オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 20話 E111話 後半 ~マトラークチュとフズルが去る!

 20話

リュステムはマルコチョールについて妻のミフリマーフがスレイマンの妹ファトマに話したと思った。それでミフリマーフに失望して彼は冷たい態度をとるようになった。
気分の悪いミフリマーフは憂さを払うために新しい服や装飾品や靴をファトマと一緒に見て楽しんでいた。

マニサではセリムの部下が殺した男の裁判がもう一度行われることになった。黙らさせたために事が大きくなったのだが、この裁判が行われるのはバヤジトがスレイマンに報告したからだとセリムは勘違いする。ところがバヤジトはララじいに止められて手紙を送れなかった。本当はマトラークチュが調べてきたことをスレイマンに話したのだった。
マトラークチュはスレイマンに会うとバヤジトとムスタファの情報を隠し、セリムの話をしたのだ。何故ならマトラークチュは2人を好いていた。
セリムは裁判のことで機嫌が悪く誰も寄せ付けない。

傷心のジハンギルがキュタフヤから戻る。早くに戻ったのでヒュッレムは喜びバヤジトについて聞く。ジハンギルは「彼は忙しいが元気だ」と伝える。母ヒュッレムはジハンギルの変化に気が付き「

なぜ悲しいのか」と尋ねる。

「鳥籠で育った鳥は自由になっても籠が恋しくなるそうだ。サライと母を恋しく思ったから早く戻った」

と嘘を言う。本当は告白もできずに失恋したのだ。

一方そんなこととは知らずバヤジトはフーリジハンに手紙を書きながら、フーリジハンのことを考える。フーリジハンはジハンギルと共にイスタンブルに戻ったので2人は別れ離れになった。ララは心配する。バヤジトは玉座から遠のいたことを憂うが、ララはバヤジトの祖父のセリム1世のことを話し希望はあると励ます。

リュステムとフズルが話を話している。リュステムはフズルが健康なのを見て驚いた。リュステムは彼がハチミツを食べなかったことを知った。

フズルはスレイマンに海軍の状況を話すが、次の瞬間フズルは突然倒れてしまう。安静にするようにスレイマンは彼を気遣うが、リュステムは横たわって動けないフズルを上から勝ち誇ったように見下ろす。

マトラークチュが宮殿を去る時が来た。何故ならバヤジトのことを話さなかったからだ。スレイマンへの忠誠はなく、バヤジトの見方をしたとスレイマンはマトラークチュを責める。
 
スレイマンはバヤジトと紅葉の木々の下を二人で歩いたことを思い出す。
「私はあなたに間違って教えた。私は命の一部だと言うことを伝えることができなかった」とスレイマンは息子に話二人のこころが分かり合えた時のことを・・・

しばらくしてフズル提督が亡くなったと言う知らせを聞く。
少し前もマトラークチュが宮殿を去った。ことをうして一人一人スレイマンの昔を知っているものが次々と去って行く。

スレイマンはイブラヒムの残した日記を読みながら、どれほどイブラヒムがスレイマンを大切に思っていたかを思い出し、イブラヒムの言葉をと読みながらスレイマンは涙する。スレイマンは多くの大切な人々を失ってしまったマトラークチュ、フズル提督、ハティジェそしてイブラヒム・・・

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