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ナディル・サルバジャク(Nadir Sarıbacak)ビュルビュル役 (新オスマン帝国外伝 キョセム)

 ナディル・サルバジャク(Nadir Sarıbacak)は、トルコの俳優であり、劇場俳優としても知られています。 生年月日:1977年9月14日 出生地:アンカラ、トルコ 年齢:44歳(2023年現在) 教育とキャリア: ナディル・サルバジャクは、オンセキズ・マルト大学でトルコ語教育を学んだ後、演劇と俳優の分野で自己啓発を図りました。アヴジラル・ベレディイェ・ティヤトロス(Avcılar Belediye Tiyatrosu)で演技をし、その後アカデミ・イスタンブールの演劇学部で教育を受け、バフチェシェヒル大学で高度な演技のマスター教育を受けました。 劇場キャリア: ナディル・サリバジャクは、アヴジラル・ベレディイェ・ティヤトロスやセマヴェル・クムパニャ(Semaver Kumpanya)などの劇団でさまざまな舞台に立っています。 映画とドラマのキャリア: 映画とドラマの分野でも成功したキャリアを持っています。いくつかの有名な映画や制作物に出演しています。以下にいくつか例を挙げます: 「新オスマン帝国外伝 キョセム」ビュルビュル役 「Sarmaşık」 「Kış Uykusu」(冬の眠り) 「Sen Aydınlatırsın Geceyi」(夜を照らすあなた) 「Yozgat Blues」(ヨズガト・ブルース) 「Yük」(荷物) 「İstanbul'un Altınları」(イスタンブールの黄金) 「Gişe Memuru」(窓口係) 「Rapunzel」(ラプンツェル、短編映画) 「Kosmos」(コスモス) 「Uzak İhtimal」(遠い可能性) 受賞歴: ナディル・サルバジャクは、アダナ・アルトゥン・コザ映画祭やイスタンブール映画祭などで最優秀男優賞などを受賞しています。 海外移住: ナディル・サリバジャクは、2015年以降,海外に移住したことが知られています。

ヒュマーシャーから見た「新オスマン帝国 キョセム」第3回 (49話)

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 ヒュマーシャーさんの登場時間はすくなっかあたですが、短時間の間にも表情の豊かさがよく表れた話でした。 最初はキョセムに会いに行き、子供たちにボンジュクという斜視から守ると言われているお守りをつけてあげました。 一緒に食事をしたのですが、キョセムの話はヒュマーシャーにとっては、聞くのがつらい話だったかもしれません。 というのもキョセムは父親がサフィエによって殺されたことを話したのです。 サフィエはヒュマーシャーの母です。 それでも彼女は丁寧にキョセムの話を聞いていました。 座り方や、食べ方がとても素敵ですね。 それからビュルビュルとの会話で登場しました。 ヒュマーシャーは母に面会に行くところで、ビュルビュルはそのことを知って、猫の餌と手紙を彼女に持たせました。 付き添いはイスケンデルでした。ズルフィカールが毒にやられて寝込んでいたからです。 イスケンデルと二人乙女の塔に向かう船の中の出来事です。 彼女はビュルビュルから渡された手紙を読んでしまいます。 そこには衝撃的なことが書かれてありました。 イスケンデルがサフィエの息子でありヒュマーシャーの弟であるという真実です。 それを読んでからイスケンデルを見つめた彼女の表情が忘れられません。 複雑な思いを見事に表現していました。 今目の前にその弟がいる! 彼女は死んだと思っていた弟に会えたのです。 その奇跡のような状況で、彼女は母に会ったのでした。 さてこれから3人はどうなっていくのでしょうか? 49話前半あらすじ 49話後半 あらすじ

ヒュマーシャーから見た「新オスマン帝国 キョセム」第2回 (48話)

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 デルヴィーシュと母后によって毒を盛られたズルフィカール。 だが彼には天使が付いていた。 ちょうど彼が食事に盛られた毒の入った飲み物を飲んだ直後、ある女性が訪ねてきた。 彼女は母のいる乙女の塔まで同行してくれないかと頼みに来た。 話の途中ズルフィカールは花から血を流し始め、息ができなくなり倒れてしまった。 彼女は驚いたが、的確に行動した。まずは医者を呼ぶようにアーたちに命じたが、同時に暖炉のそばに行き、中から炭を取り出し砕き始めた、そしてそれを水に混ぜ、彼に飲ませようとした。ところが誰もまだやってこず、ロートもなかった。そこでとっさに机の上にあった紙を丸めてロート型にし、彼のク日突っ込んだ。そして炭のとかした水を何度も流し込んだ。 彼女の美しい手は炭の水に染まり、深紅のドレスもよ下れてしまった。 だが彼女はそんなことは一切気にしていない。 ただ目の前の毒を盛られた男を助けるために全力を尽くすのみだった。 しばらくしてみんながやってきたが、彼は横たわったままだった。 毒を吐き出してくれたら彼は助かっただろうに・・・ 彼女は「手を尽したわ・・・」といいながら彼を見ると、彼は吐き始めた。 助かったのだ! かなり重症だったが、何とか死ぬのは免れた。 又もは彼女は人を救ったのだ。 昨日はキョセムを救い、今日はズルフィカールだ。 そう、機転の利く勇敢で、真の優しさを持つこの女性こそ、我らがヒュマーシャーだ。 明日はどんな活躍を見せてくれるのだろうか。 ヒュマーシャーの言葉 48話全文

