ニギャールがイブラヒムに危機を知らせるが オスマン帝国外伝シーズン3 36話ハイライト

「真実を話さなければいけません」とマトラークチュが事件について沈黙したイブラヒムに進言する。
イブラヒムは
真実とは、皇帝の見たいもの、望むものであると考えていた。
このころイブラヒムはもうヒュッレムの言うことをスレイマンが信じると知っていたようだ。
だからこそ沈黙した。

言えばまた悪い印象を与えるだけだと知っていた。
納得のいかないマトラークチュだったが、彼にイブラヒムは
「心配するな」という。彼には何か考えがあるようだ。

そこへのニギャールが会いたいと言いに来た。ニギャールは娘を連れて逃げようとしたので、イブラヒムは御怒りなのだ。
イブラヒムは「どの顔でここへくるというのだ。」と言って、最初はりあわなかったが、
重要な情報だというので、彼は会うことにした。そうだった、

ニギャールが入ってくる。マトラークチュは出ていく。

「子供に会うために許しを請うのだろう?」と言うが
「勿論娘に会いたいですわ。とても・・でも今日は違う用件で来ました。
耳にたことがございます。お気をつけなければなりません。ヒュッレムスルタンは今日か明日のうちにあなたに何かしようとしています」
というと、
「そうか」「フン」と言う。そして
「もう起こったよ。おそかったな」
「つまり、どうされたのですか?」
「ともかく、お前はこの情報をどうやてってにいれたのだ?」
黙っているニギャールに

「リュステムか?そうだろう?もちろんな、一緒に住んでいるのだからな。
お前も一味なのか?これもまた罠かもしれないな」

「決してそんなことはございません。リュステムアーは私を敵とみなしていますわ。ハティジェ様がお許しになるなら、すぐ私を離婚させてください。もし離婚してこの災難から逃れられるなら。そうすれば彼と一緒にいかなくてもよかったのですから・・・」
という。
「他に言うことがないなら、おひきとりを」と言うと
「娘は元気ですか?」と聞く。
「元気だ心配するな」と言う。
ニギャールは「会いたい」というと
「出ていきなさい」と今度はきっぱりとイブラヒムは言った。
ニギャールは今でもイブラヒムの味方なのだった。でもそれはイブラヒムには届かないようだ。あれほど慕いあった仲なのに、ほんとに愛とははかない感情だなあ・・・

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