オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 13話後半、14話 E 109前半

13話後半
スレイマンはイブラヒムの声を聞く。ムスタファが刀を抜き、大砲が炸裂する。
その砲弾の先にはスレイマンがいた。炎に包まれるスレイマン。スレイマンの様子はただならない。
彼は今ムスタファが襲って来ると言う妄想に取りつかれている。

ハレムではもう一人スルタンのようにふるまう女性が現れた。懐妊したスレイマン女奴隷だ。

フズル提督の娘ミフリュニーサはリュステムの部下に捕らえられた。
彼女を解放する条件をリュステムはミフリュニーサの父・フズル提督に伝える。
期限は明日の朝までだった。
苦渋の決定しなければならないフズル提督は、胸の痛みを抑えながらどうすることもできないでいる。

時が刻々と過ぎるばかりだ。
ムスタファ皇子への忠誠とミフリュニーサの命とを天秤にかけられないフズルは苦しみに苦しむ。

さてフズルの決断は?
ムスタファにもついに誘拐に情報が入る。
彼はアトマジャと助けに向かう。
果たしてミフリュニーサを救い出すことができるのだろうか。
絵も気を付けないといけない、これはリュステムの仕掛けた罠なのだから。

ヌールバーヌーは無断で市場にでかけたことを罪に問われる。
そして牢に入れられるが、「どうやってハレムを抜け出したか」と言う詰問に黙秘を続けた。彼の手伝いをしたカザンフェルを巻き込まないように守ったのだった。
14話
とうとう宮殿をリュステムが去る時が来た。

イスラーム長老とエブッスードはワクフについて見解が分かれている。
スレイマンはイスラム長老を呼び、彼を敵ではなく、味方としてみるようにときつく忠告する。

ところでジハンギルは本が好きだ。
フーリジハンにフズーリー(イラクに住む有名な詩人彼の主題は愛)の本を推薦する。

「愛する者たちがめぐり逢い、善が悪を駆逐したならこの世界はどんなに良いだろう」

といいながら彼女に本をわたそうとする。
読書家のジハンギルは本当にセンスの良い発想をする。

フーリジハンは彼の心を察してか
「ヴァイオンを弾きましょうか」と優しく尋ねる。

セリムは彼の部下に殺された男の妻に会う。
「一生面倒を見るので告訴は取り下げろ」と言うと
「もう取り下げました」と女性は答えた。
ヌールバーヌーが来て、人間として扱ってくれたし、すべてを免除してくれ、面倒をみると誠意を見せてくれたので取り下げたのだと言う。
セリムは
「私が彼女をあなたの元へ送ったのではないが、彼女とした約束はすべて履行する」と伝える。
こうしてセリムの問題は解決した。
14話
バヤジトとララじいはマニサに行きセリムの様子を調べ始めた。
実は許可なくサンジャクを移動することは禁じられている。
彼らはその禁を破った。

マニサではじめにうわさで耳にしたのは、今問題が解決したばかりの殺人事件だった。
最初殺された男の妻が告訴したが、途中で取り下げたのだと言う。
示談が成立したとのことだ。
なぜかと疑問に思ったバヤジトはカーディー(法官)のところを訪ね、話を聞こうとするがうまく聞きだせなかった。

ハレムにはジェヴヘルが布を売りに来た。
そこでスンビュルと再会することになる。
驚きと失望のあまりスンビュルはひどく動揺した。

その布売りにスンビュルは恋をしてしまったからだ。
恋する相手に自分が宦官だととわかってしまったのだからさあ大変!

彼のやりきれない気持ちは痛いほどわかる。
スンビュルは逃げるように立ち去る。
すると布売りは追いかけ、彼が「好きだ」と告白する。
スンビュルは「だめだ、オルマズ」と言って女性を振り切る。

アマスヤではムスタファ達が懸命に捜索し続ける。
フズルの娘ミフリュニーサをだ。

彼女はみんなの言うことを聞いてもっと早くフズルの元へ帰っていれば、このようなことにはならなかった。
彼女は父とそしてムスタファの運命も変えてしまった。

その彼女の父・フズル提督がスレイマンに会いに来る。
彼は娘のために
「体調が悪いので海軍提督を辞任したい」と願い出たのだった。

これがリュステムの望んだことでもあった。

ミフリュニーサは?
フズルは?
どうなってしまうのだろう。
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