ヒュマーシャーから見た「新オスマン帝国 キョセム」第一回 (46話と47話)

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これから ヒュマーシャーにスポットを当てて、ドラマを紹介していこうと思います。 46話で登場したヒュマーシャーですが、登場の様子から荘厳すぎる感じがしましたね。 馬車から降りるところに水たまりがあり、それを感知したヒュマーシャーは一瞬とどまったのですが、その時すかさあずビュルビュルが、宦官の羽織を取り、地面に敷きました。 さすが、ヒュマーシャーのことがビュルビュルはよくわかるみたいです。 彼女はその後みんなに迎えられますがキョセムはたわいのない理由で断りました。 後にキョセムがグリーンの衣装のよくにあうヒュマーシャーに会いに行ったとき、キョセムの不遜な態度を快く思わなかったようです。 その後皇帝や皇帝の母ハリメ妃にも会いますが、彼女は誰からも一目置かれている感じでした。 小姓頭のズルフィカールとの出会いもとても素敵でした。 あれではどんな男性でも恋に落ちるでしょうね。 特に ズルフィカールのような豪堅実直な男の人ならなおさらでしょう。 ズルフィカールはあのハンカチを持ち続けることでしょう。 そして最後のほうでは、皇帝に許しをこい、母に会いに行きそこで涙の再会を果たします。 彼女の一つ一つの表情が本当に素晴らしい! 47話では、 乙女の塔を訪れた彼女は、エジプトに嫁いでいら初めての再会となるのでした。 彼女は母に遠くに行かされたことを恨んでいたが、憎んではいないと告げます。 母の罪の話になると、罪として受け入れるべきと頃はしっかり受け入れ、そのうえで母には希望を捨てないようにと励まします。 彼女は良いことは良い悪いことは悪いと率直に自分の意見を言える女性です。そして人間としての情も深く持ち合わせているのです。 素敵だと思います。多くの人は感情におぼれて正しく判断できないでしょう。 このドラマに出てくる女性たちのほとんどは人を善悪よりも自分の味方か敵かで考え、悪いとわかっていても自分に益があれば、益あることが正しいと考え行動しています。 キョセムも今はヒュマーシャーと同じように考え行動していますが、皇帝が死んでからは、必要悪といっていろんな人を傷つけました。 今回ヒュマーシャーはキョセムの敵役サフィエの仲間という形で登場していますが、皇帝を守ろうとする点では、母サフィエよりもキョセムに近い立ち位置にいます。 又今回はキョセムが母后に殴られ失神したところに偶然入ってきて、

キョセムとイダイルの違い

キョセムは皆さんご存じでしょうか? 歴史上の人物で新オスマン帝国外伝の主人公です。そしてイダイルは韓国ドラマ「私にだけ見える探偵」の主人公の探偵さんです。 キョセムの話 キョセムは夫アフメト皇帝が天然痘で死にかけた時占い師)呪術師を訪問しました。 そして何があっても助けたいとその旨を伝えると呪術師はる方法を教えてくれるのですが、でもその方法を使うと「あなたは愛する人たちの死を何度もことになる」と念を押されます。 若きキョセムは純粋で心からアフメト皇帝を愛していましたので、そのデメリットも承知で呪術師から聞いた方法でアフメト皇帝の命を救います。(呪術によってアフメト皇帝が助かったとは思いませんが・・・) キョセムはこの呪術師の言葉の意味の重要さをそのつらさをその時全く分かっていなかったんだと思います。 そんなこんなでキョセムによって皇帝は助けられたみたいにドラマではなっていましたが、その後キョセムは息子や娘そして忠臣たちを次々と亡くします。 ドラマではキョセムは最後には自らの手で愛する人たちを手にかけようとまでするのです。 これを呪術師が意図していたとは思いませんが、ともかくキョセムは愛する人々の死を防ぐこともしなくなるのです。シーズン2の最後の方では愛する人々を亡き者にしようとまでしてくらいですから・・・ ではイダイルはどうだったでしょうか? イダイルという人物は元軍人で、部下の死に関して真実を明らかにしようとしたために軍人をやめさせられ、探偵にスカウトされた人です。 彼はある事件で悪霊が憑依した敵と戦うことになりました。 その悪霊はイダイルの周りにいる彼が愛する人々を次々と奪おうとします。 悪霊を消滅させる方法としては彼の愛する人が死ぬという方法もありましたが、イダイルは違う道を選びました。 愛する人を守るために悪霊とともに自らが消滅する道を進んだのです。 結果悪霊は消え、残された人々はその悪霊から解放されます。 皆さんもうわかりわかりましたよね。 キョセムとイダイルの違いを・・・ キョセムとイダイルの違い そうなのです。イダイルは愛する人のために自らを犠牲にするという考えを貫きました。 一方キョセムは愛する人を自ら手にかけようとする考えに支配されました。 ここがこの二人の 最も違う点 です。 イダイルの場合愛する人々が何よりも優先され、キョセムの場合キョセムの権

