イブラヒムの隠し財産が発見されたあとのハティジェをめぐって オスマン帝国外伝シーズン3 63話ハイライト
イブラヒムの隠し財産の件がばれてシャーはスレイマンに呼ばれた。
そこには新しく内廷宦官長になったメルジャンが部屋の外に立っていた。
シャーが
「ずっとあなたのそばであなたに仕えたかったのですが・・・ 」
「昨日のこともそうだわ。まさにここぞという時にマルコチョールがきてくれたからね」
(それもあなたがここにいたからふせげたのよといいたいのだ)
と言い部屋にに入ったシャーを 険しい顔でスレイマンは彼女を見つめた。
それ知っているシャーは
「皇帝の平安のために金が見つかった時、すぐあなたにお知らせしたのよ」と言い去っていった。
マルコチョールはそんなことを信じていないが、なぜ今回の件を黙っていたのだろう?
イブラヒムへの義理?それとも皇帝を悲しませたくないため?
「すべてを皇帝はご存知よ」
と聞き返した。
「法に基づいてあるべきところに戻すそうよ」
「わからないわ。でもとてもつらそうだったわ。どんな決断を下すかは神のみがご存知よ」
と言うとハティジェは後ろを向きながらため息をついた。
でもわからないわと言う時のシャーの様子で、シャーが何か知っていて、隠していることは明らかだった。
さてハティジェの処罰はなんだろう?
そこには新しく内廷宦官長になったメルジャンが部屋の外に立っていた。
シャーが
「どう?うれしい?」とたずねると
「ずっとあなたのそばであなたに仕えたかったのですが・・・ 」
と答える。シャーは優しい口調で
「あなたはここで必要なの」
と答えた。メルジャンは重要ポジションに昇進した。ヒュッレムはこのポジションに彼女の側の者をつけたかったがスレイマンはそれを望まず、シャーの付き人を内廷宦官長に任命したのだった。これでシャーの思い通りになったわけだ。シャーが前の宦官長を始末させたのだ。
(それもあなたがここにいたからふせげたのよといいたいのだ)
と言い部屋にに入ったシャーを 険しい顔でスレイマンは彼女を見つめた。
「何故よんだかわかっているだろう?
昨晩のことをちゃんと話しなさい。
ハティジェを守ろうとしたらいけない。
嘘はもうたくさんだ。
毎日新しいことが起こる。 何年もこのことがまんしているのだ。
時が経てば怒りがおさまり、平安になると思って・・・
だがよくなるどころか悪くなるいっぽうだ。
もう今回で最後にしたい」 と言うと、
「何をおかんがえですか?」
とシャーは尋ねた。そのあとスレイマンはシャーに今後のことについて話したようだ。
帰るときシャーはマルコチョールに会い、そしてメルジャンのことを話した。
シャーの付き人だったので、もちろんシャーは彼を信用できるというが、マルコチョールはどう考えているのだろうか?
マルコチョールは「スレイマンの平安を保とうとするなら受け入れるが、もしその反対なら許さない」と口調は優しいが厳しいことを言った。
彼は皇女にも遠慮することなく自分の信念を言える人だ。
それ知っているシャーは
「皇帝の平安のために金が見つかった時、すぐあなたにお知らせしたのよ」と言い去っていった。
マルコチョールはそんなことを信じていないが、なぜ今回の件を黙っていたのだろう?
イブラヒムへの義理?それとも皇帝を悲しませたくないため?
ともかくマルコチョールはこの金の件の詳細をスレイマンには言わなかった。
家に戻るとハティジェがまっていた。 「すべてを皇帝はご存知よ」
とシャーが言うと
「ではどうするというの?何か言った?」
と聞き返した。
「法に基づいてあるべきところに戻すそうよ」
「わからないわ。でもとてもつらそうだったわ。どんな決断を下すかは神のみがご存知よ」
と言うとハティジェは後ろを向きながらため息をついた。
でもわからないわと言う時のシャーの様子で、シャーが何か知っていて、隠していることは明らかだった。
さてハティジェの処罰はなんだろう?