それはオスマン帝国外伝から始まった...

 オスマン帝国外伝のスュンビュル役を熱演したセリムバイラクタルさんがついに結婚！ セリムさんはオスマン帝国外伝後にも数多くのドラマに出演し活躍を続けています。 最近ではデスタンというドラマで突厥の王アルパグハンを演じました。彼の演技はこのドラマでは主役をしのいでいたように思います。 剣さばきだけでなく劇場で鍛え上げられた声の出し方はドラマに厚みを出してくれました。 それだけでなく日本でもネットフリックスのドラマや映画にも登場しています。英語も堪能ですよね。 小さいときにイラクで育ったためにアラビア語も話せます。 現在乗りに乗ったセリムさんは４７歳です。この１０月に俳優のエメル　カラキョセさんとご結婚なさることになりました。 おめでとうございます。 ダンディーなセリムさんはとてもロマンチックな方です。 プロポーズはなんと片膝を地につけ　エメルさんを仰ぎ、彼が特別にデザインした指輪を差し出し、結婚祖申し込んだのです。 エメルさんのお答えは　もちろん「はい」でした。 お二人は来年の初夏ごろに、プロポーズしたギョジェク湾でご結婚式をあげる予定です。 末永くお幸せに！ この投稿をInstagramで見る Emel Karakose(@emel.karakose)がシェアした投稿

 セリム　バイラクタルさんはトルコの俳優です。彼は劇場で鍛えられた発声、多彩な趣味、筋トレで鍛えた鉄のような強い精神力を持つ名優です 1975年6月生まれのバイラクタル（バイラクターシュ）さんは現在４７歳ですが、鍛え上げられた体は２０代に見えます。苗字のバイラクタルは、手を旗にもつ旗手という意味ですが、トルコ産のドロ－ンとも同じ名前ですね。 彼はイラクの首都バグダードの北にあるキルクークで生まれました。 なぜならトルコ人のお父さんが石油関係の仕事で、キルクークに出張して働いていたからです。お母さんはキルクーク人で、小学校はイラクで過ごしました。 その後トルコへ戻り高校の時演劇と出会います。兵役後県立の劇場で演ずることになります。 テレビには２００６年に「橋」というドラマで初登場！しました。 オスマン帝国外伝　スンビュル役 そしていくつかのドラマ出演の後、私たちにもなじみのあるオスマン帝国外伝でスンビュル役を演じます。スンビュルは宦官で、はじめ主人公ヒュッレムと敵対していましたが、あることがきっかけでヒュッレムに生涯忠誠を誓い、宦官長にまで出世します。そして当時あり得ないだろうと思われる恋にも落ちました。セリムさんは多面にわたる状況で、様々な演技を披露してくれました。 オスマン帝国　皇帝たちの夜明け　チャンダルル　ハリル大宰相役 セリムさんは宦官だけではなくその後大宰相役も演じます。これは日本でもネットフリックスでまだ見ることができると思います。 彼はメフメット２世の最初の大宰相であったチャンダルル　ハリルという方を演じました。彼はメフメット２世と　彼の父ムラト２世の大宰相だったのですが、メフメット２世とは何かと意見が合いませんでした。チャンダルルは実力もあり、人々には慕われていたのにもかかわらず、メフメット２世がコンスタンチノープルを手に入れた次の日の５月３０日にとらえられ、その後絞殺されてしまいます。 ドラマでは戦争中の様子が描かれ、チャンダルルは常にメフメット２世に和平を進言していました。その物おじしない姿からは宦官役のスンビュルを想像することはできません。実際は私も最初にこのドラマを見た時彼だとは気が付かないほどでした。 デスタン　伝説　アルパグ　ハン（王）役 セリムさんはこのまま止まりません。しばらくしてデスタンというドラマで、ついに突厥時代の王役を演じます

