オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 16話、17話 E 110後半
16話
キュタフヤではお目付け役のララがイスタンブルのフーリジハンからバヤジトに来た手紙を隠す。
さらにバヤジトが
セリムのことを父に伝えると決め書いた手紙をララは燃やした。すべてはバヤジトを思ってのことだったが、彼はフーリジハン地バヤジトの恋の邪魔をした形になった。
ムスタファとジハンギルがスレイマンに会いに来る。
スンビュルは布売りの女性を再び尋ねる。
二人がくつろいでいると戸を叩く音がする。
慌ててスンビュルは隠れた。
戸を叩いたのはヤヴズでジェヴヘルの仲間だった。
スンビュルが気になって尋ねるがジェヴヘルはうそをつく。
彼女の様子はどうも変だ。だがスンビュルは何も気づかない。
17話
ムスタファがミフリュニーサに会いに来る。
彼女はとても後悔していた。
もし彼女がアマスヤに長く滞在しなかったら、このような窮地にムスタファは陥らなかっただろうと思っているのだ。
確かにその通りだ!
でも誰もが危険だとわかっていながら、彼女を帰らせることは誰にも出来なかった。
ムスタファはいつも女性で大変な目に遭っているし、
父フズルが辞任したことも、アリ・アーの首が飛んだことも、ひとえに彼女のアマスヤ滞在が原因だ。
だがスレイマンが言うとおり、ムスタファはよく行動に注意しなければならない。
何があっても許可なくアマスヤ・サンジャクを出てはいけなかった。
リュステムはムスタファが誘拐された女性を助けた後、家まで送り届けるだろうことを重々承知していた。
ムスタファは決して行くべきではなかった。
そしてまた父の忠告を無視し、フズルの船を訪れ、ミフリュニーサに愛の告白をムスタファはしてしまう。
ムスタファは
「一緒にこい」とミフリュニーサに言うが彼女はムスタファの安全のために、当然ながら断る。
ファトマは無事2度目の結婚を終える。
だが結婚した翌朝夫・ムスタフパシャは亡くなった。
毒を盛ったのかしら?
と考えるヒュッレム。
そこへスンビュルが慌てて知らせに来る。
毒ではなかった。食べ過ぎで死んだとのことだ。
ファトマがたくさん食べさせたのだった。でも悲しむふりをするファトマ。
抱き合うスレイマンとファトマ。
スレイマンは妹にサライに滞在するようにと優しく慰めの言葉をかける。
マニサでは
ヌールバーヌーの拾ってきた犬が死んでいた。
ヌールバーヌーは悲しみ、誰かが毒を盛ったと言う。
セリムに不平を言うと彼女の部屋が用意されることになる。
ヒュッレムにそのマニサでから手紙が届く。
セリムの子が生まれることを知り喜ぶヒュッレム。
フーリジハンはキュタフヤへジハンギルを誘う。バヤジトに会いに行くためだ。
これはファトマのいれ知恵だった。
恋するフーリジハンはどこかハティジェに似ている。
情熱的で一途だ。
何があっても愛を通すタイプだ。
「バヤジトに会いに行きたい」とジハンギルは願い出るが、今は駄目だと母に断られる。
そこでジハンギルは直接スレイマンにかけあい旅の許可をもらう。
ジハンギルはじつは以前フーリジハンに貸したふずーりの愛の本の中で紙の端切れを見つけたのだった。
それはフーリジハンがバヤジトあてに描いた手紙の一部で、本に紛れ込んでしまった。
ジハンギルは勘違いする。
もちろんフーリジハンはジハンギルの気持ちなど目に入らない。
勘違いをしたまま2人はキュタフヤへ到着する。行きはよいよい帰りは恐いっていうあれ?ジハンギルは声から起こるつらい出来事をまだ知らないで楽しんで旅をしていた。
そうとも知らずフーリジハンとバヤジトはこうして再会する。フーリジハンは手紙を送ったが返事が来なかったとバヤズィットに言う。「わたしも送ったのだが」とバヤジトは答える。バヤジトはララを疑うが・・・ララは問い詰められ、手紙を出さなかったと話す。バヤジトは怒る。
一方イスタンブルではスレイマンにマトラークチュがよばれる。
マトラークチュと話すスレイマン。
彼はマトラークチュに皇子たちを見て回るように命じる。
「自分の思い入れはいれず、事実だけを伝えよ」と付け加える。
アマスヤではムスタファの部屋を女性が訪れる。
誰だろう?あれ?
ミフリュニーサだ。
ミフリュニーサは断ったはずだがなぜここにるのかだろう?
実はムスタファはフズルに手紙を出し、彼を説得し、フズルは娘がアマスヤに行くことを許した。
キュタフヤではジハンギルがフーリジハンを訪ねようと、バヤジトとフーリジハンの部屋に入るのを見てしまう。
ジハンギルはすべてを悟った。
フーリジハンは自分を兄に会うために使ったと言うことを・・・
彼のはかない恋はこうして残酷にも破れた。
ヴァレリア(ナーゼニン)のお産が始まった。そこにそれぞれの思いを胸にみんなが集まった。