ニギャールが離縁を求める オスマン帝国外伝シーズン3 30話ハイライト

ニギャールは子守歌を歌う。エスマヌルと名前をもらったカデルはその声を聴きながらすやすややと眠る。
ニギャールのえがおが素敵!

そこへイブラヒムがはいってくる。そして
「ここなぜまだいるんだ?」といってドアを閉める。
ニギャールは 
「ゼフラ様が今日あなたがいらっしゃるとおっしゃったので、お待ちしておりました」
そして困ったように
「ニギャール」
と言うとニギャールは嬉しそうに
「名前のエスマヌルとつけたそうですね。すてきななまえですわ。一日ジュいいつでけてましたわ」
「さあすぐにでなさい」
どうやらふたりにはかなりの温度差があるようだ。

ニギャールは本題に入る。

「パシャ様この赴任をおとり辞めさせてください。リュステムと行きたくありません。私を娘から離さないでください」

「その問題はもうおしまいだ。行かなければならないのだよ」

「あなたの望みはこれなのですね。そうでしょう? 遠くに行ってほしいのですね。ハティジェ様がそのように命じたのですね。あなたもOKしたのです」

「ことばにきをつけろ!私の忍耐も憐みもげんかいがあるのだ」と言いて出ていく。

それから家に戻ったニギャールに、
「ようやくいえにもどったのだな」

「そんな風におっしゃらないでください。娘にあってまもないのに私をおくりだそうとしているのですから」
と娘と別れるつらさを話すと、

リュステムは
「お妃さまにトリックをかけようとするこらこうなるのだ」
とかなり冷たく言う。

「私に起こったことを知らないかのように話さないで。こうなることを私が望んでいたとでもいうのですか。私が死ぬ前に私を殺したのですよ。私に何も罪がないにもかかわらず・・・」

と言うと、リュステムは呆れたというように首をふり出ていこうとする。
(たしかにニギャールの言っていることは少しおかしいところがある。
あれほど賢い彼女が自分にに全く罪がないとなどと思っていたのだろうか?)

その彼を引き留め
「ヒュッレム様とお話していただけないでしょうか?彼女はあなたを好きです。何か道をかならず探してくださるでしょう」

「おおせのままに、スルターヌム」という。ニギャールにスルタンが使われたのは後にも先にもここが始めただ。リュステムは皮肉を言った。

「お前の子供(の悪い言い方)にかまっている暇があるとでもいうのか」

「もしそうならなぜ私をそばに置くのですか?離縁してあなたも私も救われるわ。
するとリュステムは

「お前が結婚すると言えば結婚し、お前が離婚しろと言えば私は離婚するのか、そうなのか」
「これは二人にとって良いことよ」
となおも説得するが、

「もともとあなたも私をのぞんではいないわ。私の顔さえみなではないの。離縁して、旦那様」
するとリュステムは復位が高圧的に
「私は望んだときに、私は離縁する。わかったか?」
と言って出ていく。

ニギャールは八方塞がりだった。ニギャールが娘と過ごせる手立ては見つかるだろうか?

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