オスマン帝国外伝シーズン3 57話ハイライト ハティジェをスレイマンが絶縁する

ハティジェはヒュッレムの病気がみんなにしられていくのをしって嬉しそうに

「ヒュッレムの最期はちかづいたわ」とシャーの家を訪れ彼女に話した。

「私のハティジェ、やっと笑ったわね。インシャアラー思い通りになるといいけれど。でももしものことを考えておくのも必要だわ。彼女はヒュッレムのだからね。軽く見ないで。」
と彼女は注意した。だが

「これはまだ序の口よ、これからが本番よ」

となんだかとても楽しそうにハティジェが話すのはすこし怖い。
そこへサライから兵士がイブラヒムの遺産を探すために来たメルジャンが言いに来た。
止めてほしくて

「何とか言って」とハティジェはシャーに大声でどなるが、

シャーは全く冷静で、

「ほおっておきなさい。探させましょう。私たちは2階に行きましょうという」

といった。

「だめよ、もうたくさん!」

と言ってハティジェは出ていくが、どうすることもできないだろう。何しろ皇帝の命令できたのだから。

そのあとハティジェはスレイマンに会いにいったようだ。

そしてシャーのところで起こったことを話はじめた。すると

「それは本当だ」と皇帝は答えた。

「以前おこなわれたはずでしょう」

とハティジェは言うが、

「何か欠落があったらしい。法律にのっとってやりなおすのだ 」

というと

「法律ねえ」とハティジェは不満足そうにいった。

「きになるわ。彼を処刑するにはなぜ法にのっとらなかったのですか?
眠っているときになんにも知らせずに命を取ることが公正と言えるの?
あなたはあなたの権威に基づいてイブラヒムを守ると約束したのに、約束を守りませんでしたね。あなたは公正な方ではありません、残虐な方です」

と心の中をぶちまけるとスレイマンは

「出ていけ、2度と顔をみたくない 」

と言った。 ハティジェの言ったことが真実だったのでスレイマンの胸は痛くてはちきれそうだった。

こうしてハティジェは絶縁されたのだが、胸のつかえは降ろしただろう。

確かに何も知らせずに何も判決もなく夜中に処刑されるのは公正なやり方とは言えないかもしれない。

 

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