シャーの家族ルトフィパシャとエスメハンが到着 オスマン帝国外伝シーズン3 42話 ハイライト

マトラークチュとイブラヒムが話をしているとシャースルタンの夫、スレイマンの義理の弟のルトフィパシャがやってきた。

イブラヒムとは知り合いにようだ。話だ狩りもなくあいさつし、イブラヒムが滞在する場を準備したとつたえると、彼はシャーと一緒に住みたいという。

イブラヒムはシャーと娘のエスメハンはハレムに客として止まるので、入れないと答えると彼は微妙な顔をした。

そこへシャーがやってくる。後ろには背の高く、怖そうな従者がいた。

シャーは夫ルトフィとあいさつをかわしてから、

「夕食に会いましょう」

というと

「あなたがご存知です」

ととても丁寧な答え方を妻に対してした。(なんだか違和感)

断食明けの食事イフタルにイブラヒムが呼んだのだ。

とてつもなくつれない感じがする二人だった。

今度はエスメハンが入ってくる。大きくなった彼女見て感慨ぶかそうに

「なんとも大きくなりましたね。わかりませんでした」

とスンビュルが懐かしそうに話しかけるのを、背の高い従者がきいていた。

挨拶がおわり今度は不思議そうに背の高い従者をスンビュルは見て

「あなたは誰」

と聞くとその男は無視していってしまった。
なんとも横柄な奴だとスンビュルは思った。

名前はメルジャンだった。エスメハンと共に来たのだ。

エスメハンはヒュッレムにあいさつに行くと、ミフリマーフもやってきた。彼女はミフリマーフに嬉しそうにあいさつした。

そして

「お話には聞いていましたが、まったくその通りですね」

と笑顔で言うと、

「なんて私のことを言ってるのかしら??」

と聞く。

「とても美しいと言っていました。ほんとうだったのですね」


とほめるとミフリマーフはよろこんだ。
二人はいとこで年頃も一緒で話があいそうな感じがした。

ところが二人の間にはいろいろなことがこれから起こる。
特にマルコチョールをめぐってハレムにはまた愛の嵐が巻き起こる

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