オスマン帝国外伝シーズン3 44話のエブッスードとイブラヒムパシャの会話 「イブラヒムパシャはどんな慈善をした?」
44話オスマン帝国外伝シーズン3でエブッスードとイブラヒムパシャが慈善事業のことについて会話をする部分があります。
その時イブラヒムパシャは「慈善は黙ってするものだよ」と言いノートを見せるシーンがあります。
そこでイブラヒムパシャは後世にどんな作品を残したのかシェアーしたいと思います。
彼は遠征に行くことも多かったのでかなり広範囲な地域に彼の寄付によって造られた作品が数多く残っています。
コンスタンチノープル(イスタンブル)アラビア半島のメッカ、ギリシャのセラニクとカバラ(カヴァラ)、ブルガニスタンのラズグラートで彼自身の寄付でモスクを作らせました。他にも数多くの地域でモスク、学校、ハマム、噴水などを作らせ、ワクフが運営してきました。
さらにエジプトに滞在中には、面倒が見られてないモスクや建物を修復させました。さらに新しい建物も建てました。
ブルガニスタン共和国北東部のラズグラートにあるイブラヒムパシャモスク
バルカン半島で3番目に大きいモスクです。
イブラヒム大宰相が1530年から1535年の間に彼の寄付で作れてたが。1536年彼が死亡したため建設は一時中断されました。
1616年マフムト パシャによって完成されました。
クラシックトルコ建築の中で優れた建築の一つと言えます。
イブラヒム パシャ ムフスィネ ハートゥン モスク(İBRAHİM PAŞA MUHSİNE HATUN CAMİ)はイスタンブルのクムカプ地区にあります。
これはイブラヒムパシャの妻ムフスィンハートゥンがイブラヒムパシャに頼み、実現したと言われています。1532年にミーマルシナンに造らせました。(彼女自身が慈善を行ったとも言われています)
このそばに修行所(tekke)も作りました。
Muhsine Hatun Mosque , Photo Gallery https://t.co/dhBxn2CqrQ
— オスマン帝国外伝 (@weloveosmanli) June 25, 2020
さらにガラタ湾の沿岸にエスキ ヤーカパンヌ メスジド(Eski Yağkapanı Mescidi)も彼が造らせました。
参照したサイト
https://www.devletialiyyei.com/pargali-damat-ibrahim-pasa-sayfa-120.html
(イブラヒムパシャの遠征の様子が細密画でみられます)
https://www.mynet.com/pargali-ibrahim-pasanin-mezari-karakoyde-cikti-110103325111
(エスキヤーカパヌ メスジド)の写真がみられます。