イブラヒム大宰相とヒュッレム妃の違い シーズン3 37話の感想
イブラヒムパシャとヒュッレム妃の争い日に日に激化していきますが、二人の違いって何なんでしょうか?
37話で イブラヒムは皇子メフメトのカフタンを使ってヒュッレムに罠を仕掛けました。
メフメト皇子が海岸から落ちたように見せたのです。
ヒュッレムは彼がなくなったと思い消沈します。
その時イブラヒムは
「私は皇子様たちを命がけで守ります。誰からであろうとも、どの皇子様もみな同じです。彼らは帝国の未来ですから」と言っていました。
イブラヒムは皇子様たちを心から大切に思っていました。誰からでも守り抜く覚悟がありました。ですので、メフメト皇子の命を奪うことなどありえなかったのですが、ヒュッレムは死ぬほど心配しました。
彼はこのことで死ぬ前に私を死なせたと言っているくらいですから、死ぬほど、いいえ、死ぬよりも怖がったのです。
そころがそのような気持ちをヒュッレム妃は持ち合わせていません。
彼女にとっては自分の息子がすべてでした。
何故ならメフメトカフタン事件がイスタンブルで起こっていたちょうど同じころ、マニサでは皇子ムスタファの命が狙われました。
その黒幕は残念ながらヒュッレムでした。
ヒュッレムはムスタファの命を奪おうとしたのです。
でもヒュッレム妃だけがこのように考えていたわけではなりません。
ムスタファの母マヒデブラン妃もヒュッレムの息子メフメトをこの後、病原菌を使って病死にみせさようとしました。
こうしてみると簡単におもいつくのは、
男と女の違い
母親と大宰相の違い(立場の違い)
でしょうか?
でも男女の違いや立場の違い問うのであれば、一概にそうとも言えません。
続オスマン帝国の主人公 キョセムは 自分の実の息子イブラヒム皇帝が精神を患っていたため、泣く泣く彼の命を取ったと言われています。
そして母親と大宰相と言う立場の違いも確固たる理由にはなりません。
歴代の大宰相たちが必ずしも皇子や帝国の未来を考えていたとも限らないからです。
こうしてみるとイブラヒムパシャはある意味で帝国の将来を真剣に考え行動していた人物のようにも見えてきます。
ということでイブラヒムパシャとヒュッレム妃の大きな違いは、
短絡的に言えば、
帝国か自分の息子かどちらが重要かという質問の答えがちがうという点と言えるかもしれません。
「もしあなたが私の実の子だったらよかったのに」というようなことも言っています。
37話で イブラヒムは皇子メフメトのカフタンを使ってヒュッレムに罠を仕掛けました。
メフメト皇子が海岸から落ちたように見せたのです。
ヒュッレムは彼がなくなったと思い消沈します。
それが罠だったとわかった後で二人は話しました。
その時イブラヒムは
「私は皇子様たちを命がけで守ります。誰からであろうとも、どの皇子様もみな同じです。彼らは帝国の未来ですから」と言っていました。
イブラヒムは皇子様たちを心から大切に思っていました。誰からでも守り抜く覚悟がありました。ですので、メフメト皇子の命を奪うことなどありえなかったのですが、ヒュッレムは死ぬほど心配しました。
彼はこのことで死ぬ前に私を死なせたと言っているくらいですから、死ぬほど、いいえ、死ぬよりも怖がったのです。
そころがそのような気持ちをヒュッレム妃は持ち合わせていません。
彼女にとっては自分の息子がすべてでした。
何故ならメフメトカフタン事件がイスタンブルで起こっていたちょうど同じころ、マニサでは皇子ムスタファの命が狙われました。
その黒幕は残念ながらヒュッレムでした。
ヒュッレムはムスタファの命を奪おうとしたのです。
でもヒュッレム妃だけがこのように考えていたわけではなりません。
ムスタファの母マヒデブラン妃もヒュッレムの息子メフメトをこの後、病原菌を使って病死にみせさようとしました。
こうしてみると簡単におもいつくのは、
男と女の違い
母親と大宰相の違い(立場の違い)
でしょうか?
でも男女の違いや立場の違い問うのであれば、一概にそうとも言えません。
続オスマン帝国の主人公 キョセムは 自分の実の息子イブラヒム皇帝が精神を患っていたため、泣く泣く彼の命を取ったと言われています。
そして母親と大宰相と言う立場の違いも確固たる理由にはなりません。
歴代の大宰相たちが必ずしも皇子や帝国の未来を考えていたとも限らないからです。
こうしてみるとイブラヒムパシャはある意味で帝国の将来を真剣に考え行動していた人物のようにも見えてきます。
ということでイブラヒムパシャとヒュッレム妃の大きな違いは、
短絡的に言えば、
帝国か自分の息子かどちらが重要かという質問の答えがちがうという点と言えるかもしれません。
ところで、ヒュッレムはムスタファにシーズン4で
「もしあなたが私の実の子だったらよかったのに」というようなことも言っています。
ヒュッレムはムスタファ皇子の才能や能力や性格を十分認めていたことになり、さらに自分の子であることを望んでいたわけですね。
ヒュッレム妃にとって自分の子であることが重要だったのです。
自分の子が皇位につかなければ自分の命の有無に直結する時代を生きたお妃さまたち!
ほんとに大変な時代だったんですね。
その彼女たちの戦いはまだまだ続きます。