新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~(Muhteşem Yüzyıl: Kösem)シーズン1の54後半 20の3 

54話後半
イスケンデルがキョセムに会う。キョセムはお礼を言うが、それ以上ではないとか2人の関係をきっぱりとする。

皇帝はグリーンのターバンをかぶったハサンパシャと会う。彼はヒューマシャーの夫だ。
離婚についてならば、それは終わったことだと皇帝は言うが、
「何か誤解があったようです。ヒュマ―シャーは私をすいています。
敬意を表していまし、離婚を彼女は望んでおりません」

と言うと「ヒューマシャーから聞かなければならない。彼女もあなたのように考えているのならこんな良いことはない。カイロにもどられよう。もしそうでなければ離婚は有効である」

と答えると

「スルタンはあなたとはなすでしょう」といってハサンは出て行った。

キョセムとナスフパシャに会う。サフィイェと手を組んで、彼女を誘拐したことを問い詰める。
彼は否定するが、彼は追い詰められていた。

キョセムは彼に自分に忠誠を尽くせば助けると持ち掛ける。
条件はサフィイェの家来とサフィイェの秘密の財宝を教えることだった。ナスフはどうするのだろうか?

キョセムはムラトパシャに会う。そしてナスフから得た情報を渡すとムラトパシャは褒めるが、
「敵と戦うとき敵には似ないようにと忠告する」どういう意味だろう。

エスキサライにはサフィイェに会いにヒューマーシャーがやってきた。ビュルビュルもだ。彼はサフィイェに会いたかった。

娘にお礼を言う。
「彼女の知恵で助かったのよ」とビュルビュルに嬉しそうに話すサフィイェ。
今まだ彼女はナスフが裏切ったことを知らない。

ビュルビュルは
「話しましょう、今がその時です」というと、やさしく頷き、ヒューマシャーは

「お母さま、良い知らせです。よい知らせです。行方不明の皇子弟が生きています」という。
「どういうこと、間違いはないのですよね、たしかですか」

「皇子は死んでいませんでした。
遠くではなかったです。都にいます。私たちのそばにいます。」
「誰なの」
「イスケンデル」

と言うといすけんでるとのことを思い出すサフィイェ。
本当なの?と信じられないサフィイェ・・・

「神よ、私は望みました。そしてあなたは与えました、あなたにたたえあれ」と言いい、感謝の祈りをささげる。

朝日がきれいなボスポラス海峡!この時サフィイェはたぶん人生でいちばんうれしいときを過ごしていたに違いない。

ムラトパシャは皇帝に会いに行く。そしてキョセムからもらった名前を知らせると、皇帝はよろこぶ。

皇帝はアフメト・ジャーミーの設計図を見ている。

するとムラトパシャは

「大勝利をおさめた後に建築されるのが習わしだ」

と忠告する。

アフメト皇帝は戦争に勝利をおさめたことは今までになかった。
すると

「将来勝利を勝ち取るだろう答えるとムラトパシャは黙るしかなかった。
軍政官の一人がミナーレが6つあるというと皇帝は

「私が望んだのだ6つのミナーレを・・・」

「どういうことでしょう?カーバのジャーミーも6つのミナーレがございます。同じ数は不可能です」

「それならばカーバにもう一つミナーレをたてさせよう。そこは7つになるだろう」

「どこにたてさせるおつもりですか」

「アヤソフィアの向かい側だ。」

「その場所にはサライや宿舎がありますよ」

とムラトパシャがいうが、皇帝からは

「すべてを新しくつくるのだ」という意気込みが伝わってきた。

ブルーモスクで有名なアフメトジャーミーはこの皇帝が建造した。

サフィイェを訪れるナスフ。そして忠誠を尽くしている家来たちと秘密の財賞の場所を自分が教えたと伝えると、サフィイェは「出て行け、うらぎりもの~~~」と叫ぶ。

ヒューマシャーはノートを探しにハサンの元へ行く。そのノートには彼女の悪事が書かれていた。だがノートは見つからなかった。

デフテルはキョセムに預けたのだった。そこには金の流れが書かれてあった。もしこれが皇帝に知れたらヒュマーシャーは無事では済まないだろう。

それを知らないで彼女はハサンパシャにノートはどこかと叫ぶ。
そして
2人は取っ組み合いの喧嘩になる。

そこへ小姓頭が駆け付ける。ビュルビュルが万が一のことを考え彼に知らせていたのだ。
次の日キョセムはノートをもってヒュマーシャーを訪れる。そして取引をした。

ハサンパシャは皇女に手を挙げたということで罰せられるところだったが、そこへヒューマシャーがやってきて取り成した。
ノートの効き目だ。だけどのノートは今誰の手元にあるのだろう。もしキョセムが持っているなら、ヒューマシャーに安堵は訪れない。

ヒューマシャーは彼を取り成しただけでなく、彼と離婚もしたくないという。
「カイロに戻りたい」と言った。

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