フーリジハンを殺めた犯人はラナ?それともヌールバーヌー? オスマン帝国外伝シーズン4 129Eハイライト
フーリジハンがなくなり、ラナが捕まった。イヤリングが落ちていたのだ。
愛する者をなくして傷心のバヤジトはサンジャクに戻りたいと皇帝にお願いしていると、スンビュルが入ってきて、犯人が捕まったことを知らせに来た。
ラナだというのだ。
バヤジトは怒りラナの元へ急ぐ。だが遅かった。彼女は首をつられて亡くなっていた。
つぎにヌールバーヌーの部屋に付き人が入ってきた。「話して」
と言うと、
「ラナさまでした」とヌールバーヌーはおどろいたようだが
「助かりました」と付き人は答えた。
だが彼女たちが仕組んだのだ。ヌールバーヌがフーリジハンと争いになって、彼女を殺めてしまったのだ。それwをバヤジトのそばめのラナのせいにした。(なんともまあ!)
何とか切り抜けたがヒュッレムの目はごまかせないヌールバーヌは怖がっていた。
セリムと息子のムラトがチェスをしていた。そこへヌールバーヌーがはいいってきて用事があるから出ていくように息子に言った。 そして
「私をあなたの手でひきわたすおつもりですか?」とセリムに尋ねた。
セリムも犯人がヌールバーヌーだということを知っていた。
「殺めたことを受け入れられないが、バヤジトと敵対することはしたくないのだ」
とセリムは下を向く。
すると
「ただそれだけですか。私への愛は何も感じないのですか?」
と彼女は聞いた。
「ヌールバーヌー、あなたを愛していなかったらとこんなことは決してしなかっただろう。黙っていることはなかっただろう」
と言うと、ヌールバーヌーはセリムの手を取ろうとするがセリムは手をよけた。
「まだ私は怒っているのだ」
と答えた。
かわいそうなのはバヤジトだ。一度に二人の愛する人を失ったのだ。そこへセリムが会いに来た。ラナはバヤジトトの息子たちの母だった。そしてフーリジハンはイブラヒムとハティジェの娘で、バヤジトとそうし相愛の仲だった。イスタンブルに偽の手紙で呼ばれ、フーリジハンは、その後ヌールバーヌーが付き人から贈り物をもらったのを見てしまい、それを隠そうとしたヌールバーヌーが彼女を倒してしまったというわけだ。
シーンに戻ろう。
二人は腰かけ、
「まだフーリジハンのことを考えているのかい?」と優しく声をかけた。
「うん」
とうなずくバヤジト。
二人の仲の良いシーンはあまりないが、この時ばかりはセリムはバヤジトを気の毒に思っ
たようだ。