海外ドラマ『アルハンブラ宮殿の思い出』あらすじ3話

グラナダのアルハンブラ宮殿の近くのバザールをジヌはきょろきょろしながら歩いている。そして細い路地の階段を上っていく。グラナダの家並みにはそうした人が2人くらい通れそうな細い道が多い。それから壁の陰に隠れるジヌ。その様子を韓国のＪＯＮＥの開発室では部下のスンホが呑気に飲食しながらモニターを通して眺めていた。そして代表ジヌに向かって「早く進め」と言う。このARゲームをゲームは実際に肉体労働なので今でもかなり疲れ気味のジヌだがスマートレンズをしていない者には見えないという剣を片手に一歩進むと、案の定アラゴンの兵士たちが弓を放ってきた。弓の量が半端ではない。よけきれるはずもない速さで次から次へとジヌめがけて飛んでくる。ジヌはよけながら走るがもう逃げられないほど追い詰められた。とうとう矢を背中に受け倒れる。そこへ決定的な2本の矢が飛んで来る。ジヌはもう死ぬしかない。ところがなんとジヌの目の前で弓矢が止まったのだ。これ魔法でも何でもなくただ電波障害によるものだった。突然バッファリング中になったのだ。ジヌはこのおかげで助かったが電波障害は現代人にとっては非常事態ともいえる出来事だ。先日もソフトバンクの電波障害のために公衆電話に列ができたと言う。
このバッファリングと言う思いもかけない幸運でジヌは矢を逃れある店の前にきた。そこはチュロスが美味しくて有名なアルカサバと言う店だった。中に入ると中に変な人々が見えた。彼らは海賊風の装いをしている。それはゲームの登場人物たちだった。ジヌが話しかけたが彼らはジヌを無視した。
そこでジヌはチュロスを食べようと椅子に腰を掛ける。注文を考えているとギターの調べが聞こえてくる。あの有名なアルハンブラの思い出と言う曲だ。
ギターを奏でる女性の装いも現代的なものではなかった。彼女もゲームの登場人物で、名前はエンマ。この彼女ヒジュにそっくりだった。
そうか、これは弟のセジュがプログラムしたゲームだった。
姉がギタリストになりたかったと言う夢を知っていたセジュは、ゲームの中でかなえてあげようとしたのかもしれない。ヒジュのこれまでの人生は悲惨だった。発端はギターで賞を取ったことだった。ギターが上手だったことから彼女の父は彼女を音楽学校へ入れようと考えたのだ。親の夢に突き合わされて家族みんながスペインに突然移住することになった。それが今から12年前のことだ。父はボニータホステルを始める。母は一年後過労死。父もその数年後交通事故死。
と言うわけで幼い弟と妹の面倒をみることになった。
ボニータホステルの運営をはじめ、ガイドやギターづくりなど数々の仕事をこなし寝る間もないほど忙しく働いた。
あの晩も彼女はくたくただった。夜遅くボニータホテルを訪れる客がいた。セジュから電話のメッセージをもらったジヌが夜遅く訪ねてきたのだ。（1話のはじめの出来事）その時2人は初めて出会った。
ジヌはそのヒジュと今コーヒーショップにいる。テーブルの上には契約書が置かれてある。ボニータホステルの売買契約書だった。法外なねだんであのおんぼろホステルを買うというのだ。この提案に驚きすぎて頭の中が真っ白になったヒジュは家族に相談の電話をする。妹ミンジェと話し契約する決心をしたが、ハプニングが起こり契約の場所に戻れなくなる。
それでもその後何とかヒジュとジヌは合意し、ヒジュは半信半疑でサインをした。
こうしてヒジュはお金持ちになった！彼女の夢はかなうのだ。ほんとうによかった！
こうして父親の無謀な夢のために人生を犠牲にしてきたヒジュにも幸せが訪れたのだ。だがその幸運をくれた弟セジュが行方不明だと言うことをこの時ヒジュはまだ知らなかった。

無事ゲームの特許権を確保できたジヌはライバルのヒョンソクを電話で呼び出す。ＡＲゲームの続きをしようと言うんだ。今3話でジヌはヒョンソクと同ジレベル4にまでなっていた。
公園に呼び出されたヒョンソクはジヌと昔の話を始める。ジヌの元妻は精神的にかなり参っていたとヒョンソクは言う。それを助けたのだ。お前は2度も結婚に失敗している。自分自身を見ろ。人のせいにするからあやまちを繰り返すのだ」と言い出す。
ジヌは言う「裏切物はみなそうい言う。王を殺した後民のためだと言う者たちとおなじように論理武装するのだ」「良い会社をつくると言って独立したが俺の会社と何も変わらない」と言い戦いは始まる。そしてジヌが「父親の恨みを晴らすためだったんだ」と付け加えると、ヒョンソクの怒りは最大値に達する。
2人の戦いは見えない剣の戦いではおさまらなかった。ついに素手で戦うことになる。するとメッセージが出る。ゲームのルールでは接触して戦うと減点されるらしい2人のレベルはどんどん落ちていく。
そこでまた剣で戦い始める。2人はほんとに戦っているかのようだ。緊迫感が強すぎる。
勝負はジヌの勝ちだった。満足そうにジヌは暗闇を見上げる。
そこへ現実の秘書からの電話が入る。搭乗時間が迫っているとの連絡だった。彼は帰国のために急いでタクシーに乗り空港に向かった。ジヌの後ろには不気味な岩が月明かりに映えていた。

韓国に無事に戻ったジヌは疲れ切っていた。いつもの居心地の良いベッドで彼は眠り込んだ。空が明るくなるころ起きてスマフォを見ると秘書から何度も電話がかかってきていた。折り返し電話するジヌは驚く。
昨晩ＡＲゲームで戦ったヒョンソクが公園のベンチにすわったまま死んでいたとのことだった。
ハナーと明菜の会話
ヒュンソクシあっけなく死んじゃったね。
ああ！やっぱり！何となくヤな予感がしていたんだよね。あの岩が・・・
人は死の疑似体験をするとかなり精神的ダメージも大きくそのショックで病気あるいは実際に死ぬことがあると以前きいたことがあるけれど、もしかして彼もそうなのかしら？
いや、岩だ！！！岩に何か秘密が隠されているよ、きっと。
話はガラッと変わるけどアルハンブラ宮殿はと言う名はアラビア語の赤と城と言う言葉アル＝カルア・アル＝ハムラーからきているらしい。。
へえ
アラビア単語は赤アフマルأحمر　城カルア قلعة　スペイン語なまりでアルハンブラとなったそうよ
でもＢのおとがないわね
ほんとだＢはどこからきたんだろう？