メフメト皇子のサンジャク行きが延期に オスマン帝国外伝シーズン3 48話ハイライト

「メフメト むすこよ、お父様と一緒に遠征に行くことをしりました。あなたがとても望んでいたのを知っているわ。世界中が私の勇敢な息子をしることになるのね」

「其れならば私がサンジャクに行かないこともごぞんじですね、母上そうでしょう?

するとヒュッレムはメフメトと声をかけるがそれを彼はさえぎって

「あなたのお望みの通りになりましたね。サンジャクへ行くことは延期されました」

するとヒュッレムは、息子の手を取り、長椅子に座らせる。
おちつかせようとしたのだ。

「あなたの悲しみはよくわかるわ。けれど忘れないで。遠征にでかけることはサンジャクにいくことよりももっと大切なことなのよ」

「私は先にサンジャクにふにんし、私が義務をはたせることをみんなに証明したいのです。
それに、遠征後に赴任できるかどうかも明らかではありません。
何故皇帝は私をサンジャクにいかせたくないのだろうか?
あなたを黙らせるためにそうおっしゃっているのです」

とメフメトはヒュッレムが反対しているせいだと思っている。 そこでヒュッレムは

「メフメトよ、皇帝は最も良い形であなたが成長してほしいとおもっているからなのよ」

と、説得しようとするが、もちろんメフメトは信じない。

若者はいつもそうだ。自分の能力を証明したいと思うのだ。
ムスタファもそうだった。サンジャク赴任することを強くのぞんでいた。マヒデブランは反対した。

なぜかというとへんなルールがあるからだ。
皇子がサンジャクに赴任するときに、母親がいっしょについていかなければならないというルールだ。

メフメトともそのことを知っていたので、母親が反対する理由は ヒュッレムがイスタンブルにいたいからだと思ったのだ。

それでもヒュッレムは続けた。

「さらに宮廷の状況をしっているでしょう?
みんなが言っていることを・・・
私はこの耳できいたのよ。
なぜわからないの?
あなたがどんなにここで必要なのかということを。
私が何をしようとも、それはすべてあなた方の将来のためなのよ。
あなたがたのために何年も、私の命を危険にさらしてきたわ。
あなた方と皇帝のために私は生きているのよ。
私のことも考えたければいけないわ、メフメトよ」

と言うのを聞いたメフメトは 母親に抱きついた。 メフメトはとても素直な性格に生まれた。メフメトはこの時には母のことを思い、納得したようだ。
シーンは変わって
そのあとで皇帝の元をヒュッレムは訪れ、メフメトのサンジャクの延期に心からおれいをいった。
その時シャーの滞在場所を皇帝から準備するように言われるが・・・

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