになってい

ハティジェの最期 オスマン帝国外伝シーズン3 90話ハイライト

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シャー、ハティジェ、ギュルフェムの3人が食事をしている。そこへ今のハティジェの夫・ヒュスレヴがやってきた。そして朝ヒュッレムの行方不明事件に関係している男が捕まったと伝えた。シャーは「何かごぞんじ?」と聞くが、ヒュスレヴには詳しいことは全く分からなかった。 するとアリアーが入ってきた。例の捕まった男に指示を出した人物だ。ハティジェは彼と出ていった。 ヒュスレヴは「サライに戻って調べます」といって急いで去った。 スレイマンは急い厩に向かった。その後を追おうとしたマルコチョールとリュステム。3人は今牢から取り調べを終え出てきたばかりだった。スレイマンは馬に乗り、2人の供をつれ急いで出かけた。 ここはシャーの家。スレイマンはハティジェに会いに来たのだ。スレイマンが急いで部屋にいくとそこにハティジェはいなかった。  ハティジェはバルコニーに立っていた。スレイマンはそれに気が付きバスコニーに出て、 「ヒュッレムをお前が誘拐したというのだが本当か?」と短直に聞いた。 すると「あなたいつもわたしの人生の中にいたわ。 あなたは私の心の中で特別な場所にいたのよ。あなたを故父や母よりも愛していたわ」と話し始めた。それを遮ってスレイマンは 「ヒュッレムはどこだ?」と聞いた。 だがハティジェは無視して続けた。 「あなたの良心を最も愛していたわ。アリさえも傷つけることを恐れていたあなたの良心をね。あなたの公平さを讃えていたのよ。何があても大きな木のよう堅固なあなたを。。。」とまるで独り言のようにハティジェは言った。 だがスレイマンはそんなことには耳も貸さなかった。ただただヒュッレムのことを聞き続けた。 「ハティジェ教えてくれ、彼女に何をしたのだ?」と聞いた。 ハティジェはそれでも続けた。 「あなたはいつでも愛を尊重していたわ。 みんなが反対したのにもかかわらずイブラヒムと結婚させてくれたわ。このことにとても感謝しているわ。 でもヒュッレムがやって来たのよ。彼女がおとぎ話を終わらせたわ。すべてがかわったのよ。あなたさえ彼女は変えたわ。私の良心的で公平で愛する、兄を私から彼女はうばったのよ。あなたは彼女以外何も見えなくなってしまったわ。おかあさまや私だけでなくイブラヒムやムスタファもね。あなたにとって誰も彼女より価値ある人はいないわ。 母もこのために亡くなったわ。それからイブラヒムが…あの夜あな