新・オスマン帝国外伝~影の女帝~キョセム~登場人物 サフィエ前母后

 登場人物 サフィエ 1550年生まれのサフィエ妃は貴族の娘で海賊に捕らわれ奴隷としてイスタンブールに連れてこられた。本名はソフィア。 ドラマの最初にエリザベスからいただいた猫をとてもかわいがっている様子が描かれていたが、彼女はエリザベス1世と親交を持っていた。彼女だけでなく母国ヴェネチアのスパイとして活躍していたとも気われている。 スレイマン皇帝の息子セリム2世の息子のムラト3世に寵愛されて、 ヒュッレム妃、ヌールバーヌー妃に続き権力を握っていた。 サフィエ妃が孫のアフメト皇帝に絵を見せその絵に恋したアフメト皇帝のために、キョセムをとらえてイスタンブールに連れてこさせた。 ドラマでははじめアフメト皇帝の母ハンダン母后と対立していたので、このキョセム拉致事件もアフメト皇帝の心をとらえ自分の思うようにさせようとした試みでもあった。 かわいそうにキョセムはそのために遠い遠い国へ連れてこられてしまったのだ。 サフィエ妃は最初キョセムを手名付けようとしたが彼女が従順に従わなかったため 彼女の父や妹(ヤーセミン)まで使ってキョセムを抑えようとした。 だがキョセムは強かった。 サフィエ妃には決して屈しなかったため、彼女はムスタファの母であるハリメ妃をも利用した。 アフメト皇帝を亡き者に資ムスタファを皇位に着けようとしたのだった。 そのことがばれて、サフィエは 乙女の塔に幽閉されることに・・・ その時キョセムの友のイスケンデルが優しくしてくれたのだが、その時イスケンデルとサフィエ妃はは自分たちが親子だとは知らなかった。 のちにサフィエはビュルビュルを通じて真実を知り喜んだ。 そして新たな野望が生まれたのだった。 彼を皇帝に! と考えたのだ。 そして新たな策略を練り始めた。ところが イスケンデルが乗る気ではない。彼はキョセムを初めて会った時から好きになっていたのだった。 そのためにキョセムに危害を加えることができなかったのだ。 そのイスケンデルを説得しサフィエは頑張ったが、キョセムに見抜かれイスケンデルは死んだ。 希望を失ったサフィエは最後にキョセムを訪ね二人気にになるとコーヒーを飲んだ。 そのコーヒーには毒が・・・ 彼女は自ら命を絶った。 彼女の人生もやはり権力の犠牲になったのだと思う。

新・オスマン帝国外伝 ~影の女帝キョセム~  登場人物 『キョセム』

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ドラマのキョセムのあらまし キョセムを演じたのは3人の女優さんだ。 日本でもベレンサートさんはドラマ『アティエ』で知られている。 キョセムはどんな時代にいきたのだろう? 1600年代のオスマン帝国はヒュッレムからはじまった 女たちの帝国への支配 の力が強くなっていった時代だ。 その中で最も長期にわたり帝国に強い影響力を持った人物がキョセムだった。 半ばさらわれるように帝都に連れてこられたキョセム(当時はアナスタシア)は最ハレムになじめず逃げ出そうとばかりしていた。 さらにハンダン母后やサフィエ前母后にもにらまれ、つらい状況の中で過ごしていた。 彼女の転機は子供たちを授かったことで訪れた。 彼女は生涯を子供たちのために費やし、子供たちを守るために戦おうとした。 そん夫のアフメト皇帝がなくなった。悲しむ間もなくキョセムはこれからのことを考えなければならなかった。 彼女は誰も死なせたくなかった。そのために皇帝の弟たちを殺すというルールを書き換えたのだ。 そのためアフメト皇帝の弟ムスタファが皇帝につくことに・・・ それを根に持ったのが腹違いの息子オスマンだった。 このころからオスマンとキョセムには溝ができ始め、長男のメフメト殺害に至ってキョセムはオスマンと決裂した。 そのすきを狙ってハリメ妃が息子ムスタファを再度皇帝につかせた。 キョセムは左遷された。 それからがハリメ妃との戦いが始まった。 それに打ち勝ちムラトを皇帝につかせた。 だがムラト皇帝が成長するにつれて、母キョセムを目障りと感じるようになる。 カシムを皇帝にと推したために、カシムは死亡し、イブラヒムも精神を病んでしまう。 キョセムは完全に政治から手を引くことになった。(ように見えた) ムラト皇帝死後イブラヒム皇帝を擁立するが、彼ジンジホジャの言いなりになって帝国は傾く。 孫を皇帝にし、国を立て直そうとしたが、トルハン妃の裏切りでまたもや左遷される。 数年後 そのトルハン妃がイブラヒム皇帝の横暴さを伝え、皇帝を変えてほしいと頼みに来る。 そこで一度復帰を図ろうとするが、 オスマン帝国史でもその名をとどろかせたキョプルル・メフメト・パシャとメフメト4世の母に負け、非業の最後を遂げる。 3人の女優さんたちの演技 初期のころをアナスタシアさんが、中期をベレン・サートさんが演じている。 アナスタシアさんはたどたどしいトルコ

