オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 4話後半、5話 (E105後半)
4話後半
スレイマンは皇子たちを連れ狩りに出かけた。
エブッスードとのんびり森の中の小道を歩いているスレイマンは今回のマニササンジャクの任命の件についてて正しかったかどうかを尋ねたようだ。
彼はスレイマンを婉曲に間違っていないと励ます。
常に決定が正しいかどうかに悩むのが統治者の宿命だ。
そこへヒュッレムの末っ子のジハンギルが慌ててやってくる。ヒュッレムの次男のセリムとヒュッレムの3男のバヤジトが馬競争を始めたが馬だけが戻ってきたと言う。
スレイマンは馬で探しに行く。
馬競争の途中で、
セリムは道で強盗に襲われる。そこへ勇ましく刀を振り上げバヤジトが助けに入る。
セリムは助かった。
何とか災難をくりぬけた二人だったが、平和になるとまた馬競争の結果について話し始め、けんかしそうになる。
そこへスレイマンがやってくる。セリムの悲惨な状態を見てスレイマンは何も聞かずバヤジトを叱る。
やあ!そんな気がしてた。またバヤジトのせいになるのではないかと不安だったが案の定スレイマンはバヤジトに忠告したのだ。
やあ!そんな気がしてた。またバヤジトのせいになるのではないかと不安だったが案の定スレイマンはバヤジトに忠告したのだ。
「おまえの母は成長したと言ったがまだまだ子供のようだ」と言う。
バヤズィットが本当のことを言うとセリムは黙っていた。
その後嘘をつく。
こうしていつもバヤジトトの立場が悪くなっていくのだった。
アマスヤに無事に付いたムスタファのそばには生まれてくるはずだった子供もその母もいない。矢に刺されて死んだのだ。
ムスタファが襲われた出来事を知った母マヒデブランはヤフヤーに激怒する。注意しなければいつかムスタファを失うと・・・
ヤフヤーもムスタファを誰が助けたかをわからなかった。ヒュッレムもリュステムも誰が彼を救ったかわからなかった。
あの強い2人の男たちはいったい何者なのか?
5話
アフィフェは夜中に怪しい行動をしているチェチーリアを捕まえた。
「家に行きたかった。自殺したかった。そして屋上に出た」と彼女は言う。
彼女は星占いをしていたようだ。この女性は後にヒュッレムの好敵手となる。
ムスタファが襲われたのは自分への罰か割れた鏡を見ながら、鏡に語りかけるマヒデブラン。(この鏡はマニサ在中の時ガブリエラにもらったものだ)
以前マヒデブランはメフメトの暗殺に関わった。今回ムスタファが襲われたのは、
そのためではないかと彼女は自分を責める。
一方ムスタファは襲撃犯人を捜していた。
そひて不審な男を捕らえたムスタファ達は、リュステムの部下が指図したことを知る。
その証人をスレイマンにあわせようとするが証人は毒殺された。
そこへ例の強い2人がムスタファを訪れる。
彼らは誰なのか?
彼らの携えてきた手紙を読んでから、ムスタファは彼らを呼ぶ。
彼らを派遣したのはフズル海軍提督だった。
ヒュッレムの娘・ミフリマーフは母ヒュッレムのところへやってきて、母を責める。「兄を殺さないと約束した」と・・・
「私とは関係ない。もしかしたら私へのわなかも知れないわ」と
平然と言い切るヒュッレム。
イスタンブルではムスタファが襲われたこと知らせが届く。
スレイマンは怒る。
バヤジトも激怒する。
ヒュッレムとリュステムを除いてみんながムスタファ兄を心配していた。
狩りから戻り、皇子たちがイスタンブルを去る日が来た。
セリムが帰ろうとしたとき、一人の女性がヒュッレムをたずねる。彼女はセリムと一緒にマニサへ行きたがっていたが選ばれなかった。
それで「運命なのに私を選ばなかった。行けないなら私を殺してください」と彼女は命がけの交渉に出たのだ。
ヒュッレムは昔の自分を思い出し、彼女を受け入れた。
だが一つだけ条件があった。
「忠誠」だった。
ヒュッレムはヒュッレムへの絶対的忠誠を求めたのだ。
この大胆不敵な女性の名はチェチーリア。
この時彼女はヒュッレムからヌールバーヌーと言う名をもらった。
ヒュッレムの読み違いがあったとすれば、自分に似ている女性を部下に選んだことだろう。
彼女がヒュッレムと同じ望みを持っていたらとは、ヒュッレムは少しも心配しなかったのだろうか?
彼女は昔のヒュッレムと同じ野望を抱いていた。
こうしてヌールバーヌーのマニサでの一歩が始まった。