ムスタファはルメイサを自由人にするというのだが・・・  オスマン帝国外伝シーズン3 69話ハイライト

マニサでは まだガブリエラが国に戻っていなかった。馬車から彼女はおりてムスタファにあいさつした。

「ヤフヤがなぜまだここにいるのか? 」

と聞くと

「何度もあなたにご連絡しました」と彼女は始めた。妹のことをまたお願いしに来たのだ。
自分に怒っていることを知っているし、それも当然なことだとしっている。自分はうそをついたのだからと。でも自分のこともわかってほしいというのだった。妹を自分に返してと言うのだった。
ムスタファは考えを変えたのだろうか?

シーンは変わって、ここはマニサのハレム、ルメイサがフィダン女官長に呼ばれた。

部屋へ行くとそこにはガブリエラが待っていた。

「私と一緒に行きましょう。怖がらないで。ムスタファ様もご存知よ」

と言った。 ムスタファはルメイサを自由にし、さらに彼女がハレムから出ていくのを許したようだ。ガブリエラが粘り勝ちしたのだ。

マヒデブランも初めてこの事実をしった。ムスタファは母に

「決定はルメイサに任せたよ。望めば彼女を自由にするつもりだ。彼女と一緒に行くだろう」

と言うともちろんマヒデブランは反対した。

「もし他の女奴隷たちがきいたらどうするの。どう秩序を保つつもりなの? 」

と諭すが、

「これがふさわしいと思ったのです」と答えた。

そこへルメイサがはいってきた。 マヒデブランは

「お別れに来たのね」

と言うとルメイサは

「あなたに感謝いたします。皇子様」

と言った。ムスタファも

「道中気を付けるように」

と別れの挨拶をした。 ところが次の言葉には皆が驚いた。

「もしお許しいただければ私はあなた方とここに残りたいのです」

とルメイサは言った。

「どういう意味?行きたくないの?」

と聞いた。

「あなたを自由にしたとガブリエラは言わなかったか?」

とムスタファもたずねた。

「言いました」 とルメイサは答えた。

「なんてことだ。あなたは自由人になるのだぞ。あなたの家族もできるのだよ。そのうえあなたの家族は高貴で金持ちなのだよ」

と家族の元へ戻るように促した。すると彼女は

「私の家はここです。私の家族はあなた方です。私になんの不平もありません。あなた方と共に暮らせて幸せでした」

と言って から、ムスタファの服の裾をつかみ

「お願いですから送らないでください」

と頼み込んだ。

驚いたのはムスタファだっただろう。自由にしてあげるし、家族もいるというのになぜこの娘はここにのこりたがるんだろうとムスタファも彼女の気持ちはよくわからなかった。 私もわからない。 奴隷の身より自由な方がいいにきまってる・・・

でもルメイサは違った。
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