オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ  1話  (エピソード104前半)

手紙がアマスヤに赴任中のムスタファ王子に届く。
「父が私を呼んでいる」(ババム ベニ チャウルヨル)とムスタファはヤフヤーに話す。

無敵のフズル海軍提督も宮殿を訪れ大宰相にあいさつをする。
大宰相はピーリ・メフメット・パシャがロードス遠征の時の失態のため辞任した後、スレイマン大帝の右腕だったイブラヒム宰相となる。
イブラヒム・パシャがスレイマンによって暗殺された後、アヤスパシャが就任した。
アヤスパシャがシャースルタンの罠に落ちて伝染病で亡くなるとインド遠征で功績を収めたスレイマンパシャが大宰相となる。
そして今フズルの前に座っている大宰相は何とリュステムだった。
ミフリマーフの夫スレイマンの婿だ。
フズルはリュステムとは仲が良くない。なぜならリュステムはフズルが推挙するムスタファの敵だからだ。

宮殿にはこうしてほかにもいろいろな人々が呼び寄せられた。重大な発表があるという。マニサの知事についてだ。誰が選ばれるのだろうか?

(長い間監禁され、なぜか助かったばかりの)紅色の衣装をまとったヒュッレム妃はかなり痩せ、すらっとしている。
103の終わりにちょこっと出てきたヴァーヒデ・ペルチンが中高年のヒュッレムを演じている。彼女はスンビュルを連れて、大きな石の扉を開き中の階段を上っていく。しばらくすると扉を開け外へ出てくる。中に何が、あるいは誰がいるのだろう?

絵が上手でイブラヒムと市場で知り合い、その後刺客ビクトリアに恋をし、つらい思いをしたマトラークチュ
イブラヒムの仰せでニギャールと結婚させられ、イブラヒム死後もニギャールをことあるごとに助け、数多くの遠征にもスレイマンと共に参加したそのマトラークチュが市場を歩いている。
商人たちは彼に経済的な不平を言う。
文句は大宰相にと彼は取り合わない。
今マトラークチュは宮殿に行くところだった。
だが誰かにつけられている。
何とか逃れたと思った瞬間ナイフを喉に突き付けられ、お金を出すようにと脅される。

抵抗後さいふを出すとマトラークチュは解放される。
振り向くとそこには成長したバヤジト皇子が立っていた。
バヤズットとマトラクチュは久しぶりの再会に喜び抱き合う。

セリム王皇子は寝坊している。酒を飲み夜更かししたらしい。ミフリマーフに起こされ集まりのための準備する。

ジハンギル皇子も大きくなった。ジハンギルの衣装を仕立て屋から持ってくるようにヒュッレムはスンビュㇽに命じ、準備されたを衣装を選ぶようにと言うがジハンギルは鏡に映った自分を見て失望する。
彼は生まれた時から骨の病気を患っている。
フィルーゼは彼のことを天使の翼がもげたためにこうなったのだと説明していたが、大きくなるにつれジハンギルにはみんなと違う姿に傷ついていた。
 ムスタファは黒海のアマスヤからイスタンブルに向かう。
すると向こうにイェニチェリの大軍が待っていた。
つい先日夢で故イブラヒムが
「皇帝は玉座を守るためなら誰をも犠牲にする、あなたさえも」と語った夢を見たばかりだったムスタファ皇子は、皇帝スレイマンが自分を捕らえようとしているのではないかと言う考えが頭をよぎる。

 ムスタファはスレイマンの長男で本来なら次期皇帝の第一候補だが、彼はマニサ知事ではなくアマスヤ知事にシーズン3の途中で移動させられた。
たぶん彼の正義感と勇敢さがスレイマンを怖がらせたのだろう。

 さてそのムスタファだが馬を降りて彼ら兵士たちの前に立つと、イェニチェリの長アリ・アーが敬意をもってムスタファを迎えに来たと話す。

 ムスタファは微妙な立場に立たされた。イェニチェリ達はムスタファを慕うがために起こした行動だったが、スレイマンは快く思わないだろうとムスタファは感じた。

 こうして息子たちが全員宮廷に集合した。そしてスレイマンの前に5人の皇子たちが並ぶ。

アフィフェはハレムの女官たちの長だ。スレイマンの乳母だった人で、厳しく女官たちをしつけている。

 ギュルフェム妃はムスタファの母・マヒデブラン妃を笑顔で迎える。マヒデブラン妃はヒュッレム妃の宿敵だ。この3人がスレイマンの妃たちだ。
 マヒデブランはヒュッレムの長男のメフメットの死に関わっていた。彼女はムスタファがマニサ知事に戻ることを望んでいる。

 実は今回の集合はジハンギルの剣授与式(賜剣式)のためだった。みんなが整列し式が始まる。
ジハンギルの宣誓が始まったが、彼は途中でことばが閊えてしまう。
皆の助けを借りて、何とか無事式は終わった。
個人的に私はジハンギルのファンなのでほんとにはらはらした。

ヒュッレムとマヒデブランの言い争いは式の間でも行われていた。
ヒュッレムは式の後ジハンギルの元を訪ね、
「勇敢だったわ」とほめるとジハンギルは悲しそうな顔をする。
式での失敗を苦にしていた。
「父は私のことを恥ずかしく思っているだろう。勇敢などではない」と答えると、
「勇敢さとは恐怖をこらえて行うことができることよ」と励ます。
ジハンギルには母の言葉はあまり届かなかったようだが、気を取り直して食事に向かう。

夕食に再度集まる皇子たちと父スレイマン。
娘婿のリュステムも一緒だ。
彼はイェニチェリがムスタファを出迎えたことを話題にする。すると和やかだった食事のムードが一変する。
ムスタファ対ヒュッレム連合軍の戦いはシーズン4で激化していくようだ。
 

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