オスマン帝国外伝シーズン3 55話 ハイライトエブッスードの昇進

シャーの元をワクフへの寄付のとこで訪れたエブッスードは、帰り際に,
庭にいるルトフィーにあいさつをした。そしてシャーが慈善を好むことをほめた。
するとルトフィーは
「話したいので宮殿へ行きましょう」と彼を誘った。

「わかりました」と言い二人で出かけた。

サライにいるスレイマンはイブラヒムのことを思い出していた。そこへ二人がやってきた。

エブッスードは、スレイマンが遠征から戻った後初めて会ったようだ。
スレイマンにあいさつし、オスマン軍の手眼に祈りの言葉を発した。
するとスレイマンは要件をさっそく話し始めた。

「あなたはもうイスタンブル法官ではない。その任を解く」

というとエブッスードは顔色が変わり、

「もししらずに何か間違いを犯したならば・・・」

とそこまで言うと、スレイマンは言葉を遮って

「これからルーメリ軍政官として働くように、カザスケルとしての御前会議にも参加するように。
あなたがこの任務を十分に果たすことはたしかだ」

とすごい地位に彼を任命した。

これはとてつもない昇進だ。スレイマンはどうやら彼がきにいっているようだ。

エブッスードは

「皇帝様、何といってよいかわかりません。あなたのしもべエブッスードをどんなに喜ばせたことか・・・あなたを神が守りますように」

とお礼を言い、手に口づけをした。

ルトフィは微妙な顔でそれを見ていた。今回の遠征で彼の働きは素晴らしかった。
ルトフィーは 何をおもったのだろう?


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