ベレン・サートさんが新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~シーズン2に出演しなかった理由

3人のキョセム   新オスマン帝国外伝は影に女帝と形容されるほど長い間、オスマン帝国を支配した女性の物語です。 このドラマではキョセムを 3 人の女優が熱演しました。 一代目は外国生まれのアナスタシアを演じたルーマニア生まれのアナスタシア・ツィリビウさん。 2代目はアティエというドラマで日本でもおなじみのベレンサートさん。 3代目は中高年期のキョセムを演じたヌルギュル イェシルチャイ( Nurgül Yeşilçay )。彼女は幅広い役を演じられる名優です。 どのドラマでもそうですが主役の選択はとても大変で、重要です。 1代目のアナスタシア・ツィリビウさんはもう少し後の話まで出演する予定でしたが、視聴率が低調のため早めに2代目ベレン・サートさんに変更になりました。 2代目はベレンサートさんが選ばれたのですが、ほかにも多くの立候補者が上がっていました。その中には今オスマン帝国外伝シーズン3でフィルーゼ役を演じているジャンス・デレさんや世界的に有名なハザル・カヤさんの名もあったのです。 (個人的にはジャンス・デレさんのキョセムも見てみたかったのです。もう少し悪のあるキョセムを演じてくれたんじゃないかなあと思います。というのは2代目と3代目でかなりキャラのギャップがあるような気がするからです。 一方で中高年期もベレンさんも観たかったですね。子供が命みたいに生きてきた人が帝国が一番目になる瞬間を、帝国のためには子供も犠牲にする辛辣な生き方をベレンさんに演じてもらいたかったです。ギャップをどう表現したのでしょうね。) ベレンさんがシーズン2に出演しなかった理由 でもベレンさんはシーズン2には出演しませんでした。 その理由はムラト皇帝を演じたメティン・アクデュルゲル Metin Akdülger さんと以前共演した「ファトゥマギュルの罪な何なの?」というドラマに原因がありました。 二人はそのドラマでは夫婦役を演じました。でもキョセムでは親子の役になってしまうということで交代を余儀なくされたようです。 そしてもう一つの理由は視聴率です。多くの国で放送され、世界の人々に愛されているドラマですが、ベレンさんに代わってから少し視聴率は上がったものの、前作オスマン帝国外伝ほどには伸びませんでした。 そのためにシーズン2では思い切って多くのキ

キョセムと戦った人々は誰? (新・オスマン帝国外伝影の女帝キョセム)

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 8月チャンネル銀河でオスマン帝国外伝の続編 新・オスマン帝国外伝影の女帝キョセムが始まります。 キョセムはスレイマン皇帝とヒュッレム妃の孫のムラト皇帝の孫嫁に当たります。オスマン帝国外伝のシーズン4の最後の方にサフィエが少しだけ出てきますね。 サフィエはドラマではミフリマーフ皇女の紹介でムラト皇子の嫁になったのですが、のちにムラト皇子が皇帝につくとハレムで力を持ちはじめます。 子供のメフメトが皇位ににつく頃には母后として権力は安定していました。 孫のアフメトがん皇帝の時代にも強い影響力がありました。 でもアフメト皇帝が就任するとアフメトの母であるハンダン母后との勢力争いが激化しました。 ハンダン母后は短期間母后を務めたので、二人の戦いはあっけなくつきます。 その後サフィエは前母后とアフメトのおきにいりのキョセムとが対立する形になりました。 とはいえはじめにキョセムを連れてこさせたのはサフィエだったんです。その時はまさかキョセムはサフィエの強敵とは思いもよらなかったでしょう。 結局長く続いた二人の争いはキョセムが勝利した形で終わります。 ですが、アフメト皇帝の死後皇位継承問題で帝国はさらに混乱し、対外的には弱体化しました。 キョセムの義理の息子オスマン皇帝は殺されるし、アフメトの弟のムスタファは気がふれていました。 そんな中で難局を何度も乗り越えキョセムは自分の血のつながった息子ムラトを皇位につけたのでした。 ここまでがシーズン1です。 このころまでのキョセムは帝国と子供のために頑張っていたように見えます。 いろいろあったけれど、結局自分の子が皇帝になって帝国内は安定したかのように見えました。 ですがシーズン2では成長した息子ムラトとの政策の違いが浮き彫りになります。 子おたるごとに二人の意見は食い違いを見せました。 それでもキョセムは我が子を支えて帝国の安定に努めようとしますが、ムラト皇帝が腹違いの弟のバヤジトの命を奪い、さらに実の息子カシムが幽閉されたため、完全に敵対するようになっていきます。 幽閉を解かれたカシムですが、弟のイブラヒムとともにいつ死ぬかもわからない恐怖にさいなまれながら暮らしていました。 結局キョセムはカシムを皇帝につけようとして失敗し、カシムの命も奪われます。 そのことで少し気がおかしくなったイブラヒム・・・ でもムラト皇帝が病死し、イ