☾☆☾☆☾☆  アククズ（白少女)は父の仇であるアルパグハンを矢で射止めた。かなり遠い距離だったが彼女は矢の名手だったのだ。 ハンは重傷を負った。だが死んでいなかった。矢は心臓から少しそれたのだ。 あんなに上手な白少女がなぜ外したんだろう？ 答えはボトゥガにあった。彼は矢を見た瞬間わざとよろけて、父親のアルパグハンにぶるかり彼を助けたのだ。 白少女は彼がよろけることまでは想定していなかったのだ。だがこの悪い知らせは空族の民を驚かせるのには十分すぎた。 それぞれの思いがハンの死を予測したときに動き出したのだ。 ところでハンたちがバトゥガの婚約のために向かっていた先はハンの弟バラミル・ベグだった。弟の娘と結婚させようとしていた。 もちろんこの結婚を誰も望まなかった。 なぜならバトゥガは左手と左足が不自由なだけでなく、気も違っていたのだ。誰も結婚相手して望む相手ではなかった。彼は平和を保つための道具として使われたのだ。 しかしその平和も今崩れようとしている。 ☾☆☾☆☾☆  弟バラミル・ベグはこの知らせを聞くや否や、可汗の座を狙い軍隊を連れて空族の宮殿に乗り込んでいく。 (手を挙げている男がバラミルベグ　隣の白馬にまたがっているのが娘　バトゥガの結婚相手) 空族の陣営についたバラミルだったが、軍隊と共に中に入ることは許されず、軍隊は文の外に待機することに・・・ アルパグハンを見た二人、よからぬことを画策した。娘は誰もいない好きにハンのそばへ行き彼の傷口に毒をぬったのだ。 だがそれを見ていたものがいた。 バトゥガだ！ バトゥガは急いで毒を消毒し、またもや父の命を助けたのだった。このドラマではバトゥガが思いのほか自由に動き回れる。 それでドラマが面白いのだが、この時までは私たちのだれもが彼が正気だということを知らなかった。 バトゥガは意識不明の父親に、話しかけるが・・・ ☾☆☾☆☾☆  白少女はどうしてるだろうか？ 彼女はハンに矢を放ったことを山族の長であるチョルパン・ハンに話した。 だがハンは怒った！ 彼女には何年も準備してきたほかのプランがあったのだ。それを白少女が台無しにしてしまった。 でも白少女にはなぜ山族のハンが怒ったのかわからなかった。 ☾☆☾☆☾☆  そうこうしているうちに空族に仕えているサルトクがやってきた。 サルトクは妙な行動をした。なんと山族のハンと秘密の

フィリズ・アフメトさんとセリム・バイラクタルさん オスマン帝国外伝シーズン３に出演中の二人（フィリズ・アフメトさんとセリム・バイラクタルさん）が９月の新番組『デスタン』で共演します！ ２０１９年ヴルグン以来久々のトルコドラマに出演することになったフィリズ・アフメトさんですが、彼女オスマン帝国外伝で大宰相イブラヒムと禁じられた恋に落ちてしまうニギャール役を演じていました。 彼女は母国マケドニアの劇場やドラマで活躍していましたが、２年ぶりにトルコドラマに復帰します！ 彼女がどんな役なのかは今のところ不明ですが、 『デスタン』のドラマは９世紀のトルコ・物語の起こった場所は中央アジアだと思います。 山育ちの身寄りのない少女アククズ（白少女）とハーンの息子との恋愛ドラマです。 脚本は 「センアンラトカラデニズ」を手がけたア イシェ・フェルダ・ユルマズ Ayşe Ferda Yılmazさん と セデフ・ネヒル・エルデム Sedef Nehir Erdemさんが手がけます。 監督は エミル・ハリルザーデ Emir Khalilzadehさんです。 主役のアククズを演じるエブル・ シャーヒンさんです。 彼女はオスマン帝国外伝キョセムにエイジャン役で出演しました。 その後目まぐるしい活躍をし、ヒット作品の主役を演じています。 だからこそ今回も主役に抜擢されたのでしょう。彼女は先日クランクインしました。 撮影場所はどこだと思いますか？ トルコの東の方かと思いきや実はイスタンブールで行われます。場所はイスタンブールのベイコズ（Beykoz）郡リヴァ（Riva）で行われています。 エブルさんは現在２６歳ですので、ご自分よりもかなり若い役だと思われる少女役をどのように演じるかもとても楽しみです。 ９世紀のトルコ セルジューク朝やオスマン朝の歴史ドラマはたくさんトルコで放映されていますが、それ以前のドラマはあまりみられません。 ９世紀にはキルギスからの侵入でウィグル帝国が敗れました。 そのためウイグル帝国の一部だったトルコ民族は中央アジア（オアシスのある地帯）へと大移動をしたのです。 その後そこにカラハン朝が成立します。 （カラハン朝のサトゥク・ボグラ・ハーンの時代（１０世紀半ば）に朝はイスラムを国教と定めました。） アククズの相手のハーンの息子はどのハーンの息子なのか今のところわかり

