シャーはハティジェに協力するつもりはない? オスマン帝国外伝シーズン3 41話ハイライト
イスタンブルについたシャーは彼女の滞在準備をしていたハティジェのところへはまっすぐ行かなかった。
その彼女がハティジェのところへようやく向かった。
シャーはイブラヒムついてなぜ民衆をあれほどいからせたのか聞く。 「大宰相はそんなに簡単なことではないわ。
みんなしあわせにすることはできないのよ」
というと、
「私をなぜあなたは呼んだの?」
と話を変える。もちろん二人の本題はこれだった。
ハティジェは濁して 「ただ話したいからよ 」
と言うと、
「なぜ帝都によんだのかを聞いたのです。私を恋しく思ったからではないわよね。そのことを今知りたいのよ」
と言うと、いいにくそうにハティジェは
「ヒュッレム」
と答えた。
「今まで彼女がして来たことはご存知よね。でも知らないことも山ほどあるの。彼女に対して協力し合あて行動に出なけらばならないわ」
というと、
「今まではなにをしていたの?」
となんだか傲慢な感じのする言い方で質問する。
「できるだけのことはしたわ。皇帝の心から彼女を取り去りたかったの、だけれどそうはならなかったわ。多くの女性がやって来て、去ったわ。誰も成功した者はいなかった・・・」
そういえばイサベラ、フィルーゼもハレムから去っていったなあ。
ハティジェは続ける。「そして今は彼女がハレムを統治しているのよ。それだけでは満足せず、帝国までとうちしたがっているわ」
「頭のいい女性よね、あなた方より上手に統治するのは確実ね」
とシャーは言う。
「どうしてそんなに余裕があるの。彼女はムスタファだけでなくイブラヒムも手にかけようとしたのよ。
何とか食い止めたわ。でも彼女をとめなければ。あなたがいればとめられることができるわ」
と言うと
「いいえ。これはあなた方の問題よ。けっして私をかかわらせないで」ときっぱりと答えた。
「私はオスマン家の将来についてはなしているのよ」
とハティジェは声を荒げる。
すると
とかなり的を得た質問したためハテジェは絶句した。
シーンは変わって、何かまたイブラヒムに問題が起こったようだ。 ハティジェが困ったようにうろうろしている。 そこへシャーが入ってくる。
「ニギャールについてどうしてはなさなかたったの?こんな大事なことを他の者から聞くなんて・・・ 」
とシャーがいうと、
「ヒュッレムが言ったのね、そうでしょう?よそくがつくわ。彼女は私を怒らせるためにできることはなんでもするから。」
「そういうのはやめなさい。すべての出来事がヒュッレムから起きているとは限らないわ。このことも彼女のせいなの?」という。
(イブラヒムはまたどんな問題を起こしたんだろうか?)
「あなたがけいけんしなければわからないわ」とハティジェは苦し紛れに言った。
と言うと
「自分と同じにしないで、私は今まで誰とも強く関係を持たなかったわ。これからもそうよ」
と答え去っていく。
彼女は最初から最後まで全くハティジェに同情していないようだ。彼女の目的はヒュッレム打倒もそうだが、其れよりもイブラヒムを打倒し、この帝都を自分たち夫婦で治めようともくろんでいた。
勿論ハティジェもスレイマンもヒュッレムでさえまだそのことに気づいていなかった。
このシャースルタンのトルコ語はとてもわかりやすい。
だが口をひらけばとげのあることばかりとびでてくる。
悪役としては最高だ。
その彼女とヒュッレムは彼女とどのように戦っていくのか、そしてイブラヒムがそう係るのか?