嫁と妹に挟まれて・・・ヒュッレムの行方を知っているのはアリアー? オスマン帝国外伝シーズン3 90話ハイライト

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夜中にマルコチョールとマトラークチュが話していた。実はマルコチョールはサライを離れたいと遠征中にスレイマンにお願いしていた。もうマルコチョールは宮廷暮らしには飽き飽きしていた。もともと全線で戦うアクンジュ(軽騎兵)の出身だし、野原を餉餉まわっている方が性に似合っていた。ヒュッレム妃が見つかっていないこともあってなかなかお暇できなかったのだ。そこへある知らせが届いた。ヒュッレム妃に手紙を持ってきたムラトと言う男が捕まったというのだった。事件のカギを握るこの男の行方が分からず、すっと探していたのだった。 マルコチョールはすぐに彼を尋問した。誰に命じられたのかを聞くが、もちろん男はなかなか答えなかった。そこへスレイマンもやってきて自ら尋問した。 「わたしがだれだかわかるか?」といい、「ヒュッレム妃はどこだ?」 と何度も同じ質問を聞くと、 男は「私に罪はありません。彼女の居場所を知りません。それに私は手紙を渡すように言われただけです」と答えた。 誰に言われたと聞かれ、「アリアーです」と答えた。 ちょうどその時リュステムも牢に来ていたのだが、彼が「私はアリアーを知っている。以前尋問したことがある」というとスレイマンは 「誰だ?」と聞くと 「彼はハティジェ皇女の部下の一人です」と答えた。 何と!やはり犯人はハティジェだったんだ。先日はあんなにスレイマンのことを心配していたのに・・・ もう一度以前のように妹としてやり直したいとおねがいしていたハティジェ!スレイマンと仲なおりしたばかりのハティジェだった! ハティジェは自分でスレイマンから最愛の人を奪っておきながら、あんなことを言うなんて・・・ でもなんとなくわかる気もする・・・過去にいろんなことがあって憎いと思っていた兄が、理由はともあれ目の前で急に落ち込み元気がなくなるのを見ると、ほっとはおけなくなるというのが兄弟姉妹の情というものかもしれない。 でもここで疑問が・・・もしハティジェがスレイマンを本当に心配していたのならヒュッレム妃を返してあげることもできたけれどそうはしなかった。なぜか?答えは簡単。そうすればまた兄スレイマンとの仲が悪くなるからだ。 けれど、兄が悲しむのを見ているのはつらいという気持ちもハティジェの本心だった。 一見矛盾しているようなハティジェだが、彼女はただ妹として愛スレイマンにされたかっただけなのだ。 スレ

ハティジェとスレイマンがついに和解する! オスマン帝国外伝シーズン3 90話ハイライト

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 スレイマンがむずかしい顔で本を読んでいるとハティジェが入ってきた。 ハティジェはスレイマンを気遣いながら、 「ジハンギルに会いに来たのです。あなたにもお会いしたかったのです。ですがもしおじゃまならば・・・」と言うと、「フーン」と言って「きてすわりなさい」とスレイマンは答えた。

二人はほんとに素敵な兄弟!メフメトがムスタファにあやまる。オスマン帝国外伝シーズン3 89・90話ハイライト

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ムスタファもヒュッレム妃の行方不明事件で尋問された。ヤフヤはムスタファに早くイスタンブルから去ることを勧めた。ムスタファは父の気持ちを知り絶望していた。その時メフメトはイルヤースと庭を歩いていた。それから先ほど暴言を吐いてしまった兄のそばに来た。メフメトは 「少しお話しできますか?怒りと悲しみであなたにひどいことを言ってしまったことをゆるしてください。あなたを決して悲しませたくはありませんでした」 と誤った。すると 「何があなたをこのような状態にしたのだ、メフメト?そのようにおまえが考えるようになるために私は何をしたのだ?」 とムスタファは聞いた。メフメトは 「遠征の時皇帝話しました。私は彼に私を違うサンジャクに赴任させてくださるよう頼みました。なぜなら私はあなたに対して公正ではないと考えたからです。私ははじめからずっとそういってきました。あなたともお話しましたよね。でもあなたは私の顔さえ見なかったではありませんか。まるで私が過ちを起こしたかのように」 と心のうちを率直に話した。すると兄のムスタファは 「それはあなたとは何も関係ないことだといったよな」と答えた。 だがメフメトは 「あなたの目の中にそれをみました、兄上。痛みと怒りを感じました。それから噂にもなりました。 遠征時に兵士たちが何を話しているか自分の耳で聞きました。みんなあなたについて話していましたよ。あなたに対してなされた不公平さについてです。誰も私のことなど気にもかけない。私を好きではないのです」というとムスタファはメフメトの顔を見た。 ところがその時変なことが起こった。メフメトに馬を挙げた兵士をおぼえていらっしゃるだろうか?課彼の名はイルヤース。日本では旧約聖書に出てくるエリアという預言者の名として知られている。 そのイルヤースがなんと「ヤフヤベイ」とムスタファの腹心ヤフヤに話しかけ、 「あなたのお名前をよくお聞きしました。 あなたのような偉大な詩人とお会いできてとても光栄です」 と言ったのだ。 するとヤフヤは「あなたはだれだ?」と聞いた。「私の名はイルヤースです。イェニチェリの21番目の出身です。 皇子様が慈悲をおかけになり、彼に仕えています」というとヤフヤは頷いた。メフメトの部下なのに、なぜヤフヤにシンパスィティを感じているのだろう? 二人の話はまだ続いていた。メフメトは 「すべての出来事の中で、

