オスマン帝国外伝シーズン3 46話ハイライト ハティジェ、マヒデブラン、ギュルフェムがイブラヒムの仇を取る相談をするが、手立ては?

ハティジェの家では、3人が今後のことを心配して次の手を考えていた。

マヒデブランはハティジェに

「あなたと子供たちに神が忍耐をあたえてくださいますように」

と慰めの言葉をかけた。


「これが私の運命なのね。悲しみと痛みのなかで生きることが・・最後の死ぬしゅんかんまでずっとね」

とハティジェの悲しみはこれから先消えることはない。すると

「すべての原因はすべてヒュッレムよ。彼女の汚さから世界を救えたら・・・あとどれほどまたなければならないのかしら」

とマヒデブランが言う。するとギュルフェムが

「私たちに何ができますか?ヒュッレムは今までにないほど強力ですよ。それに、今までも誰も彼女を食い止めることができなかったわ。 皇帝が彼女の壁となり助けるのですもの」

と聞く。


「どうなるの?
今のように手足を知らばれた状態のままでいるのですか?
みんなから援けられるのを順番に待っているとでもいうのですか。
皇女様、私たちはイブラヒムパシャの仇を打つのではないのですか?」

とマヒデブランは悲しそうだが、まじめに復讐を考えているようだ。


「何か考えがありますか。言ってみて」

とハティジェは力なく聞く。 だがみんなには何も手立てが見つからないようだ。

そんな時マヒデブランはある女性を思い出した。 そして

「彼女はとても忠実な侍女です。頭もよく、能力もあります。
男性と同じくらい強いです。
最も大切なのは忠誠です。彼女は皇子に忠誠を尽くしています」

とある侍女のことを話し始めた。

するとハティジェ は、

「これはとても重要で危険な仕事よ。できるかしら? 」

「まちがいなく」

とマヒデブランが確信をもって答えた。するとギュルフェムが


「皇女様すぐにけっていなさらなくても・・・
少しお考えになってはいかがですか。
これの報いは重いかもしれません」

「私にこれ以上誰が何をできるというの?ヒュッレムと言う蛇が、私の人生をうばったわ」

とハティジェは答えた。

「シャー皇女様とおはなしになったようですが、
あなたに約束しましたわ、あなたを助けると。
このことについて彼女と相談してはいかがですか」

とギュルフェムはアドバイスした。彼女は慎重派だ。

「彼女は自分のことで手がいっぱいよ。
約束したことをもうずっと前に忘れてしまっているわ。
まちがないわ。
それにこれは私の問題だから。
ヒュッレムの命を取るならば、それは私がきめることよ。どこにいるの、その女性は?
みてみたいわ」

とハティジェはマヒデブランの話にのったようだ。

この女性はだれだろう?

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