【ギュルニハル】 ヒュッレムの友 同郷 オスマン帝国外伝 架空の登場人物

タタール人がロシアのルテニアの村に侵攻し、村人たちは傷ついたり殺されたりした。もちろん住んでいた家もめちゃめちゃに壊され、生き残った家族や友達たちも散り散りになった。ギュルニハルの元の名はマリア。彼女もそのルテニアに住んでいた。ヒュッレムと同じ村の生まれだった。彼女をタタール人が奴隷商人に売り、船で奴隷としてイスタンブルに連れてこられた。その時もヒュッレムと一緒だった。ハレムにヒュッレムと一緒に入り、いつもヒュッレムのことを助けたり元気づけたりしていた。

ヒュッレムがムスリマになったと知り、彼女も宦官長のスュンビュルにどうやったらなれるかを勇敢にも尋ね、彼の導きのもと無事ムスリマとなり名前もギュルニハルと変わった。
その後ヒュッレムがいろいろ騒動を起こすがいつも彼女を援護していた。
そんなある日イブラヒムの計略に利用され、ヒュッレムの怒りを買う。ギュルニハルにすれば大宰相イブラヒムの命令に逆らうことはできず、さりとて親友ヒュッレムを裏切ることもできずと2人の間に挟まれて葛藤する。
イブラヒムの命に従いとうとうギュルニハルはスレイマンのもとに行くことになった。それからと言うものギュルニハルの心は休まることを知らない。
ついにヒュッレムがそのことに気づき、怒り狂う。ヒュッレムはある決意をする。毒のついた毛皮の襟巻をギュルニハルに仲直りのしるしだと言って渡したのだ。
よろこんでそれをまいて寝たギュルニハルは夜中痛みで目覚めた。顔中が傷だらけのようになり、危篤に陥った。周りの者たち、とくにスヒュンビュルの厚い看護で彼女は立ち上がれるようになった。
だがその後ギュルニハルはヒュッレムに会うのが怖くてたまらない。彼女の気持ちをよそにヒュッレムは彼女を平然と元のように付き人としてそばに置く。こうしてギュルニハルはまた以前のようにヒュッレムの子どもたちの面倒を見て過ごすようになった。
ところがある日ハレムで殺人が起こる。そのせいでヒュッレムはエスキサライに追い出されることになる。
そのときなんとギュルニハルはヒュッレムについていくと言った。何故なら彼女は友達だからと・・・
彼女のような心の広い人はめったにいないだろう。「親友は暗い日々に明らかになる(友は困難な時に明らかになる)」
Dost kara günde belli olur ドスト カラ ギュンデ ベッリ オルル。
と言うことわざがトルコにもあるが確かにヒュッレムにとっては困難な時期だった。その時一緒にハレムを離れてヒュッレムを励ますなんて普通ではなかかなあり得ないが、ヒュッレムは涙を流して彼女に詫びる。彼女も許し、それからギュルニハルはずっとヒュッレムの味方だった。ヒュッレムがハレムに戻されると、ギュルニハルももちろん同行しハレムに戻った。
かの女のハレムでの生活はヒュッレムの子供たちの面倒を見ることで過ぎて行った。
マヒデブランとヒュッレムの争いが激化した。マヒデブランが悲しんでいるのを見たギュルシャーがヒュッレムを殺そうと企てる。そして実際ギュルシャーはヒュッレムの部屋に入りベッドに寝ているヒュッレムを何度もナイフで刺す。
しかし
刺されたのはヒュッレムではなくギュルニハルだったのだ!ギュルニハルはまた危篤に陥る。何日も危ない状態だったが奇跡的に助かった。この時もスュンビュルが懸命に看護していた。ギュルニハルはこうして元気になった。
ここでシーズン1が終わる。シーズン2からは出演していない。
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