ニギャールからヒュッレムへのアドバイス ヒュッレムの軌跡13 オスマン帝国外伝シーズン1
迷い込んできたハトになぜか自分の身の上を重ねるヒュッレム。彼女はハレムで生き残るためにあることを考えていた。 「 悩みは決して誰にも言わないわ 悩みをわけあわないわ 私の悩みを井戸のそこにうめるわ 悩みを海へ捨てるわ。波がそれを持ち去るから。 心を痛めるすべてのことに大笑いして答えるわ。 涙は自分の家族のためにだけ流すわ。 私はアレクサンドラよ! 奴隷少女からレディーにかわり、運命を戦うわ 私はヒュッレムスルタンになるわ!」 と決意を固めながら空を見上げた。 だが朝ご飯を食べに行くが誰もヒュッレムとは話さなかった。でも一人だけ彼女を呼んでくれたものがいた。同郷のまマリヤさった。 でも彼女が座ると同席していた別の女奴隷は立ち上がり去った。 何が起こったのだろうか? ヒュッレムをまりや以外みな無視しているようだ。 落ち込んでいる彼女に廊下を通ったマヒデブランにギュルシャーが厳しく礼をするように言いつけた。ヒュッレムは手を胸に当てお辞儀をした。だがそれは指輪を彼女に見せるためでもあった。ヒュッレムはいつもただではやられないようだ。おじぎをしながらでさえ相手をみじめな気持ちにさせるのだから。 授業が終わった後、ニギャールはヒュッレムに話しかけた。 「私の話を聞いてくださるの皇帝だけですわ。私の話を聞いてわらってくれるのも・・・あなた方は私と話そうともしないのですから」 というと 「もちろん話そうとしないわよ。あなたは彼女たちと良い県警を持とうとし内じゃないの。いつも喧嘩ばかり。これではだめよ、ヒュッレム。母后が宮殿から追い出すわ。あなたを誰か年老いた人と結婚させていかせるわ」とニギャールは答えた。 「助けてくれる?」と割かし素直に彼女はニギャールに頼んだ。 「私にはできないわ。スンビュルに頼むといいわ。彼はハレムのすべての秘密握っているのよ。彼のところへ行ってあやまるのよ。少し贈り物とわいろも忘れずにね」 とニギャールは答えた。 はあ、わかったというようにヒュッレムは微笑んだ。 さっそく行動開始だ! ヒュッレムのすごいところは決めたらすぐ行動を起こすところですよね。