スレイマンが倒れる。犯人は誰? オスマン帝国外伝シーズン3 34話ハイライト
スレイマンはバルコニーで倒れた。どうしたのだろう?
過労?毒が盛られた?理由はわからない。
メフメトとあったすぐ後だった。
ヒュッレムはメフメトに
「今日御前会議の後にイブラヒムパシャと造船所へ出かけましたね」
「その通りです。
何か問題でも?」
」もし宮殿から離れることがあるときは、私に知らせなければいけません」
「私もそのために来ました。あなたがお知りになるべきことがあります。
春に宮殿から私は離れます」
と言うと、顔色を変えて、
「どういうこと?」とヒュッレムは質問する。
「サンジャクに行くのです」と嬉しそうに言うメフメト。
「どうして?どこから出たの?!このことは、いままで何もなかったのに」
「私が望みました。皇帝様も受け入れてくださいました」
と言うと、なにもいわずに出ていくヒュッレム。
急にこの話題が浮上したのにはわけがあった。先ほどイブラヒムと船をみにいったときに、メフメトは知らず知らずにサンジャクヘ行きたいと強く思う気持ちを強めたのだった。
これはイブラヒムの作戦でもあった。
サンジャクに皇子が行くとき母親も一緒についていかなければならないという規則があったからだ。
「母上!」と呼び止めるメフメトの言葉を聞かずに怒った歩き方でスレイマンの元へ向かう。
部屋の中に入り「スレイマン」と呼ぶが返事がない。
それはそうだ、スレイマンが倒れていたから。
それを発見し、驚いて
「目を開けて目を開けて」と叫ぶヒュッレム。そして「アーラール」と大声で叫ぶ。
次にシーンではベッドにスレイマンは寝かされていた。
どうも雲行きが怪しい。みんなの様子が変だ。
メフメトはミフリマーフに春にサンジャクに赴任することを話す。すると
「無理よ、母を少しでもしっているのなら、必ず彼女は妨害するわ」
と言うと、
「そんなこと許さない」といって立ち去るメフメト。
ヒュッレムたちは部屋の外で困惑していた。
皆が悲しんでいる様子だ。
ハティジェが悲しむヒュッレムにやさしく「心配しないで、兄は良くなるわ」と声をかけた。
わあ、そうなんだ。大事な人が病気になると今までのいざこざがいっぺんに吹き飛んでしまう。
人は同じ悲しみに出会うと、その悲しみを共有することがそれ以前の関係よりも重要になってくるようだ。
イブラヒムは医者にきく。
「容態はどうだ」
すると医者は「毒を盛られたようです」と答えた。
驚くイブラヒム。
「間違いないのか?だがどうやって毒が盛られたのだ?」
「他に原因が見つかりません。熱を下げるように努めています。
どうやって毒を消すかはわかりません。今までみたことがありません」と医者はいう。
スレイマンが治る手立てはないのだろうか?それより子は名どんな毒なのか突き止めるのが先決だ。出ないと治療法もわからないままになってしまうだろう。