メフメ皇子はムスタファ兄へ怒りをぶつける オスマン帝国外伝シーズン3 88・89話ハイライト

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 ここはスレイマンの部屋の前の廊下だ。遠征から帰ったばかりのメフメトは狼狽して、マルコチョールに 「見つからないのは最悪の場合もあるかな、マルコチョール。おそらく母上の命を奪ったのだ」というと、ミフリマーフが 「いいえ 、それはありえません。母は生きています。彼女が必要だわ。彼女を見つけなければ、そうでしょう?・・・」とマルコチョールをみ言った。みんなはヒュッレムのことを話していたのだ。 「ご心配なさらないでください、皇女様。真実は必ず明らかになります。わが主がヒュッレム妃を子供たちにあわせてくれるよう祈りましょう」というとミフリマーフは今にも泣き出しそうだったがそれをぐっと抑え、小さな声で「アーミン」と言った。 (アーミンとはアーメンと同じで「まことに」「たしかに」といった意味『キリスト教とイスラム教 どう違うか50のQ&A(新潮選書)』ひろやちさ/新潮社 1988)を参照) そこへシャーたちが部屋からでてきて、マルコチョールとリュステムが中に呼ばれた。残ったのはミフリマーフとメフメトとスンビュルだった。メフメトは皇子様とムスタファを呼び止め、彼に近づいた。そして突然 「もし母に何かあったら、あなたのせいだ」と叫んだ。 「メフメト、この問題と私が何の関係があるというのだ」と驚いて聞いた。何故なら今までメフメトがムスタファを疑ったことはなかったからだ。いつもメフメトは弟としてムスタファ礼を尽くしていた。 「マニサから左遷されたことを母のせいにしていたではないですか!彼女がさせたといったではないですか。そのあと母がとつぜんいなくなったのだ!」 と叫んだ。するとムスタファも怒って 「なんという侮辱!私に向かってなんということ言うのだ! 」とムスタファも怒鳴った。 ミフリマーフも心配そうにしていたがシャーがムスタファを止めた。 「残念なことだ。自分の弟からこんなことを聞くとは・・・」 とムスタファは悲しそうに言い、去っていった。シャーはメフメトに 「メフメト、私のライオン。あなたの痛みはよくわかるわ。 このようなことは許されないわ。ムスタファはあなたの兄なのよ。兄を悲しませてもあなたは傷つくだけよ」と言って去った。  シーンは変わり、ミフリマーフはメフメトに 「ムスタファ兄の罪はないわ。あなたは無駄に彼の心を傷つけたわ」 「兄が母を憎んでいることを知っています。何度も彼の