新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~のおもなキャスト

 キャスト 【 アナスタシア・ツィリビウ  (アナスタシア)】 アナスタシア アフメト1世の妻 皇帝妃そして オスマン、ムラト、イブラヒムの3人の皇子の母后としてメフメト4世の母トゥルハン妃に敗れるまでオスマン帝国を支えてきた人物。アフメト皇帝が彼女の肖像画を見てどうしても会いたいと願ったため祖母のサフィエ彼女を無理やり連れてきた。 アナスタシア ・ツィリビウ  1997年11月12日生まれのギリシャの女優。なんと役名と本名が同じ!彼女は子役・モデルとして5歳でこの仕事に入る。ギリシャ語、ルーマニア語、英語、トルコ語の多言語を話すことができる。 【ベレン・サート(キョセム)】 キョセム  アナスタシアがムスリムになってキョセムになった。アナスタシアとキョセムは同一人物。 アフメト皇帝を支え、彼をここから愛した。だが彼の死後息子たちを守ろうと必死に戦い 、次第に道を間違えたのか、オスマン帝国(=権力)のためにその子供たちも犠牲にする羽目になった。かなり悲しい人生。 ベレン・サート さんは アティエ というドラマでも大活躍中。(ネットフリックスで観れます) 【エキン・コチ(アフメト皇帝)】  アフメト皇帝 は正義感に強く優しい面もあったが、病気で早世した。短い在位期間にトルコでも最も大きいスルタンアフメトモスクを建設した。キョセムとは大の仲良し。オスマン帝国のルールであった兄弟殺しを実行しなかった。  エキン コチ さんは6月21日で29歳になったばかり。現在は去年から始まったドラマ「目覚め~偉大なセルジューク帝国~」でマリクシャーの息子役を熱演している。 この投稿をInstagramで見る Ekin Koç(@ekocofficial)がシェアした投稿  インスタ 【ヒュリヤ・アヴシャル(サフィエ元母后)】   サフィエ アフメト皇帝の祖母。スレイマン大帝義理の孫。セリム2世の子ムラト3世の妻。息子の妻ハンダン妃と対立。最初はアナスタシアを使って天下を取ろうとしたが、後にアナスタシアと対立。 【テュリン・オゼン(ハンダン母后)】 ハンダン母后 アフメト皇帝の母。サフィエ元母后とハリメ(側室)妃と戦いにデルヴィーシュと共に戦うがデルヴィーシュとの愛を貫こうとして自殺。  テュリン・オゼン   1979年12月24日ハタイの

新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~ シーズン2 最終話E60 グリーンの指輪の行方 

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1648年  イブラヒム前皇帝は元叔父ムスタファが幽閉された場所に入れられた。そしてメフメトが皇帝についた。キョセムは摂政として政治を取り仕切った。権力はすべて彼女の手の中にあった。 だが民衆たちはイブラヒムを幽閉したことに異議を唱え、パシャたちの間でも反対意見が多かった。 そこで反乱を懸念したメフメト皇帝の母 トゥルハン妃 との一派が 、イブラヒム前皇帝を生かしておくのは危ないと考えた。 イスラム長老からファトワを得、キョセムに処刑するようにせまった。 キョセムは悩んだ挙句、ついにOKした。 こうしてキョセムの息子たちはみなあの世へ去った。 これによってキョセムはアティケも失った。彼女はムラトの娘カヤと共に宮殿を英会陰五去った。  トゥルハン妃はすべての イブラヒムの妃をエスキサライへ左遷 した。 こうして3年が過ぎた。 1651年のことだ。 トゥルハン妃がついに行動に出た。キョセムの摂政の座を解任し、代わりにトゥルハン母をその座につけることを息子のメフメト皇帝に命じるために、会議を開いた。 だが直前にキョセムがそのことを知り、この目論見は失敗に終わった。 この後キョセムは攻勢に出た。もしこのまま放置しておけば、死が彼女を待っているとわかったからだ。 そこで考えた。メフメト皇帝の代わりに スレイマン皇子 を皇帝にと・・・ ケマンケシュの意外な行動 ケマンケシュ は何の罪もないメフメト皇帝を死なせることはできないと異を唱え、キョセムの元を去った。  あのケマンケシュが! 何があってもキョセムから離れないと思っていた唯一の男ケマンケシュが去ったのだ! キョセムからどんどん大事な人が去っていく。 それでもキョセムは実行に移した。 その方法は非情だった。ミルクの中に毒を混ぜ孫のメフメト皇帝を毒殺しようとしたのだ。 これが発覚し、宮殿は全面戦争に突入した。 キョセム対トゥルハン 二組争いはついに表面化し、命を懸けた戦いが始まったのだった。 キョセムは次に武力で宮殿を制圧し、皇帝を入れ替えようと計画した。 ところキョセムの忠臣の中に スパイ が潜んでい。 スパイによって、事前にその計画はトゥルハンにばれた。 トゥルハンは万事を整え、先にキョセムを攻撃した。まずはハジュアー そしてデリムスタファ、そしてケマンケシュ。 ケマンケシュは一度はキョセムの元を離れた者の

