歴史ドラマ【Mavera】マヴェラ6話 シャフスヴァルが初めて人を信じ始める ホージャ・ヤサヴィー アフマド ヤサヴィー トルコTRT2021年放映
カリフの娘は父親に連れられてなごりおしそうに宮殿へ戻った。 戻ると宰相がまたカリフにあらぬことを吹きこんだ。 このままではえらいことになると・・・ 解決策としてカリフの息子のいるバスラに娘をいかせることにしたのだが、これには裏があった。 マフムートはバグダッドがよくなるはずがない。あまりにも障害が多い。故郷の草原に戻りたいと嘆いた。 するとホージャは運命だと諭す。 ハムザも忍耐が必要な時だといい、マフムートはなんとなく納得した感じだった。 レイラがホージャに援助したことを聞きつけたアッサシ派のバグダッドの長 ネジャトはレイラに警告に来た。 慌てたレイラ! なぜなら彼女の大事な姪っこに危険が及ぶと感じたからだ。 すぐに 姪のメルイェムを非難させようとしたが、ネジャトの手の者が待ち伏せしていた。 そこへ情報集めのためにレイラの家を見張っていたハムザが現れ、彼女たちを助け 遊牧民の村へ連れて行った。 そこで二人は歓迎された。 サズルクの村ではシャフスヴァルとホージャたちは焚火を囲んで話していた。 彼は 「みんなここサズルクを嫌っている。誰もがここをチャムル(泥)といったがあなたは(ハムルパンになる前の生地)といった。」という。 ホージャを信じ始めていた。今まで誰も信じなかった。父や母さえ信じなかったシャフスヴァルには意外な感情の芽生えだった。 だがホージャのようにバグダッドのために働くのは、今日ではないともことわった。 次の日ホージャたちが、街へ行くと、みんなが食べ物や必要品を寄付してくれるというのだった。喜ぶホージャたちだが、この状況を快く思わないものもいた。 一方シャフスヴァルもホージャの言うことを聞いて今まで盗んだものを返しに行くようにとサズルクの者たちに命じた。 シャフスヴァルのちっちゃな相棒ネジムはそれを見て喜んだ。 なんだかいい方に物事が動いているみたいでよかった。 ところで宰相が何を計画していたかというと、(本当は宰相ではなくてネジャトが計画したことだが)バスラへ向かうカリフの娘を襲ううということだった。 ネジャトはドゥベイスにそれを命じた。 カリフの娘がバグダッドを離れるということをホージャは知った。カリフの娘の付き人が伝えに来たのだ。 それをちょうど遊牧民の村に厄介になっていたレイラが立ち聞きした。 レイラはネジャトたち話していたことを思い出し...