ヒュッレム妃失踪事件でメルイェムさんも消えたよ オスマン帝国外伝をプチ語る会

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ヒュッレムはセリムからの手紙で87話でコンヤに旅立ったよね ええ、でもミフリマーフやジハンギルに別れの挨拶も言わずに馬車に乗ってすぐに出かけちゃったわね。 お!さすが、よく見てるね、あきなちゃん! それだけではないわ、マヒデブランが久しぶりにイスタンブルにきて、ヒュッレムに不平を言うために部屋まで行ったのにヒュッレムは顔も見せなかったわ。いつもなら必ずマヒデブランとやりあうシーンがあるでしょう? そうだよね、特に今回はムスタファがアマスィヤに左遷されるという重大事件についてマヒデブランが文句を言いに来たんだもんね。ヒュッレムが対応しないはずがないよね。 ちょっと待って、でもあの件はヒュッレムは関係してなかったわね。リュステムがしくんだことだったわね。 そうだね。にっくきリュステム!彼のせいでムスタファはえらいことになっちゃたよ。 でもなぜヒュッレム妃は顔を見せないのかしら・・・ それには訳があるんよ。 なになに? ヒュッレム妃役ののメルイェムウゼルリさんが病気で役を役を降りちゃったんだ あっそうそうそうだったわね。すっかり忘れていたわ。彼女は おめでた だったのよね?! そういう風にも本人も言ってたけれど、つい最近今年に入って彼女はその時の様子を詳しく答えたんだ。 へえ、そうなの?おめでたではなかったの? うん。病気だったんだって。彼女はかなりハードなスケジュールで頑張ってたみたいだねいつも 完璧を目指して 演技していたらしいよ。 あら、でもメルイェムさんて明るい感じがするわ、インタビューや生の番組で話し方や笑い方がとっても明るいとおもうけれど・・・ そうだよね、明るそうだよね、笑い方が豪快だもん。ただトルコのドラマの撮影はとてもハードでメルイェムさんだけでなくどの方にとってもハードらしいよ。この間までジェノヴァの商人役でルメイサの姉にあたるガブリエラがしゅつえんしていたでしょ? ええ、 その ガブリエラ役 のアイシェ・オズデミルさんのインタビューがあったんだけど、ドラマは2年以上続けて演技するのは難しいと語ってたね。それほど大変なんだよ・・・ あ==そうなのね。2シーズン以上続けて出演された方も多いわね。ヒュッレム妃だけでなく、スレイマン役のハリットさんもスンビュル役のセリムさんもそしてハティジェ役のセルマさんやマヒデブラ

メフメト皇子に馬をもって近づく兵士 オスマン帝国外伝シーズン3 87話ハイライト

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オスマン軍の陣営は夜を迎えた。真っ暗な中でメフメト皇子を呼び止める者がいた。彼はメフメトのおつきのものに両手を腕を捕らえられた。兵士は 「お話したいことがございます。長くお時間はとらせません」 というとメフメトは 「なはしてやれ、なんだ話とは?」と言った。  「皇帝様はあなたをサルハンサンジャクに任命されたと聞きました」というと、メフメトは 「兵士たちの間で何が話されているか知っている。ムスタファ皇子に不当な扱いをし、彼の地位を私が奪ったと考えているのだな。あなたも同じ考えか?」 と聞いた。メフメトはムスタファ兄に悪いとずっと思っていた。スレイマンにも、ムスタファ兄にもその想いを伝えていたのだ。ところが兵士は 「いいえ、決して皇子様、皇子様についてそのようなことを話すなんて分を超えことです。逆に私はこの赴任を喜んでおります。私はマニサに住んでおります。マニサの人々もあなたを歓喜と共にお迎えするものと信じております」と答えた。 「神がお望みならばあなたが行いったとおりになるだろう、あなたの名は?」 とメフメトはうれしくなって聞いた。 「私の名はイリヤスです」と答えたとき、彼は何かを落とした。 するとメフメトは「それはなんだ?」と聞いた。 「皇子様、これは馬です」とイリヤスは答えた。 「馬か? 」 「まだ完成しておりません、ですが、もし完成すれば素晴らしい馬になるでしょう」というと、メフメトは 「完成したら見せてほしいのだが。きっとあなたが言ったように素晴らしいものになるだろう」言った。 メフメトとイリヤスの出会いはこんな感じだった。 そしてしばらくしてその馬は完成した。その兵士はメフメトに声をかけた。 すると 「メフメトは持ってきなさい、どのようかみてみよう」といってテントへ向かった。 兵舎の中で 「もしおきにめさなければ」と兵士はメフメトがずっと馬を見ているので心配になって声をかけた。すると 「いいや、とても気にいったよ。あなたには才能があるね」と気さくに返事をした。 「あなたにふさわしくはありません。皇子様。ですがもしあなたが贈り物としてが受け取ってくださるならたいへん光栄です」 と言った。メフメトは 「いぜんあったことがあるのかな? 」 と聞くと 「いいえ、ですがコルフ島の戦いではじめてあなたをみました。ベネチアの罠にかかり、マルコチョール様と共に勇敢に戦ってい