新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~ シーズン2 E59  イブラヒム皇帝が幽閉される

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1648年 ケマンケシュ事件から4年がった。今は1648年だ。相変わらずキョセムは左遷させられたままだった。 そこへイブラヒム皇帝の結婚の話が入ってくる。キョセムを陥れたトゥルハン妃が伝えに来たのだ。オルハンの母 ヒューマシャー と 正式な結婚 をするということだった。

新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~ シーズン2 E58  大宰相ケマンケシュの最期

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 大宰相ケマンケシュ キョセムは孫オスマンのことでイブラヒム皇帝の怒りをかい、エジプトに左遷させられることになった。勿論キョセムが行くはずもない。彼女は絶対行かないというが、今回ばかりは皇帝は後に引かなかった。彼は今ジンジ ホジャのいいなりだった。 このためジンジとケマンケシュの争いも激化した。 ついにキョセムはジンジを排除しようと画策した。だがそれが裏目に出てケマンケシュが捕まった。  皇帝は彼が謀反を企てたと思ったのだ。彼はキョセムの考えだったことを一切言わなかった。そのため死の宣告をされた。 でもなぜキョセムの画策が相手に伝わったのだろうか? 犯人はトゥルハン妃 だった。彼女がすべておぜん立てした。彼女はキョセムの右腕ケマンケシュを葬りたかった。 そして今回絶好のチャンスが訪れたのだった。  キョセムは犯人を孫メフメト皇子の服に付着していた朱印から理解した。 そこで彼女を今度は罠にかけてた。ところがケマンケシュはまた捕まってしまった。 どうやらキョセムの対応が裏目に出たらしい。 こうしてケマンケシュはキョセムの目の前で処刑された。 その時のキョセムの表情は意味不明だった。何を考えているのかわからない。 いつもならもっと悲しい顔をするはずなのに・・・ 人はあんまりにも悲しいと無表情になるが、そうだったのだろうか。 キョセムはその後左遷され宮殿を去った。    左遷後のキョセム しばらくしてキョセムが庭を散歩していた。するとそこにマントをかぶった男が現れた。 最初アフメト皇帝の亡霊かなと思ったのだが、 彼はアフメトではなかった。 ケマンケシュだった。ケマンケシュの亡霊をキョセムは見ているようだ。 そう思ったのは間違いで、なんとケマンケシュは実物だった。 彼は死んではいなかったのだ! キョセムはトゥルハンを使って、ケマンケシュの居場所を皇帝に伝えるように仕向けた。そして案の定、ケマンケシュは捕まった。 でもいつどこでケマンケシュケシュが入れ替わったのだろうか。 それは最後の最期で兵士の一人とケマンケシュが入れ替わったのだ。 

新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~ シーズン2 E57 イブラヒム皇帝1640年(即位)から1644年まで

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ムラト皇帝が亡くなった。次期皇帝イブラヒムにそのことを伝えに行ったケマンケシュだが、イブラヒムは信じなかった。怖がっていた。ムラト皇帝の遺体を見て初めて納得するほど彼は怖かったのだ。 彼は皇帝になりたいとも思っていなかった。でも、このまま恐怖から逃れられるのであれば何でもしようとしていた。その日とtの選択肢に皇帝の座があったのだ。 彼がなぜ皇帝につきたくないかは誰もがわかっていた。小さいときから何人もの兄をなくしてきた。 何度も幽閉された。そして何度も死の恐怖を味わった。だから彼には死の影がいつも見えたのだ。 でも彼はキョセムの子供たちの中では普通の感覚を持った子供だったのかもしれない。 争いを嫌い、人を陥れることは考えることもできない。平和で自由な生活を望んだだけだった。だが彼の生まれがそれをゆるさなかった。いつも不安と恐怖の中で彼は生きてきた。 ついにそのイブラヒムが皇帝になる日が来た。1640年のことだった。 みんなの前で決して残虐な皇帝にはならないと彼は誓った。それほど彼の周りでは残虐な非日常的なことが日常としておこっていたのだ。 彼は最初慈善事業に精を出そうとしたが、実権はキョセムにあったために、 次第に政務からは離れていた。 ところが1644年、皇子時代に授かった子オスマンがエジプトに行かされる途中、海賊に襲われさらわれたことをきっかけに、母キョセムと決別することに・・・ 彼はジンジ・ハジという医者をアナトリア・カザアスケルに任命し、ケマンケシュと距離を置くようになった。 キョセムとケマンケシュとの関係をジンジ・ハジが入れ知恵し、 ケマンケシュの立場は危うくなっていった。

