オスマン帝国外伝シーズン3 54話 ハイライト ジェノヴァの商人・ガブリエラ登場

マニサではある馬車が通る。

サライでは懐かしい調べが聞こえてくる。ウードと言う楽器をマフデブランがきいていた。
そこへフィダンがやってきてガブリエラと言う夫人が会いたいというと伝えに来た。

ガブリエラはかわいいトルコ語であいさつする。
マヒデブランに衣装も素敵だが、ガブリエラの衣装も・・・エキゾチックな感じがする。
彼女はマヒデブランにあいさつをし、贈り物を渡す。

森にいるムスタファにヤフヤーが商人たちから不平の声が多く届いていると伝えていた。イズミル港に荷物が自由に出入りできなくなっているとのことだった。

そのあとでガブリエラがマニサの宮殿を訪れたのだ。さきほど馬車に乗っていたあの美しい女性はガブリエラだった。
彼女はマヒデブランに自己紹介した。

彼女はジェノヴァで生まれたそうで、商売をしている。ヨーロッパの品物をオスマン帝国に売っている。絨毯 果物 スィートなど何でも取り扱っている。

夫はずっと前に亡くなり息子がいる。スミルナに住んでいる。
ずっと幸せに過ごしていたが2か月間、問題が発生したとのことだ。

オスマンの海賊がジェノヴァの商人の船を攻撃したらしい。彼女の船は無事だったがスミルナ港から出られないので、商品を売ることができず困っているというのだった。

マヒデブランは

「法官に伝えましたか」と聞くと

と聞くと、伝えたのだが、法官の決定はより不公正な判決だったとのことだ。

これに対してマヒデブランは丁寧に助けると言いガブリエラを返した。

マヒデブランはヒュッレムがいないところでは本当にレディーだ。もともとはスレイマン皇子を心から愛するかわいい感じがする奥さんだった。
スレイマンが皇帝につくとともに、イスタンブルに来た。
それから彼女の地獄の日々が始まったのだ。

今もガブリエラの問題に耳を傾け、問題を解決するのを手伝おうとしていた。

もしスレイマンが皇帝にならなかったら、そしてもし彼女がイスタンブルでヒュッレムに会わなかったら、彼女はマニサでスレイマンと共にささやかながら幸せな人生を過ごすことができたのかもしれない。

こう考えると、スレイマンの昇進がマヒデブランにとって良いことだったのかどうかわからない。史実では彼女は民衆にも慕われていたようだし・・・

マヒデブランにはもっと幸せな人生をのおくってもらいたかったなあ・・・
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