信頼のない愛は成立する? ミフリマーフへの嫉妬 オスマン帝国外伝シーズン3 87話ハイライト

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ミフリマーフが庭で赤ちゃんを抱っこしながら座っているとマルコチョールがやってきた。 マルコチョールは「いかがですか」と平らな声で聞くと 「サライに何か問題が?」とミフリマーフは尋ねた。するとマルコチョールは 「いいえ、何問題はありません」と答えた。 「セリムとバヤズィトはいつも喧嘩ばかりしていてけれど別れるとなるとお互いを恋しがることでしょうね 」 とミフリマーフは弟たちの話を始めた。マルコチョールは 「その通りですね。時には離れることもよいことです。人はお互いの大切さにきづくことでしょう。」 とマルコチョールは答えた。 その様子を窓から見たリュステムは嫉妬に狂って飛び出してきた。 そして 「バーイベイ、ここでなんのようだ」と聞いた。マルコチョールは 「皇帝は私たちよりも先に出発しソフィア地域で陣を張りたいとお考えです。アナトリア軍政長官もそこに行きます。あなたも長官とごいっしょしてください。そこで皇帝をそこで待つように世のことです。」 と言った。彼は皇帝の伝言しに来たようだ。するとミフリマーフの目が泳ぎ、 「皇子たちが出かける前にさよならを言わなければ」といってけらエミネに向かって 「アイシェを寝かせて、それからずっとみているように」と言って去った。   そのあとリュステムが、 「家の周りであなたが不必要に歩き回り始めたようだな。あまりこないほうがいいぞ。」というと、マルコチョールは 「そういう意味ですか?!私を侮辱しているのですか?」 というと 「私は言うことは言った。私の家から遠ざかれ」と答えた。マルチョールは瞬きをした。 リュステムは結婚してもなお安心できなかったのだ。 それはマルコチョールがミフリマーフから離れていた遠征の間でも続いた。 だがメフメト皇子を勇気づける面もリュステムは持っていた。というかメフメトを支持するのもメフメトが嫁の実の弟だから当たり前と言えば当たり前だが、メフメトは素直にリュステムに応えていた。この方は敵味方なく本当に誰にでも素直な率直な礼儀をわきまえた態度をとる。 リュステムが励ますと、 「気おくれしているわけではありません。ただ皇帝をがっかりさせたくないだけです。サルハンサンジャクに行く前によく準備をととのえなければならないです」と答えた。 ところで少し前に手紙がマルコチョールに届いた。それを見たリュステムはミフリマーフからの

