【マトラークチュ ナスーフ】オスマン帝国外伝の登場人物としてのMatrakçı Nasuh

オスマン帝国外伝のドラマのマトラークチュ ナスーフMatrakçı Nasuhはバザールでイブラヒムと偶然知り合いになる。マトラークチュがマトラークの名手だと豪語するので彼は宮廷に連れて行く。そして勝負をすることになる。 その縁でイブラヒムと仲の良い知り合いとなった。

ある時マトラークチュは町で空から落っこちてきた人を助ける。彼は怪我をしていたので、家に運び介抱しようとすると、マトラークチュは驚く。なんと彼は彼ではなく女性だったのだ。彼女の名はヴィクトリア。
マトラークチュは彼女がよくなると、イブラヒムに紹介する。イブラヒムは彼女を宮廷に連れて行きそこで下働きをさせることにした。喜ぶヴィクトリア。彼女は宮廷に入りたかっていた。夫の復讐のためにスレイマンの命を狙っていたのだ。そうとも知らず優しい気のいいマトラークチュは彼女に恋をしてしまう。
悲劇の始まりだった。彼女はイブラヒムとハティジェが結婚したためにイブラヒムの新居に移動した。マトラークチュはその後、彼女をしばしば訪れる。そして伯父への手紙を渡してほしいと言う彼女の望みをかなえてあげる。この手紙は実はブダ王への密書だった。

マトラークチュはいろいろな場所の絵をスケッチしているのでバザールにもよく出かける。そこで女性を探していると言う若い男に出会う。2度目に会ったとき偶然その男が持っていた絵を見た。彼は驚くほど絵が上手だったので、これまたイブラヒムに彼を紹介する。イブラヒムは新居の壁にヨーロッパ風の絵を描く人を探していた。画家の名はレオ。マトラークチュは物騒な2人をイブラヒムに紹介した人としてシーズン1では描かれている。 

シーズン2でヴィクトリアは暗殺に失敗して捕まり、彼女がブダのスパイだっことを知る。マトラークチュは彼女に助けてくれと頼まれる。「わかった」と言いながらも彼女が自分に好意を持っていたのではなく復讐のために自分に近づいたことを同時に知ってしまったマトラークチュ。
彼はイブラヒムの命令で彼女の命を自ら取ることになる。

その後戦争に参加するが、マトラークチュはなかなか立ち直れなかった。イブラヒムの必死の諫めに心が動いたマトラークチュはそれからどこか憂いのある姿で描かれるが、其の後イブラヒムと行動をほぼ共にした。 イブラヒムが困ったときはいつも彼がそばにいた。

ニギャールの件もイブラヒムの命令で彼は結婚させられる。この結婚はマトラークチュにはとてもつらいものとなった。 我慢できず離婚することになる。

イブラヒムの死後マトラークチュはイブラヒムと敵対したものを非難した。スレイマンに忠誠を誓っていた中立の立場をとるマルコチョールとは気が合ったようだ。
彼はつまりルステムやヒュッレムをよく思っていなかった。 何かとルステムとぶつかり宮廷でも肩身が狭い思いをする。
イブラヒムの死後ニギャールを助けることもしばしばあった。

シーズン4の初めに成長したバヤズィットにからかわれる。彼はバヤズィットとムスタファと仲が良かった。そのことが原因でエピソード111のスレイマンは「自分への忠誠よりも2人への想いを優先した」という理由で宮廷から去るように命じる。
だが最終章でスレイマンはマトラークチュが書き綴った歴史書を眺めながら彼の功績を思い出す。 マトラークチュはその時故人として紹介されていたので、スレイマンより前にこの世を去ったことになる。

マトラークチュの本当の人生は著作の書物以外あまりよく知られていないが、このドラマでは彼は恋をし、結婚し、数多くの戦争に参加し、そして離婚もするドラマチックな人生を送った。彼はイブラヒムにとってなくてはならない人物だった。彼にとってもイブラヒムの存在は大きかったことだろう。
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