新・オスマン帝国外伝~影の女キョセム~ シーズン2 E56ムラト皇帝の死

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ムラト皇帝には時間がなかった。 後継ぎのいないムラト皇帝! 彼は自分を最後のオスマン家の血を引く皇帝としようとした。彼はオスマン帝国の宮廷は腐敗しており、権力を望むのみのキョセムが統治することはよくないと考えた。 そこで彼はある決心をした。普通では考えられないことだが、これが彼にとって、オスマン帝国の良い未来を創ると思ったのだ。 すぐに行動を開始した。 まずは叔父のムスタファに会いに行き、自由にして船に乗せてあげるといった。 伯父はよろこんでついていった。 船に乗り、舵をきった時の叔父の顔は忘れられない。本当にうれしそうな素敵な表情だった。船はこうして沖へ・・・ だが次の瞬間背後からなわが彼の首に巻かれた。 そして・・・ 次は皇子だ。 唯一残った心は優しいがいつも恐怖におびえているイブラヒムだった。彼の元にはデリフセインが言った。ところが異変に気が付いたアティケが弟を多雨s家ようとする。とはいえ部屋の前には門番がいて外には出られない。  途方に暮れていると一緒にいた女奴隷が「方法があります  というのだった。 危機一髪3人は逃げた。皇子が去った後デリムスタファは到着した。  部屋を見て回るが皇子はいなかった。 だがさすがデリ。 床の下にあった隠し通路を発見した。 イブラヒムは急いで怖がりながらも逃げた。そしてようやく外に出られた。 そこにはデリフセインが、待っていた。 彼は抜け道がどこにつながっているのかを調べたようだ。 デリは命じた。だがアティケが抵抗した。 とはいっても女の力ではどうにも守れるものではなった。 その後デリは皇帝に処刑したことを報告した。 キョセムも罠にかけられ自分のワクフに出かけた。 そこに現れたのはシナンパシャとペルシア出身のユスフだった。  彼らはキョセムを処刑するように命じられていたのだった。 キョセムとハジュアーが絞殺されようとした途端、ケマンケシュとハリルパシャが突然現れてキョセムの危機を救った。 その4人はイブラヒムの身が危ないことを知って、宮殿に乗り込んだ。 すでに時遅し、  皇帝の最期 皇帝が「イブラヒムはもうあの世にいる」というと、キョセムは倒れた。そしてケマンケシュとハリルは捕まった。 次の日二人の処刑が行われようとしていた。キョセムはイェニチェリを使いこの処刑を阻止しようと考えた。 ケマンケシュの命だけが助かった。キョセ

新・オスマン帝国外伝キョセム シーズン2 E55 ムラト皇帝無事帰還する。

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 バグダッドに近づいたオスマン軍は、ゲンチオスマンの知恵によって、問題を解決した。そしてペルシャ軍オスマン軍は対峙した。 厳しい戦いのように見えた。続オスマン帝国外伝ではじめて 本格的な戦争シーン を見たが、よく撮れている。 ムラト皇帝は先頭きって敵陣に突っ込んだ。戦いにおいて彼は大変勇敢だった。時が時ならば、もっと大きな勝利を数々得続けたかもしれないが、帝都内の問題が山済みしている中で、彼が戦いで力を発揮できるのはこれで最後になった。 多くの兵が亡くなったが、オスマン軍は勝利し、大宰相に任じられた ケマンケシュ は残務整理のために残った。 皇帝は負傷もしたため病状が悪化したが、何とか帝都に戻ることができた。だがその後もキョセムとは和解できず、彼はなんと クリミアの王子を皇帝につかせよう と考えた。 何としてもキョセムにはオスマン帝国を統治させたくなかったのだ。キョセムは彼の態度を見て、彼と和解することをあきらめた。  こうしてムラト皇帝は死ぬ最期の時まで戦い続けることになる。 アティケとキョセムとの仲も悪くなる一方だった。彼女は