スレイマンのメフメトへの教訓は、もしかして自分への教訓なの? オスマン帝国外伝シーズン3 87話ハイライト

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 ヒュスレヴがメフメトパシャがブダを包囲したと伝えた。どうやらブダはフェルディナントの攻撃から守られたようだ。この遠征の目的はイサベラ女王から援助が求められたためにその攻撃から守るために始まった。  次にエブッスードが教会について話し始めた。 「皇帝様、ブダには有名な 教会があります。マシュー教会です。神の許しを得て、もう一度ブダに入城した暁には、その教会をモスクにすることをお勧めいたします。そこで初めての礼拝を勝利宣言をいたしましょう」というと 「私はまだにブダについて最終的な決定をしていない。だがあなたの意見はよくわかる。神が望めばそこで共に祈ろう」 というと 「神が望めば、皇帝様。あなたのような偉大な統治者がイスラム軍の長ならば、けっして負けることはないでしょう」 言うと 「他に何もなければ下がってよろしい」とスレイマンは言った。だがメフメトに「残れ」といった。そして 「お前はこの遠征中全く笑わないな。何か心配事でもあるのか?」とスレイマンは聞いた。すると彼は 「何度もあなたのご決定について考えています。何年もの間ムスタファ兄はそこをよく統治してきました。それにみんながムスタファ兄を素晴らしいと思い、彼を慕っています」と言った。 「お前も慕われているぞ」と皇帝が言うと、 「皇帝様お許しください、ですがまるで兄の座を奪ったかのように私は感じているのです」 と優しいメフメトは答えた。するとスレイマンは 「人はアリさえ傷つけたくはないものだ。そうだ、人は誰にも対しても間違いをしたり、心を傷つけたりしたくない、だがこれは不可能なことなのだよ、メフメト」 (なあるほど、なるほど、そうか・・・・そうかもしれない・・・) 「それに私のように世界の統治者ならばなおさらだ。みんなを喜ばせることはできないのだ。私はあなたをさるはんのサンジャクに任命した。 なぜならば私は疑いなくお前を信頼しているからなのだよ。 兄と同じように成功するよ。公的な仕事が何よりもいちばんだ。一番大切なのはそれだ。個人的なことは忘れなければならない。あなたを心配にさせたり悲しくさせたりする個人的な感情は捨て去らなければならない。

ムスタファは天国から地獄へ  オスマン帝国外伝シーズン3 86話ハイライト

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ムスタファは元イブラヒムの館を訪れた。そしてその昔イブラヒムがブルサで言った時のことを思い出していた。 「メフメトが生まれたとき皇位に彼が付いていたのをみたそうです」とムスタファが言うと、 「時がきたらその皇位にはあなたが就くのだ、ムスタファ。さもなければ、皇位も、統治もヒュッレム妃のてにおちるのだ。それでようのか? とイブラヒムは言っっていた。ムスタファはまるでそこにイブラヒムがいるかのように、 「いや、承知しません、パシャ。けっして」と幻のイブラヒムに答えていた。 ハティジェマヒデブランの様子を見ては落ちついてはいられなかった。そのことをシャーに話すが、シャーはかなり落ち着いた様子で、放置するように伝えた。

メルイェム ウゼルリさん役のヒュッレムはもうみられない インタビュー特集

 メルイェムさんが撮影当時のことを語ったインタビューを集めてみました。トルコ語を話さなかったか彼女がどんなに努力していたかを垣間見ることができます。そしてシーズン3でノ彼女の切羽詰まった演技が、彼女の体調ともかかわっていたと思うと、言葉が出ません。 メルイェムさんはいつも全力で演技にぶつかっていました。最初のころは彼女が声を高くして笑うことも撮影の合間にみられました。(その様子はオスマン帝国外伝舞台裏で見えます) でもそんな彼女もシーズン3の撮影の頃には、 かなり痩せて笑いも消えていきます。トルコ放送版ではエピソード101から103まで、日本版では86話から92話までメルイェムさん役のヒュッレムは出演していません。当時トルコでエピソード100が放映されるのが延期されました。それほど急な降板だったようです。 ドラマではようやく最終話の最期にほんのちょっと少し年を取ったヒュッレム妃( Vahide Perçin) が登場しただけでした。  シーズン3はこのようなハプニングにみまわれながらも、無事終了しました。 この後最終話までの間に、なじみの登場人物がどんどんいなくなります。 というわけで、メルイェムさんなきドラマを皆さんがどんなふうに盛り上げていったかを見るのも楽しいです! それと共にメルイェムさん役のヒュッレム妃がどれほど素晴らしかったかも感じることでしょう。普段はあたりまえのように存在していた方が突然いなくなった時、改めてその方の存在の大きさを私たちは感じますから。 私はあきなさんと一緒に 「今までメルイェム・ウゼルリさんどうもありがとう!」と山に向かって叫びました。 それではメルイェムさんのイインタビューの抜粋をどうぞ  メルイェム・ウゼルリさんは オーデションをどのように受けたか 衣装が破れてダイエットに励むメルイェムウゼルリさん  メルイェム・ウゼルリさんはトルコ語をどうやって覚えたか? トプカプなどの撮影場所についてメルイェム・ウゼルリさんが語る メルイェム・ウゼルリさんがオスマン帝国外伝のドラマを降板したほんとの理由

