ヒューマシャーとズルフィキャルの感動別れのシーン キョセム２０話から抜粋

ヒューマシャーがやってくる。

小姓頭：「スルタン様」

ヒューマシャー：「昨日の夜あなたがおいでくださらなかったらどうなったか、わかりませんわ」

小姓頭：「あなたには命の借りがあります。借りは返しました」

ヒューマシャー：「もうすぐ旅にでますのよ」と何かを言いたげな彼女は

「私は、私は・・・」と言葉を詰まらせ、ようやく
「皇帝はあなたにお任せしましたわ」とだけ言って去っていく。

「スルタン様」

と呼び止めるズルフィキャール

「ハサンパシャと行きたくないことを私は存じております。どうしてこのようなことを・・・」

するとヒューマシャーは振り向き、
「あなたに秘密をうちあけたなら、秘密にしてくますか？
私は母のために行かなければならないのです。これで十分ですね。

これ以上を私もあなたも言うことはございませんわ。
けれどもあなたに知っておいてほしいことがございます」

と言ってズルフィキャルに近づき

「私もここに残ることを心から望んでおりましたわ」

と言って去るヒューマシャー。

小姓頭・ズルフィキャルはターバンを脱ぎ狼狽した様子でバルコニーへと向かう。

そしてうつろな目で空を見つめた。
ヒューマシャー素敵だな

あらそう？あまり彼女を見たことがないわ

そうか、こっちは同じオスマン帝国外伝でもブルーモスク作ったアフメト１世の時代のお話だからね。ヒュッレム妃の孫の孫の時代のお話だからね。

そうなのね、

ヒューマシャーという皇女メフメト３世の娘にはみあたらないみたいだし・・・

ドラマでのみ出てくるキャラクターなの？

長女の名はアイシェでセカンドネイムがヒューマシャーなのかもね

謎が多いわね