ヤフヤーのミフリマーフへの思い オスマン帝国外伝シーズン3 26話ハイライト
ヤフヤーに手紙を渡すアーがいた。
だれからだろう?
これはなに?ネブ?と聞くヤフヤー。
だがアーはお辞儀をしただけで去っていった。
中を見るとそこには
ヒュッレムの娘ミフリマーフからだった。
それはあす会おうという手紙だった。
微笑むヤフヤー。
でもなぜミフリマーフが今マニサにいるのか?
ミフリマーフはマニサにムスタファの息子の誕生祝いにやってきていた。
約束の場所でミシュリマーフを待つヤフヤー。
とてもいい顔をしている。
誰もが一度はヤフヤーの思いを経験したことがあるに違いない。
待ちわびた愛しい人を待つ気持ち、
そしてその人が目の前に現れたときの瞬間の気持ち・・・
ヤフヤーはその気持ちを柔らかく言葉にする。
でもミフリマーフはなんだか冷たい感じだ。
なぜかな?
あなたは何を言ったかわかってるの?
とかなり厳しい応対をした。
ミフリマーフはヤフヤーとのことが人に知られることを恐れているようだ。
もし誰かに聞かれたら、何があなたに起こるかご存知よね?
首を取られるのですか?
怖くないの?
怖いです。
ミフリマーフが
「ではなぜ」と言うところまで口にすたところでヤフヤーは彼女の言葉を遮った。
初めて恐怖を感じています。
あなたにもう2度と会えなくなることを恐れているのです。
するとミフリマーフの表情が少し和やらぐ。
そしてこれはあなたのよと言って 彼の詩集を渡した。
その時二人の手がかすかに触れる。
深い二人の愛を確かめるているかのように・・・
去ろうとするミフリマーフを
皇女様と呼び止めるヤフヤー
振り向くミフリマーフ。
ヤフヤーは今度いつあなたとお会いできるのでしょうか?
と尋ねると、
ミフリマーフはかすかに微笑み、無言で去っていった。
その後ろ姿をいとおしそうに見つめた。
おそらくヤフヤーは今この世でいちばん幸せな男だろう。
ヤフヤーもそれを確信していた。