ファーリエの行動は不可解?なぜ助けたのかな? オスマン帝国外伝シーズン3 61話ハイライト

ファーリエがシャーに呼ばれた。 そしてマヒデブランに送った手紙のことを責められた。
そして
「マヒデブランはいない、彼女もマニサも忘れるように。ただ私にのみ仕えるのよ!わかった?」

と厳しい言い方で言った。 ファーリエは手紙でシャーの元では働けないからマニサに戻りたいと伝えていた。 ファーリエが 何か言おうとすると、それをとどめ

「わかった?」

ともう一度言った。 こんな場合ファーリエだけでなく誰でも あなたのお望みのままにと答えるしかなかった。 宮仕えのつらいところだ。

「内延宦官長と話をしたわ。だけれど右から耳に入り左からぬけてしまったようね。」

と言うとファーリエは先ほど見たことを話し始めた。

「彼はヒュッレム様に会いに来ました。とても慌てているようでした。皇帝妃様が出ていくようにおっしゃったので何を言っているかはわかりませんでした」

というと、

「皇女様が正しかったようですね。あなたに忠誠を尽くす代わりに反逆しました」 とメルジャンが言うと、

「明日の朝はもう彼はいないでしょう」

と涼しい顔で言った。 ということは・・
やはりそうだ。

「今晩この仕事を完了させるのよ。決して失敗しないように」 と言うと

「わかりました」

ファーリエは答えた。

こうしてファーリエが内廷宦官長を殺める手配が整った。
指示はメルジャンからされるようだ。
ファーリエは嫌だと思いながらも任務を全うしようとした。

入れ替わりにギュルフェムがはいってきた。そして昨晩のサライでの出来事を話した。つぁヒュッレムが自分自身を焼き殺そうとしたとき、ファーリエがヒュッレムを助けたという噂をシャーに話すと、 シャーはメルジャンにあることを命じた。

その晩 ファーリエは予定通り、宦官長を呼び出した。すると廊下に横たわっている男がいた。どうしたのかと不審に思ってそばによると、横たわっていた男に刺されてしまった。
そのあとファーリエが

「部屋に戻らなければならないわ」

と言うと

「あなたは私と来るように、これが命令です」

とその男は答えた。 だがファーリエは気が付いた。
自分の命が狙われていることに、、、

そこでその男を突き飛ばし逃げた。

なんとまあ!

やはりシャーはファーリエも一緒に亡き者にしようと計画をしたのだった。 逃げながら戦うが、相手も強い。

そのころヒュッレムとスンビュるはファーリエを探しにでかけ、悲鳴を聞いた。

スンビュルがその声の方に走ると、ファーリエが刺されたところだった。
そしてスンビュルも突き飛ばされた。
次はヒュッレムの番だ。

ヒュッレムを彼が刺そうとしたとき、その男はバサッと倒れた。

ファーリエだった。
彼女は刺されて重傷だったが、とっさにヒュッレムを助けたのだ。

何故だろう?

ともかくこうしてヒュッレムはシャーの刺客から守られた。 刺客は死んだ。

次のシーンではシャーたちが刺客の連絡がないことに心配し始めた。 シャーは落ち着いて、

「もう少し待ちましょう。朝までにはわかるわ」

と言った。 ほんとにシャーはいつも落ち着いている感じですごいなあ!
ハティジェは情報に一喜一憂するが、私はハティジェの対応のほうが人間らしくて好きだ

ヒュッレムは次の朝ファーリエを呼び止め、

「 昨晩何が起こったかわからないけれど、あなたはまた私を助けたのね。望みがあったらなんでも言って」

とヒュッレムはファーリエに感謝した。

「皇帝妃様、私を信じてくださることだけが望みです」 と答えた。

(あれ?ファーリエは重傷ではなかったみたいだ。よかった・・・)

すると

「あなたへの信頼は完璧よ」

と言った。ヒュッレムはまた彼女を信じてしまったようだ。 でも誰でも信じるだろう。今回は本当にヒュッレムを助けたのだから。
ファーリエはきっと自分を殺そうとしたシャーたちを見限ったに違いない。
さてシャーはこの話を聞いてもまだ冷静でいられるだろうか?
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