海外ドラマ『アルハンブラ宮殿の思い出』あらすじ5話
ヒョンソクの父もちょうどスペインについたとところだった。息子を見に来たのだが、ジヌの事故のことを知り、彼を見舞い励ますように手を握る。
そしてジヌは昔のことを思い出す。ヒョンソクの父がヒョンソクをみんなの目の前でたたき「裏切ったのはお前、お前が出ていくんだ」と言った時のことを・・
そうだヒョンソクはジヌの親友で共同経営者だったが、独立しジヌの元妻と結婚したのだった。そのことでヒョンソクも父も悩んでいた。
ようやくジヌは目が覚めるが、ベットの上で動けない。台の上のスマフォをとろうとしたが思うように動かない。なんとかスマフォを手に入れる。秘書のソに電話する。そして彼にヒョンソクの死を確かめてくれと頼む。何故ならジヌは夕べヒョンソクに襲われたからだ。彼が生き返ったのではとジヌは思った。
そこへヒジュとヒジュの妹が見舞いに来る。と言うか彼女たちはずっとヒジュに付き添っていた。ヒジュはジヌのことが心配で心配でたまらない。妹はヒジュがジヌに好意を持っていると思い、ジヌにいろいろ話すが、彼は「女はこりごりだ」と答えた。
そのことを姉のヒジュに話す。ヒジュはなんのことだかよくわからないといった風だ。そこへヒジュの携帯にジヌの妻から電話が入る。彼女が見舞いに来ると言う。そのことをジヌに知らせるとジヌは慌てる。会いたくないと言い続ける。
何とか病室を逃げ出そうと考えるが、その時大変なことが起こる。雷がなりアルハンブラ宮殿の思い出のギターのメロディーが聞こえてきたのだ。
わわあ、
と言うことはヒョンソクが現れるサインだ!
案の定ヒョンソクは現れた。ジヌは慌てて扉を閉めるようにヒジュに怒鳴る。とっさにドアを閉めるヒジュ。
障害物があるとゲームの決闘は遅延するようだ。そして遅延時間が1分過ぎると決闘は中断されると言う仕組みになっている。ジヌは長い1分を待つ。
そうこうしているとジヌの妻が見舞いに来る。これはまずいと思ったヒジュは機転を利かせて彼女を違う病室へ案内する。
今ジヌの病室の前には誰もいない。あと3秒と言うところでドアが開く。部屋を間違えたと言う患者が開けてしまったのだ。ドアの外にはヒョンソクがたっていた。彼は中に入り戦いがはじまる。
でもジヌはコンタクトしていたっけ?
コンタクト無しでもヒョンソクが見えるのだろうか?
ヒョンソクに刀で襲われるジヌ。間違えて入ってきた患者の杖を借りて部屋から逃げようとするが、ヒョンソクは強い。ジヌはなんせ動くこともままならないのだから。
部屋に戻ったヒジュはびっくりする。ジヌがいなくなったと言うのだ。彼女は妻がいやで逃げ出したと勘違いしたが、もちろんそうではない。ヒョンソクに追いかけられているのだ。
雨が降る中ジヌは庭まで逃げる。これ以上動けない!後一撃でジヌは死ぬだろう。
その時ジヌはわかった。ヒョンソクは自分に切られて出血多量で死んだことを・・・
あれはゲームではなかった現実の戦いだったことをジヌは今雨の中血だらけでいる自分の状態から分かったのだ。
そこへヒジュがさがしにやってくる。ヒジュの後ろにはヒョンソクがいる。ちょうどヒジュが壁のような役割をして決闘が中断された。
壁のことに気づいたジヌはヒジュを抱き寄せ、このまま「しばらくこうしてくれ」と頼む。ヒジュは自分にジヌが好意を持っていると勘違いしてしまう。ヒジュの思いはどちらにしても、ジヌを助けていることには変わりない。
「変でしょ」とジヌはささやく「異常だと思う?」「僕はそう思う」と話かけている間ジヌには長い1分が過ぎた。ヒョンソクはタイムアウトで消えた。
病室て運ばれるジヌ。その途中でヒョンソクの父に声をかけられるとジヌは「すみません」とつぶやいた。
ジヌはベッドでヒジュの弟セジュのことを思い出していた。
彼は追われていたのだ!とジヌは思った。
僕と同じく誰かゲームの中の目に見えない敵に彼も追われていたのだと確信した。
ジヌの運命はどうなってしまうのだろうセジュとジヌはこのまま戦い続けるのだろうか?