𐰓𐰀𐰾𐱃𐰀𐰣 デスターン 伝説 17話 8世紀のトルコ物語 真実を知るアルパグ 山族とトゥルスン(バトゥガの母)は冤罪

天然痘の予防策をみんなに伝えたバトゥガ。彼は真実を伝えるために天族の宮殿へ向かった。そして今まで調べたことをアルパグに伝えたのだった。 伝書バトとしてハトを山族は使わないことから、偽の手紙が届いたこと、そしてアルパグがバラミルから見せられた手紙を偽の手紙だったことを証明した。 アルパグは妻のトゥルスント山族のハンが無実だったことを知って愕然とした。 彼はトゥルスンの命を奪ってしまったことを後悔してもしきれなかった。 ともかく犯人を捕まえることに集中した。犯人はヴァルグと中国の大使タイズだった。 二人は逃げ出したが、捕まえられ、一人は首釣り、もう一人は目を焼かれた。 首を吊ったのはヴァルグだったがそれは本当ではない。彼はカヤによって殺されたのだ。 ウルエジェの忠実なしもべだったヴァルグをなぜ?カヤはヴァルグが真実を話してしまうのではないかと恐れたのだった。ウルエジェは悲しんだ。 母お探しにサバルの長マンチョと共に母のいるテントへ向かった。 途中テムルとヤマンも同行することになった。 しかしついてみると人影が見当たらず、何者かに襲われた感があった。 そうなのだ。あとをつけたアルパグの手の者が母親といわれる人物をさらっていった。 アックズが後をおったが捕まえることはできなかった。 その後カヤはアックズとその仲間たちを亡き者にしようと罠を仕掛けた。テムルもいたがカヤは弟のテムルまで手にかけようとした。 仕掛けられた罠に突入していくアックズたち。その危機を救ったのはギュルセリだった。 彼女は宮殿でこの悪だくみを耳にし、急いで知らせに行ったのだった。 間に合ってよかった! バトゥガは無事山族の砦へ戻ってきた。サライではアルパグにハンを退くように促す。トゥルスンを冤罪で殺めたことを悔いるが、ハンを退くことには応じなかった。 トルコ統一のために和平をという案は受け入れたかのように見えたが、バラミルとチョルパンは断固許さないという態度をとった。 タイズが目をつぶされ中国へ戻った後、メイジンは一人になってしまった。 バトゥガは今まで助けてくれたギュルセリにお礼を言う一方、メイジンには自分の味方になるように脅した。 いろんな理由があると思うが、一番ひどいことは天然痘の菌をばらまいたことだった。それをアルパグに話すというのだ。 こうしてバトゥガの勢力は少しずつ多くくなっていった。 バトゥガ...