オスマン帝国外伝キャスト・登場人物 【クララ(ヌルバハル)】
クララは心の優しい女奴隷だった。
メフメト皇子に見染められ 側めとなる。
メフメト皇子も誠実な若者で二人は、ヒュレムの心配をよそに愛をゆっくりはぐくんでいた。
クララは メフメト皇子に自分もあなたが信じている者を信じたいと言い、メフメトに導かれてシャハーダをする。
ところが、クララは身ごもってしまう。これがクララの運命を大きく変えてしまった。
皇子はイスタンブルの宮殿のハレムでは、赤ちゃんを持ってはいけないという規則があるらしい。皇子がサンジャクに知事として赴任するまでは、禁止されていた。
クララの妊娠に気がついたミフリマーフは、メフメトに忠告する。メフメトはもちろん反対する。クララもメフメトを信じていた。
だがミフリマーフの影響力は強かったため、とうとうメフメトは規則に従うことを受け入れた。
クララの赤ちゃんを取り出す手術が行われようとしていた。
クララは最後の最後までメフメトを信じていて、彼に一目会わせてと何度もお願いするが聞き入れられなかった。
苦悩するメフメト。メフメトは一度はミフリマーフの意見を聞いたとだが、やはり自分の心の声に従うことにした。彼は「もうすぐ私はサンジャクに赴任する。黙って彼女を連れて行けば何とかなる」と思いなおす。
そし手術を取りやめるように言おうとした。
そこへミフリマーフがっやってくる。
なんとかわいそうなクララよ!
またまたミフリマーフが口を出した。もう赤ちゃんは取り出され葬られたと言った。でも本当はその時はまだクララも赤ちゃんも生きていた。もちろんメフメトのためを思ってとのことだろうが、もうすぐサンジャクに行くのだから、クララのことを見て見ぬふりをすることもできたろうに・・・
規則規則って、そんな規則ありなの?
黙って送り出してあげるのも愛情だと思う。
ところがミヒリマーフはメフメトに嘘をついた。そしてその後クララは本当に赤ちゃんを失ってしまった。
それをたまたま見てしまったキラズもミフリマーフの命令でトラブゾンへ返されてしまった。
その後クララはメフメトに会えた。
子供を失ってもメフメト皇子がそばにいるならそれだけだ十分だと彼女は’けなげなことを言う。
そしてあの夜のことを話し始めた。夜に行わっれた子を話し出すと、メフメトは驚く。、ミフリマーフのウソをはじめてメフメトは気が付く。
ところがヒュッレムがこの出来事を知ってしまう。
次の日メフメトがクララを見舞いに行くと、そこにクララの姿はなかった。
クララはヒュッレムによって外へ送られた。
そして2度とクララはメフメトに追うことはなかった。
ああかわいそうなクララ!
皇子を愛する女性たちは幸せにはれないのだろうか?