役作りのために肌を痛める スンビュル役のセリム・バイラクタルさんは、舞台俳優としても有名ですが、 オスマン帝国外伝とちょうど同じ時期にシェイクスピアーの悲劇作品　オセロと言う劇にしていました。 オセロは誤解から無実の妻を殺してしまい、事実を知った自分も自殺するという内容です。 彼は2011年当時週に4日、3年半もこの公演を続けました。 ところが黒い肌にするために塗った着色料によって皮膚にダメージを与えてしまいました。 その写真をインスタにＵＰしたセリムさんは当時のことについてこのように述べています。

ついにスンビュルは重い病気にかかった。寝込んでいる。そこへヒュッレムが見舞いにやってくる。 そして 「どうスンビュル？」（ナスル　スンビュル？）と言って、彼の腕に触れいたわる。

スンビュル役セリム氏は猫が好き！ オスマン帝国外伝でスンビュル役をネットフリックスのオスマンでは大宰相役を見事に演じているセリムさんは猫がすき！。 ダンディーな感じのセリムバイラクタルさんとこの灰色の🐈がマッチしてますね！  お写真はこちらからどうぞ

ねえネットフリックスの「オスマン帝国　皇帝たちの夜明け」をもう見た？ うん。ドキュメンタリー風になってて、とても面白いと思ったよ。 みんなが英語を話してくれているのでよかったわ。 そうかな？なんかへんなかんじがしたよ。 あらなぜ？

スンビュルアーで活躍中のセリム・バイラクタル（Selim Bayraktar)さん。 スンビュルアーはアラブの国々ではとても人気があります。人気のあまりドゥバイの王様がなんと娘と結婚してくれと言ったとか言わないとか・・・。 スンビュルアー演じるセリムさんはとてもダンディーな方で、筋トレも欠かさないスポーツマンでもあります。 サーフィン姿もかっこいい！現在44歳！ そんなセリムバイラクタルさんはドバイの王に「献金すると言うのでそれをていねいに断わり食事の招待を受けました」（すごいなあ何もなくお金をくれるんだ王様って） お家へ行くと今度は「多くの贈り物を下さいました。その時わかったのですが、彼は娘と結婚させたいんだなあと思いました」 そこで「結婚している」と言いました。 ドバイでは贈り物や献金をすると結婚を望んでいるかどうかはともかく、とにかく巣ご～～～いおもてなしぶりなことは確かですね。アラブの方々は昨日の メルイェムさんのトークの中 にもありましたが、おもてなしが大好きのようですね。 以前にヒュッレム役のメルイェム　ウゼルリさんも食事に招待され献金を受け取りましたが、その献金されたお金をすべて援助団体に寄付したそうです。わーメルイェムさんも招待されたんだ！ 詳しい記事はこちら ヒュッレムもスンビュルアー　そして　オスマン帝国外伝のほかのキャラクターも王様だけでなくアラブの国々では今も人気が高く、人々は登場人物を心から愛しているようです。  ところでそのセリムさんの弟さんサーリフさんも1５年間も劇場で働いています。 初めてのドラマは『ノベット』と言うドラマでフェリハト役を演じました。よく似てますね 写真はこちらのサイト から見れます。向かって左側がセリムさん。右がサーリフさんです。 仲の良かった ギュルアーとシュンビュルアーの2か月前のツーショット シーズン2で私たちを楽しませてくれた二人のやり取りでしたが、今も彼らはなかがいい？ スンビュルがサーフィンしてるとこです。 この投稿をInstagramで見る Surfing with SUPER AIR NAUTIQUE GS23 WALK THROUGH#wake

オスマン帝国外伝スンビュル役で今テレヴィ銀河で活躍中のセリムバイラクタル(Selim Bayraktar)さんはバシコルトスタン共和国で大歓迎されました。 ところでバシコルトスタンって聞いたことがありますか？私は初めて知りました。ロシア連邦の位置共和国だそうです。 セリムバイラクたるさんは、「シルバー・アクブザット民族映画祭」に大統領の特別ゲストとして招待され、首都のウファでファンの皆さんの洪水のような愛で迎えられました。 彼がオスマン帝国外やほかにもいろいろなドラマでも評判が良かったためです。 彼はサズの演奏をサプライズとして披露し、皆さんに喜ばれました。 さらにトルクメン産の馬たちの競技に参加し優勝者にトロフィーを授与しました。 彼は勝って音楽院時代ロシア映画と文学を専攻したほど、ロシア好きです。ロシア国営テレビでもそのことに触れられ彼のロシアへの親愛の情を称賛しました。 最近ではHBOで放映されるアメリカドラマにもゲスト出演しました。1975年生まれの彼は現在44歳です。 Selim Bayraktar’a Başkırdistan Cumhuriyeti’nde sevgi seli! https://t.co/RH5O9Lg4og — オスマン帝国外伝 (@weloveosmanli) August 31, 2019

