オスマン帝国外伝シーズン3 53話ハイライト シャーの罠の失敗（？）を心配するギュルフェムにシャーは・・・

ギュルフェムがシャーに怒りを表している。

彼女はあまりいかりを表さないが、シャーが皇子たちを使ってヒュッレムを罠にかけたことに怒っているのだった。

「これはなんと言うわなのですか？

これはただヒュッレムだけでなく私たちみんなをだいなしにしてしまいましたわ」

と言うと、

「ほしいものを得るためにはひつようなことだったのよ 。でもヒュッレムはおもったよりしっかりと対応したわ」

とシャーが言った。

「私はもうしあげました。ヒュッレム后妃は何でもします。

ですが彼女は皇帝に心から従ています。決して（アスラー）反逆しません」

とニギャールがいった。シャーは不気味に笑って

「　決して（アスラー）と言うことはないわ。誰もが何でも言できるのよ。もし条件が整えばね」

と言うとニギャールはことばにつまった。
確かに人間の行動に対して、決してないという言葉を使うことは正しくないのかもしれない。

それからアフィフェがくる。
そしてギュルフェムと同じことをいった。

（そうですよね。こんなことを皇帝が知ったら、シャーはイスタンブルを追い出されるのが当たり前ですし、それがわからないシャーではないはずですから、きっとシャーはバヤズィトをヒュッレムが皇位につけると予想していたのでしょう。 ）

アフィフェはなんと皇帝に答えてよかわからないというのにに対して、シャーには言い訳も用意してあるようだ。

「もし質問なされたら、私がおこたえしますわ、気楽にして 、アフィフェ」

と言うと

「皇帝は私にハレムを任せていきました。すべてを守らなければならないのです。皇女様といえども、ここでの規則を守らないものには私は壁となるでしょう」

というと、

「もちろんあなたはあなたの義務を遂行しなさい。行って皇帝に伝えなさい」

と余裕を持って言いうが、アフィフェは

「私が沈黙しても、ヒュッレム様がさまってはいないでしょう」

と言う。大きな眼をしてギュルフェムも

「アフィフェがただしいわ」といった。

すると 、シャーは

「私がしたという証拠がないわ」

と言い余裕たっぷりだ。

でもどこから来るのだろう、ヒュッレムよりも皇帝は自分を信じるという この余裕は・・・

皆が心配しているなかで、ギュルフェムが

「これからそうなさるおつもりですか」

と聞くと シャーは
「悪魔の頭をつぶしたいのなら、少なくとも悪魔と同じくらい勇敢であるべきよ。

彼女のように、目が黒く、残忍で、卑劣にならなければならないわ」

と言った。

そういうことか、彼女は相手と同じのやり方で戦おうとしていたのだ。そしてここまではかなり成功しているが・・・