ついにシャースルタンがサライにやってくる。オスマン帝国外伝シーズン3 40話ハイライト

ついにシャースルタンがサライにやってくる。

スンビュルが朝の挨拶をしにヒュッレムの元を訪れる。

そしてシャーがサライに来る途中だと伝える。

ヒュッレムは

「準備をするように」

言うとスンビュルは

「もうできています」

と答える。それからヒュッレムは

「このシャースルタンをハティジェ様が呼んだと聞いていますが、ハティジェ様は私とのこと彼女に伝えたでしょね。
何もないように願うわ」

とヒュッレムが言うと、スンビュルは

「何もないでしょう。二人は小さいときからわかりあえませんでしたから」と答えた。

ハティジェの家ではシャーの到着が遅くなっているので心配していた。 ハティジェの家に来ると思っていたからだ。

ギュルフェムが

「もうすぐ着きますわ」

と安心させようとすると、

「シャースルタン様は先にトプカプサライへ行きました」と言う知らせが届く。

「どうして?ここにつれて来るように言っておいたわね 」

ときく。

「ご自身がトプカプへ行くことを望まれました。」と付き人は答えた。

それを聞いて、ため息をするハティジェ。 期待が外れたようだった。

さてみんなが気にかけているシャーとはどんな人物なのか?まず彼女のトルコ語はわかりやすい。発音がとてもきれいだ。

ヒュッレムとの初対面はかなり柔らかな印象だった。

アフィフェとも懐かしそうにあいさつを交わした。

メフメトたちとも楽しそうだった。

そしてミフリマーフを見ると驚く。

「とても美しいわ。神がお守りくださいますように」

と言い、そしてヒュッレムには

「大きくなったわね 」

と言う。ヒュッレムは

「時は流れていますわ」

となんだかそわそわした感じでヒュッレムは答えた。

そのころハティジェも宮殿にやってきたようだ。
そして宮殿で二人の姉妹は再会した。

ハティジェは

「準備をしてたので、残念だ」伝えた。そして「ここに滞在すると聞きました」と言うと、シャーは「そうよ。でもあなたのところへも行くわ」と言った。

どうやら二人の間には温度差があるようだ。 ハティジェはシャーをすごく待っていたようだが、シャーは違っていた。

次についに皇帝と再会した。

シャーと皇帝は仲がよさそうだ。兄弟姉妹3人で座っている。

ヒュッレムもやってきた。
3人を見てヒュッレムは
そして「兄弟がいるのは素晴らしいことですわ。私にもいたらいいのに・・・」と話し始めると、

「あなたもこのオスマン家の一員よ」と優しい言葉をシャーはかけた。


やさしいいひとなのかなあ?ヒュッレムはとてもうれしそうだった。

今までオスマン家の人にこんな優しい言葉をかけられたことはなかったからだ。

でもハティジェは気分良くない。

部屋から外に出ると、ハティジェは

「ヒュッレムにやさしくしないで、あとでもんだいになるわ」と忠告すると、シャーは

「 私が何をするかをあなたが私に命じるの?」とかなり厳しい答えをした。
ハティジェは「その、ただ」と口ごもる。

シャーは思ったことをとてもはっきりものをいうタイプらしい。
社交的にも見える。
だがそのあとに彼女が次に放った言葉には驚くばかりだった。

「ヒュッレムと言う蛇はあなた方のせいでこれほどまでにおおきくなったのよ。

いちばん最初に止めることができていれば、何も起きることはなかったのに」と言った。

なんとまあ、今までの対応は何だったのでしょうか?

あれほど笑顔でヒュッレムも含めてみんなとあいさつを交わしていたのに、

この豹変ぶりはすごいです!

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