新・オスマン帝国外伝 キョセム(Muhteşem Yüzyıl: Kösem)49話後半

49話後半
ヒュマーシャーは皇子たちを見にやってくる。そして食事をキョセムとする。

「どこから来たのか」とヒュマーシャーが尋ねるとキョセムは苦労話を話しだす。

父親がサフィイェに殺されたことを話す。母親もなくなったそうだ。一人妹がいたが行方不明だとも伝えた。
穏やかな食事だった。
狩りに行ったデルヴィシュとイスケンデルと皇帝。

皇帝はデルヴィシュに

「皇帝は自分が父親に似ないように努力している。兄に起こった出来事を思い出し、自分が次の番だとわかっていた。もし彼が暗殺者を皇帝が送っったらどうしたか」

と尋ねるとデルヴィシュは

「彼らを防いだでしょう」と答える。皇帝は

「皇子のために皇帝にはむかうのか。忠誠心はどこにあるのだ」

と聞く。
すると

「私はあなたに忠誠だけでなく愛情で結びついています。愛は忠誠よりも強力です」

と答える。

「では皇子の一人を私よりも愛したなら、そしてその愛が私への忠誠を覆ったらどうするのだ?」

 と問い詰めると

「未来はどうなるかわかりません。ただ神に唯一ねがうことは、あなたの忠誠を誓ったしもべとして死ねるようにということです」

と答える。

皇帝はデルヴィシュを助けるだろうか?

皇帝はとても迷っていた。・・・

宮殿に戻るとカフタンを準備するよう命じる。

赤いカフタンだった。それは誰かの死を意味する。

ハンダンはそのことを知り一瞬息ができなくなるが、デルヴィシュの元へ向かい別れを言う。
ヒュマーシャーは母を訪ねるつもりだ。そこで猫の餌と手紙を母に渡すようにビュルビュルから頼まれる。

お供をするのはイスケンデルだった。

本当の姉と弟は今同じ小舟で母の元へ向かっていた。ヒュマーシャーはビュルビュルの手紙を見てしまい、イスケンデルが弟だということを知る。
 
母サフィイェはヒューマシャーの来訪に喜ぶ。

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