マヒデブランがシャーを訪れる オスマン帝国外伝シーズン3 86話ハイライト

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マヒデブランはシャーの元を訪れた。(なぜイスタンブルに彼女がきたのだろう?メルイェムさんが病気になったから?) 「何をいえばいいの?」と彼女をみたハティジェは心配そうにシャーに言った。 「言えることは何もないわ。彼女が知っていることと私たちがしっていることはおなじよ」 とシャーは言った、あれ?シャーはまだ健在のようだ。夫ルトフィが左遷されてからも彼女はイスタンブルに残っていたようだ。 挨拶を交わす3人。マヒデブランは 「眠れませんわ。ムスタファはサライに行きました。何がおこるかわからないのです」と言った。  「帝都に彼が来るためにフズル海軍提督の同行は必要ないですもの。皇帝は来るように命じることもできましたのに」 というとシャーは大きくため息をつき、 「皇帝がこのようにお考えになりました。良きことと考えましょう」 「何がよきことですか!ヒュッレムとリュステムパシャが絡んでいるのですよ。結果が良くなりことはわかりきっています。シャー様の離婚のことだって・・・」 とシャーの話を始めると、 「このことにはヒュッレムはかかわっていないわ。シャー様がご自身で離婚したかったのですよ」とハティジェが言った。 「いいえ、彼女がかかわったことは明らかですわ。ルトフィパシャが会議に参加できないことは彼女には有利ですから」とマヒデブラン。 「離婚するのは遅すぎたくらいよ。命を取るつもりだったわ。エスメハンに感謝することね」とシャーは あの忌まわしい経験 を思い出していた。シャーはルトフィに暴力を振るわれそれを知ったスレイマンはシャーを死罪にするつもりだった。 するとマヒデブランは 「エスメハン様はどこですか?」と質問した。  「愛する父と共に行きましたよ」 とハティジェが言うと、シャーはなんとなく居心地が悪くなって マヒデブランに「長い旅をしてきたのですから部屋で休んでください」と言った。彼女はもうこの話をしたくなかったのだ。  するとマヒデブランは 「やすんでいるひまはないですわ」と言い、 「どこへ?」とシャーは尋ねた。 「サライへいきますわ」 とマヒデブランは言った。この後マヒデブランはサライへ急いだが、ヒュッレムに会うことはできなかった。何故ならこの回からヒュッレム役のメルイェムさんは病気で出演できなくなったからだ。