スンビュル（このブログではスュンビュル）はアフリカの村で育った。ある時お菓子を1つ見知らぬ男にもらって口にいれた。これが彼の運命を変えた。彼らは奴隷さらいだった。彼は捕まえられ、そしてイスタンブルまでの遠い道のりなんの希望もなくただひたすら歩き続けさせられる。多くの子どもたちが途中で死んでいった。 そしてその後彼は宦官として宮廷で生活し、ヒュッレムが奴隷としてハレムに連れてこられたころは立派な宦官長にまで出世していた。最初のころはヒュッレムはまだまだ力もなくよくスュンビュルに頼みごとをしていた。ヒュッレムに特別課外授業をしたこともある。 ヒュッレムと同郷のギュルニハルに好意を持つが2人の関係は発展しない。 処世術が上手で、ニギャールにある時「2人のスルタンの間に挟まれて困っている。どちらを選べばいいのかわからない」と質問されて彼はこう答えた。「日が昇るほうを選びなさい」 このように彼は最初ヒュッレムが力のないころは皇太后側についていた。 シーズン2ではエディルネから来たヒュッレムがお気に入りの宦官のギュル・アーとやり合う。2人のシーンは特に面白い。さらに調理長のシェケル・アーとの3人での調理室での会話はいつも緊張してた戦場さながらのハレムにも笑いを齎した。ギュルアーが去った後次第にヒュッレムの側につき始める。  そしてヒュッレムがハレムの長になるのを助ける。ある時ヒュッレムに「どちらかにつくか決めなさい」と迫られ、ヒュッレムに忠誠を尽くすことを決意する。トラブゾンから来たキラーズアーと対立し、シーズン3ではシャースルタンの付き人だったメルジャンと対立する。時々彼はわけのわからない言葉を話すが、あれはアラビア語で彼がアフリカ出身だからだ。実スュンビュル役の セリム　バイラクタル は小さい時イラクに住んでいたのでアラビア語が得意だ。 いつもヒュッレムの後につき離れなかったが、シーズン4で一世一代の恋をする。だがその恋のためにヒュッレムは窮地においこまれる。彼の恋の結末は悲惨だった。彼は立ち直れず何日も寝込んでしまう。ヒュッレムが見舞いに来きて、彼の生い立ちを聞く。彼の人生とヒュッレムの人生の重なるところをヒュッレムは見出していただろう。共に故郷を離れ奴隷としてイスタンブルにやってきてハレムで生活していたからだ。ヒュッレムは彼の手を取り彼を自由

1975年6月17日イラク北部のキルクークで生まれる。 父がトルコ人で、母がキルクーク。小学校は生まれ故郷キルクークで卒業する。1 987年トルコへ家族ぐるみで移住する。最初にエスキシェヒル、のちにアンタリヤに住む。高校をアンタリヤで卒業する。 2000年ハジュテペ大学アンカラ音楽を卒業した後ディヤルバクル州立劇場で働く。2007年アンタリヤ州立劇場に移る。「オセロ」「ガラスの動物園」「コルパート氏」などに出演した。 2006年はじめてテレビドラマに出演する。「橋」というドラマのエルダル役を熱演した。その後2009年に「曇っても」でマフムト・パシャ役を演じる。2011年「オスマン帝国外伝」スュンビュル役として全シリーズ出演し有名になる。 その後2013年「ロマンティック　コメディー２」、2014年「赤」のギョクハーン役、　2015年「愛は君に似ている」でアイクト役で、映画にも出演する。 翌年2016年にテレビドラマ「夜の女王」でハカン役を、2017年から「ウファク　テフェク　ジナーイェト」でエディプ・ホジャ役を演じる。またネット連続ドラマ「ギョルネン・アダム」でエシュレフ・シェリフ役として出演している。  2017年1０月1１日闘病中の父が亡くなり気落ちするが、2018年 3月にはをアンタリア州立劇場で上映したシェイクスピア作The Merry Wives of Windsorで熱演した。 関連記事 登場人物　スンビュル