新・オスマン帝国外伝キョセム シーズン2 E54 バグダッド遠征、

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 イブラヒムたすかる  ムラト皇帝がイブラヒムに処刑をしようとしたとき、地震が起こった。その時皆がパニックになり、皇帝はこれは神の保護だと思い、処刑を取りやめた。 カシムの葬儀の後、イブラヒムはまた幽閉された。そしてキョセムは地下の牢に閉じ込められた。 子供に牢に入れられたショックで何も食べられない状況が続き、ケマンケシュやハジュアーが励ましても彼女の耳には届かなかった。 こうしてあの強いキョセムも衰弱していった。 イブラヒムと言えば兄カシムの幻や影である処刑人たちの存在におびえていた。  皇帝はアティケも事件について知っていたとしり、悲しんだ。彼の周りには、彼を支持し信頼できる身内は一人もいなくなったからだ。 反対にペルシャ出身のユスフが皇帝を支えていた。 ケマンケシュは事件に加担したが、親友デリムスタファの計らいでとがめられることはなかった。 再び遠征へ 皇帝は体調が悪いながらも遠征に出かけることにした。バグダッドへだった。以前にも何度もバグダッドをめぐってはトルコとペルシャの間で争いが繰り広げられてきた。 今回ムラト皇帝はイブラヒムを遠征に参加させることにした。 キョセム遠征の間イブラヒムが殺されるのではないかと心配し、シナンパシャの意見に従い、肯定を毒殺することを決めた。 だがその事実を記した手紙を シナンパシャは自分が逃亡した後皇帝の元へ届くようにと手配してあった。 そしておそろしいことが起こった。皇帝がその手紙を受け取ったのだ。 キョセムが自分を毒殺しようと知った皇帝は・・・  感想 ますますえらいことになるキョセム!ここまでするか・・・何をしたいのか・・・イブラヒムを救うためにムラトを亡き者にするのはどうも筋が通ていないような・・・ 今まで子供を守るためと言いながらここまで数々の残忍な行為も肯定してきたキョセム。今ここではじめて岐路に立った。彼女にはもう子供を救うという名目はないのだ。今あるのは自分にとってどちらが有利な子供かということだけだった。これもキョセムはオスマン帝国の将来を思ってという風に言うけれど、 子供を毒殺しようとすることはどんな理由があれ間違っている。 次へ

新・オスマン帝国外伝 ~影の女帝キョセム~ シーズン2 E53 ムラト皇帝を幽閉しようとするキョセム

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ムラトも天然痘がうつった。二人の息子(ファルヤ王女の息子たち)はギュルバハル人さらわれ手たとき、天然病にかかって、亡くなったばかりだった。助けに行ったムラトにも映ったようだそして彼は重病になった。天然痘になった者が治ることはこの当時なかった。 みんなが希望を捨てた。一人だけムラト皇帝の回復を強く信じていたものがいた。それは元ペルシャの人で、戦争に負けた後ムラト皇帝に忠誠を誓った優秀な武人だった。 困ったときに真の友はわかるというが、まさにこのユスフはムラト皇帝にとっては刀持ちの亡き後真の友となった。

新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~ シーズン2 エピソード52 ムラト皇子の息子たちがさらわれる

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皇子たちを幽閉されたキョセムは ついに強硬手段出た。 まずはギュルバハルをさらい、ファルヤ王女を自殺に見せかけ、刀持ちは殴り倒した。 双子がぎゃぎゃあなく中、ファルヤ王女の死が発見された。アティケもガラタ塔で夫刀持ちを発見!彼はケマンケシュに殴られて死んだ。 ムラト皇帝はこの悲しい事件を知ると、犯人は母親キョセムだと思った。 キョセムに問い詰めるが、彼女はしらを切った。そして犯人はバヤジトに恨みを抱く ギュルバハルだと主張したのだ。 (そうか そのために彼女を牢から逃がしたのだな。) ギュルバハルはキョセムに会いに来させられた後、森の中へ向かった。多分そこで命を取られるのだろう。だがそうは問屋が卸さない!シナンパシャが彼女を助けたのだった。 そしてシナンパシャは説得する。二人で幸せになろうと。 ギュルバハルも最後にはイェスと答えた。 これで彼女の復讐は終わるのかと思ったのは先走りしすぎたかもしれない。 それから二年後、 重大な事件が起きた。 2才になったセリムとスレイマンがさらわれたのだ。犯人はギュルバハルだった。彼女は復讐をあきらめていなかったのだ。 シナンパシャと平安な余生が過ごせたのに、やはり故バヤジトへの思いは強かったようだ。  こうしてキョセムにはまた危機が・・・ ギュルバハルの要求は非情に辛いものだった。 ムラトに子供か弟かを選択させたのだ。 もし弟たちを処刑しなければ 、子供たちに命はない! 皇子たちはあの事件から2年間ずっと幽閉されたままだった。 ムラト皇帝はついに決心し子供たちを必死で探したが、見つけることはできなかった。 ギュルバハルを連れてきて、弟たちが横たわっているん姿を見せた。ギュルバハルは約束通り、子供たちを返してくれたが、ムラト皇帝はすぐそのあと彼女を絞殺した。 彼女はキョセムに復讐できたと思い、満足しながらバヤジトの元へ去った。 この光景を見ていたものがいた。シナンパシャだった。ヵレは助けようとしたが、ギュルバハルは手でそれを制止する合図を出した。一瞬躊躇している間に彼女は逝ってしまった。 そのあとシナンパシャは何食わぬ顔で皇帝の前に現れた。 そして目の前にあるナイフで刺そうとしたところ、大変な知らせが飛び込んできた。子供たちが天然痘にかかってしまったのだ。 あわてる皇帝、シナンパシャは機を逃してしまった。 子供たちは助かるのか?

  新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~ シーズン2 E51 ムラト皇帝の弟たちへの疑念

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レヴァンを征服したスルタン・ムラトは首都に戻る。人々は大きな熱意と喜びでスルタンを歓迎しした。彼は過去の皇帝と同じような偉大な勝利を手に入れたのだった。ギュルバハル妃はバヤジトの処刑によって大打撃をうけた。息子の遺体を目にしたギュルバハルは、キョセムと対峙するが・・・
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