オスマン帝国外伝で印象に残った登場人物キャスト(男性) レオ マトラークチュ スンビュル
オスマン帝国外伝のドラマでは多くの登場人物が現れては消えていきました。
主だった人々はどのように最期を迎えたかは描かれていますが、理由もなく、何となくいなくなってしまった人もいます。
そういう人々も含めて今日は、最も印象に残った3人を選んでみようと思います。でもこの質問はかなり難問で、答えを出すのにとても時間がかかりました。
一度選んでも1週間後にまた考えるとかなり違った方が思い浮かぶのです。
時間が過ぎると、答えが変わってしまう種類に質問だと気づきました。
何故なんだろう?とかんがてみましたところ、
おそらく自分が生きている状況の変化に応じて、答えが変化しているのだと思います。
と言うことで前置きが長くなってしまいましたが、現在はこのようになりました。皆さんの予想とはだいぶ違ってしまって、がっかりさせてしまうかもしれませんが、ご容赦ください。
男性
レオ
マトラークチュ
スンビュル
女性
ニギャール
エスマ
ギュルフェム妃
です。
レオはご存知の通り、タタールの襲撃後、行方不明になった婚約者のアレキサンドラを探し世界を旅します。やっと会えたその想い人はすでに結婚し、子供もいました。
彼にとっては手の届かない人となりますが、思いをすぐに断ち切れるなんてだれにもできませんよね。レオもそうでした。しばらくイスタンブルに留まってしまったのです。
それでも相手の幸せを願い去ろうとしましたが、
いろいろあって、最終的には自分の存在自体が想い人の幸せな生活を脅かすという立場に追い込められました。
そして想い人が毒入りのスイートを自分に渡そうかどうか迷っていたとき、即座に決断し自らそのスイートを口に入れました。
これがレオの愛の貫き方でした、
悲しすぎるこの結末、でも レオはもしかしたらある意味で幸せだったのではないのかなあとも感じました。
勿論、この行動が、残された彼の想い人の幸せにつながったかどうかは見方によると思いますが、レオは最悪の状況の中で自ら選択したところが、印象的でした。
現実の世の中ではめったにであうことのない愛のカタチ、
相手のために死ぬことを選んだレオの選択が印象深かったです。
マトラークチュさんは、スレイマン皇帝がなくなる前に何らかの理由で亡くなっていましたが、スレイマンに命を奪われたわけではありません。
彼は歴史上存在した人物で、彼の作品が今でも残されているので、そういう意味で親しみがあるかもしれません。ドラマでのマトラークチュさんはシーズン3までは料理に例えれば味を引き締めてくれる香りのよい香辛料みたいでした。
ドラマでは彼は恋をし、結婚もしそして離婚もします。どれも幸せとは言えないものばかりでしたが、ニギャールにいつもやさしくしていたのが印象に残りました。
勿論結婚中に彼がありえないような問題の中でうごめいているときには違いましたが、それは当然でしょう。
彼はその時は自分に与えられた環境(自分の問題が解決できず)に苦しんでいたのですから、相手がニギャールではなくても同様に苦しんだことでしょう。
それは後に困ったときにニギャールが尋ねられるのが彼しかいなかった点からも、マトラークチュのやさしさを知ることができます。
マトラークチュの変わらぬやさしさが強く印象に残りました。
次はスンビュルです。
最初彼をドラマで見た大嫌いでした。この悪印象がなぜか今は消えています。
彼はオスマン帝国内部の宦官としては、かなりドラマチックな人生を送ったと思います。
長く宮殿で働くことができる宦官は当時少なかったかと思います。何故なら勢力争いが渦巻く宮殿で中立の立場をとることは不可能だからです。
好むと好まざるとにかかわらす、自分の立場を決めなければ生きていけません。
それも成り行きに乗ってうまくのりかえる術も知らないと生き残れません。
スンビュルもそうやって二つの太陽の間で、どっちの太陽が沈む太陽ではないかを見極め、沈まない太陽を選択しました。
ではたまたま彼の選択が当たったから彼はドラマの最期まで生き延びたのでしょうか?
そうとも言い切れない部分もありました。きっかけは上る太陽はヒュッレム妃だと思ったでしょう。でもその後ヒュッレム妃のなんと見えない魅力にひかれて、自ら仕えたいから仕えるという風に変わっていきました。
その根拠はあるときヒュッレム妃が彼を自由人にします。ですが、しばらくしてスンビュルはまたヒュッレム妃の元へ戻ってきました。
これはスンビュルがヒュッレム妃を強制的に選んでいなかったともいえそうです。
スンビュルはある意味オスマン帝国外伝のドラマの最期の幕を下ろしました。彼がハレムの扉を閉めた瞬間、ヒュッレム妃のドラマが幕を閉じたのです。
スンビュルが扉を閉める瞬間が強く印象に残りました。
さていかがだったでしょうか?
皆様の印象に残った人物もぜひお伺いしたいです。
女性陣は次回に・・・