フィルーゼが牢へ オスマン帝国外伝シーズン3 29話ハイライト

目を大きくしてこわ~~い顔をしたヒュッレム。相当 リュステムに怒っている。
ヒュッレムはマニサから戻った。そしてもうそこにはフィルーゼがいない事を期待していた。
だがフィルーゼはしっかりハレムにいた。

「戻った時にフィルーゼをここで見たくなかったといったはずよ。あなたにチャンスがあったのに、あなたはあの人を助けてサライまで運んだそうね」

というと、リュステムは危険でない道があるのだと諭す。

ヒュッレムは「何を言ってるの?」と何が何だかわからない様子だった。

そこでフィルーゼのうなじに彫ってあった印の写しをみせながら、これはサファヴィー朝家の紋章だと説明した。

フィルーゼが!サファヴィー朝の王家の者?スパイかも?
だとすればオスマン家からみたら敵だ!
さらに彼女は奴隷ではない。自由人だ。
となるとフィルーゼの行く末は明確にわかる。

処刑されるは免れるかもしれないが追放は間違いないだろう。

ヒュッレムも久しぶりに笑顔になった。シーズン3に入ってからというもの、彼女はフィルーゼの問題に悩まされていただけでなく、メフメットが重傷を負ったり大変なこと続きだった。

ヒュッレムはその足でフィルーゼの部屋へ向かう。
そして

「あなたのさいごがきたわ、この部屋にそしてハレムにサヨナラするときが来たのよ」と言うと、
「そうですか。今度は私に何をなさるのですか?どこへ送るおつもりdスカ?」と負けずに動じず答える

あなたの国ペルシアにはこんなことわざがあるそうね。もしかしたらご存知かも。
「私は死体を洗ったわ。それが天国へ行こうと地獄に行こうと関係ないわ」と言ってから
「アーラル、彼女をろうにいれなさい」と大声でさけぶ。

フィルーゼは
「何をなさるのですか、そんな権利はあなたにはありませんよ、はなして」
といいながら 連れていかれる。

そこへキラズが来て「何をしているんですか。放しなさい」
と言うと、「ヒュッレム様のご命令です」とアーは答えた。

こうして彼女は牢に入れられた。

すぐにアフィフェはフィルーゼが牢屋に入れられたことの理由を聞きに来た。
ヒュッレムは得意そうにハレムの規則を守るためにと答えるが、アフィフェは合点がいかなかった。
「何か過ちを犯しましたか」とアフィフェは心配そうに聞く。
「これがふさわしいと思ったからですわ。何か問題でも?」と言うと
「もちろんございます。彼女はスレイマン皇帝の側めです。このような暴挙をみのがすことはできません。すぐに牢から出すように命じてください」
とアフィフェはフィルーゼをかばおうとするが、
「アフィフェ、則を超えないように、フィルーゼは牢から出さないわ。もし異議を唱えるものがあるなら、彼女と共にその者の首が飛ぶわよ」
と強く言うと
「このことについてスレイマン皇帝にお伝えしなければなりません」
と言うが、ヒュッレムは「どうぞ」と自信ありげに答えた。
その足でスレイマンの部屋へむかうが、彼は留守だった。
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