シャーの娘への思いが怒りに勝つ瞬間とは? オスマン帝国外伝シーズン3 85話ハイライト

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 あれ?シャーが泣いている。どうしたんだろう? 彼女は指輪を外して小物入れにいれた。そこへエスメハンが入ってきた。そして「お母さま」と呼んだ。 ここは牢。そこに座っていたのは大宰相のルトフィ。皇女の旦那はたいてい罰せられる。 ベイハン皇女の夫・フェルフェト ハティジェ皇女の夫・イブラヒム 、ルトフィ、そしてシーズン4では ファトマ皇女の夫・ カラアフメト がそれぞれ処刑されている。すべてスレイマンの妹たちの夫だ。 今度はなにがおこったのだろう?牢を訪ねてきたのはヒュスレヴパシャだった。彼は今のハティジェの夫だ。(ヒュスレヴを演じているルラン アフメティさんはニギャールを演じたフィリズさんと同郷で、ユーゴスラヴィアのスコピエの出身の方) このヒュスレヴパシャも処刑ではなかったが、不幸せな死だった。彼はリュステムとの大宰相争いにまけて餓死して亡くなっている 。そのヒュスレヴが 「だから何度もご忠告したではありませんか」と残念そうに言った。 「これが運命ならば従うよ」とかなり彼は冷静だった。そして 「リュステムパシャ(には気をつけよ)これからあなたが旗をもって先頭に立つのだ。皇子ムスタファを支えよ。狼の間で彼を一人にするな」 と遺言のように語った。するとヒュスレヴは 「あなたをたすけることができればよかったのに・・・」と彼は言った。二人は皇女の夫同士だったのに珍しく仲がいい。 シーンは変わってエスメハンが 「お父様はどうなるの?処刑されるの?」 となきながら聞くと、 「皇帝がご決定することよ」 とシャーは言った。すると 「わかっています。父は悪いことをしました。でもお願いです、お母さま、どうか父を許してください、あなたがお許しになれば皇帝もお許し下さるでしょう。お願いいたします。父の命を助けてください。お願いですから皇帝とお話しください」と言って母シャーに抱きついた。 え?ルトフィはシャーに何かした? そうなのだルトフィは強硬な政策を推し進めたためシャーと口論になり、ついにシャーに手をあげてしまったのだ。皇女に暴力をふるうことは死罪にあたる。それでエスメハンはぶたれた母シャーにぶった父ルトフィのことを許してと頼んでいるのだった。 なんとまあ! かわいそうなエスメハン! 父と母の間にはさまれて苦労する子供はほんとに哀れだ・・・  次のシーンでシャーは皇帝に会いに行った。 ス

オーストリア大使にムスタファは会ってしまうが・・・ オスマン帝国外伝シーズン3 85話ハイライト

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 オーストリアの大使が大宰相ルトフィに会いに来た。だが大宰相は会わなかった。そして二度とこないように、もし北習大使館ではなく牢に住むことになるぞと伝えよと強硬な態度を取った。大使は困った顔をした。そこへリュステムが現れて 「私があなただったらこれ以上大宰相を起こされ巣ことはしなかったでしょう。」と話しかけた。 すると大使はあなたにあえてとてもうれしいです。と大使が言った。 私たちが会うことはふさわしくない。 リュステムが言うが、大使は会う時間を作ってくれないかと今度はリュステムに必死に持ち掛けた。 リュステムは時間がないと言いながらも大使の話を厩まで一緒に行きながら聞くことになった。 いやな予感がする。 二人はあるきながらヨーロッパ情勢について話し出した。彼らは和平を望んでおり、より多くの税金を払うことも受け入れるというのだった。 龍s手無はならばブダから離れろと言った。 その通りだが 、これは良いチャンスです。長い間行われている我々の間のたたかうを終わらせることができます。あなたのような宰相が皇帝様にお伝えしてくだされば、少なくとも皇帝様はお考え下さるかと存じます。と頼んだ。  だが リュステムは私にはふさわしくない。この仕事は大宰相のみができることだ。それと ムスタファ皇子様が な・・・彼は皇位に一番近いところにいらっしゃるからな」 とさりげなく言った。それを大使はきき喜んだ。皇子を使って事を運ぼうと考えた。 なんともリュステムはまたやった。これが悪魔のささやきと言うのだろう。さりげなく上昇を吹き込み、相手を自分の思うように操るわざをリュステムは身に着けていた。 一見何でもないこの一言!これがムスタファの運命を変えることになるのだから。 さて大使はこの後もちろんマニサの皇子の元へ急いだ。 ムスタファは戦の作戦を考えていた。 そこへヤフヤがはいってきた。 「戦争の準備を始めなさったのですね」 というとうなずきながら、 「ウィーンを勝ち取ることは簡単だ。最も大事なことは忍耐だ。我々が雪と嵐に耐えれば、敵は降伏するだろう」 と答えた。このように皇子ムスタファはヨーロッパ遠征の作戦を考えていた。ところでヤフヤはオーストリア大使がやってきたことを伝えた。例のリュステムと話したあの男だ。 「何のようだ、大使がここでで何を?」と聞くと 「わかりません。よろしかったら私がお会い
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