新・オスマン帝国外伝~影の女帝~(Muhteşem Yüzyıl: Kösem)シーズン1 50話
50話前半
さて御前会議がいよいよ始まった。皇帝は赤いカフタンを着て現れた。
そして「デルヴィシュパシャ」と呼ぶ。
「すべてを知っている、あなたは裏切った」と言い絞殺を命じるが、以前デルヴィシュが「死ぬときは皇帝の手にかかって死にたい」と言ったことを思い出し、自らの手でデルヴィシュを刺した。
そういえばヒュッレム子守唄を母国語で歌っていた。気持ちの穏やかだったキョセムにデルヴィシュの死の知らせが入った。
ハンダンは前皇帝のおきさき様なのにと思うかもしれないが、実はハンダンはハレムに連れてこられる前からデルヴィシュと知り合いだった。
デルヴィシュはその時一目ぼれをしたらしい。時は巡り二人は偶然に宮殿で再会したのだった。
その時ハンダンがすでに皇帝のおきさき様だったかは定かではないが、ハレムの女性はみな皇帝の奴隷だからデルヴィシュには手の届かない人になっていた。
ハリメはそのハンダンに会いに行く。そしてデルヴィシュの最後を伝える。「やめて」とハンダンは言うがそれでもハリメは続ける。
「皇帝はキョセムと強い愛で結ばれていますわ。この愛が彼女の権力の元になっていますわ。キョセムを終わりにしたいのでしたら、彼の心から彼女を消すことが必要ですわ」
というと、
サフィエは「彼女のほかにはみえないのよ」と答える。
ハレムの女性たちはお互いに争っていてキョセムの敵にはならない、ほかの新しい人が必要だと考えるヒューマシャーは
メフメト3世が即位した後末息子の棺がみんなの目の前で18人の兄たちの棺と共に運ばれていった。だがその中にイスケンデルの遺体はなかった。
その話を聞いたヒューマシャーは心から喜ぶ。
なみだをながしながら、
そうだったんだ、イスケンデルを護るためだったんだ。 確かに秘密と言うものは、しっている人の数が少なければ少ないほど守りやすいものだから・・・
サフィエはイスケンデルのやさしい対応にお礼をしたかった。今の状態では何もできないけれど、良い祈りだけはできると話すと
ハリメはそのハンダンに会いに行く。そしてデルヴィシュの最後を伝える。「やめて」とハンダンは言うがそれでもハリメは続ける。
「皇帝がデルヴィシュとの秘密を知るだろう」と
乙女の塔を訪れたヒューマシャーは
「皇帝はキョセムと強い愛で結ばれていますわ。この愛が彼女の権力の元になっていますわ。キョセムを終わりにしたいのでしたら、彼の心から彼女を消すことが必要ですわ」
というと、
サフィエは「彼女のほかにはみえないのよ」と答える。
ハレムの女性たちはお互いに争っていてキョセムの敵にはならない、ほかの新しい人が必要だと考えるヒューマシャーは
「少なくともキョセムと同じくらい頭が良くて美しくて勇敢なものがね・・・ 」
と言うと、
「そんな人は待っていても来ないわ。あなたが探しだしそして育てなければね」
とサフィエは答えた。
そこへイスケンデルが帰ろうという知らせを持ってくる。
あれヒューマシャーは手紙を渡さないのだろうか?
やっぱり渡さなかった・・・でもなぜ?
ハレムに戻ったヒューマシャーは大宰相の死にびっくりするが、本当の理由を知ることはできなかった。それより例の手紙のことのほうが彼女には重要だった。
そこへイスケンデルが帰ろうという知らせを持ってくる。
あれヒューマシャーは手紙を渡さないのだろうか?
やっぱり渡さなかった・・・でもなぜ?
ハレムに戻ったヒューマシャーは大宰相の死にびっくりするが、本当の理由を知ることはできなかった。それより例の手紙のことのほうが彼女には重要だった。
手紙にあったイスケンデルがサフィエの息子であることが本当かどうかビュルビュルに確かめたかったのだ。サフィイェの息子ってことはヒューマシャーのの弟にあたるからだ。
尋ねられたビュルビュルはサフィエの末息子かなぜイスケンデルなのかを嬉しそうに話し始める。
ビュルビュルが言うには
ビュルビュルが言うには
メフメト3世が即位した後末息子の棺がみんなの目の前で18人の兄たちの棺と共に運ばれていった。だがその中にイスケンデルの遺体はなかった。
別人の遺体が入っていたのだ。遺体をすり替えビュルビュルが本物の皇子を連れてオーストリアの国境まで逃げた。
そこである家族に皇子の世話を頼んだが、数年後病死したと知らせを受けたため今まで死んだと思っていたとのことだった。
その話を聞いたヒューマシャーは心から喜ぶ。
なみだをながしながら、
「この秘密をあなたのほかに知っている者がいますか」と尋ねた。
「いいえ、いません」
「いいえ、いません」
と言うとほっとした様子で
「もしイスケンデルが皇子であると知れたらその場で命を奪われますわ、秘密にするのですよ。あなたと私以外は誰も知らないことにするのですよ」
そうだったんだ、イスケンデルを護るためだったんだ。 確かに秘密と言うものは、しっている人の数が少なければ少ないほど守りやすいものだから・・・
乙女の塔ではまだ真実を知らない2人が話していた。
サフィエはイスケンデルのやさしい対応にお礼をしたかった。今の状態では何もできないけれど、良い祈りだけはできると話すと
「できる限りのことをします」とイスケンデルは答えた。
すると
サフィエは足首を見せる。鎖で傷ついた足だった。この鎖を外してほしいと彼女は彼に頼んだ。
「この鎖には慣れないの。ただ足だけでなく心も痛めつけるのよ」と言った。
すると
サフィエは足首を見せる。鎖で傷ついた足だった。この鎖を外してほしいと彼女は彼に頼んだ。
「この鎖には慣れないの。ただ足だけでなく心も痛めつけるのよ」と言った。