「創始者オスマン」18 デュンダルがカイの邑へ戻る

ビザンツ帝国皇帝の姪にあたる王女を助けたオスマン。彼女をカイの邑に連れ行くように部下に言い、自分はバルガイの元へ向かう。

オスマンはモンゴルのバルガイと手を組むことになった。
バルガイが言うには、デュンダルは今アリシャルの館だとのことだ。
2人はアリシャルの館へむかう。
そこには今までデュンダルが隠れていた。ビザンツ側のヘレナが二人が来ることを前もって伝えたため、彼らはもうすでに出発した後だった。

取引ではデュンダルの居場所とジンギスハンの詔のある場所を知らせあうことになっていた。
バルガイの知らせは間違いだとうことになるが、オスマンは詔のありかを教える。
オスマンはその足でアクサカルの元へ向かう。

カイの邑に連れてこられた、王女はどうなっただろうか。バラが面倒見ることになる。
王女はオスマンを勇敢だとほめたたえる。そのためバラの嫉妬心が芽生える。

王女の存在を極秘にと言うが、そんなことできるわけがない。カイの邑の人々は見知らぬ女性が来たことぐらいは知っていた。

ところでデユンダルはどこへ向かったのだろう?
彼はカイの邑へ戻っていく途中だった。
ゾフレはそこでデュンダルにモンゴルと手を組んだことを打ち明ける。
彼は激怒し彼女を切ろうとするが、娘の願いをかなえるため思いとどまった。

そんなことが蟻ながらも彼らは無事カイの邑までたどり着く。
迎え入れる人々は彼らにあいさつをする。
彼は以前はこのカイの邑の代表者だった。
今はギュンドゥズが取り仕切っている。
この家族が戻ったことでまた邑はまとまらなくなっていった。

オスマンはバラに会い、王女を必ず守ってくれと言われるが、彼女が邑に戻ると、そこ王女の姿はなかった。彼女は連れ去られた。
このことがコンヤのモンゴルのトップに知れたらカイは破壊されるだろう。
何故なら王女はそのトップに嫁ぐ途中でオスマンが助けここへつれてきたからだった。



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