ハティジェ無事帰還！犯人は？ オスマン帝国外伝シーズン3（ｴﾋﾟｿｰﾄﾞ89から）予告

ハレムではみんなが集まっている。

シャーとギュルフェムはハティジェがいなくなったことを心配して、ヒュッレムにどこにいるかを聞こうとしていた。
ヒュッレムが自分とは無関係だというと、ギュルフェムは

「彼女の命を奪ったなどと決して言わないでください！」と言う。続けて
「これが目的ですね。みんなにこのことを信じさせようとしているのですね」いうとミフリマーフは耐えきれず、
「もう十分よ、あなたの向かいにはおんなどれいはいませんよ。母とどうしたらこんな風に話すことができるのですか」 と言うとギュルフェムは少しひるむが、シャーはゆっくりした口調で、
「あなたは部屋に戻りなさい」と言う。するとミフリマーフは
「あなたは私に私が何をするかを命令できませんよ」と毅然とおばのシャーの言葉をはねのける。

ヒュッレムは「ミフリマーフ」と話すのをやめるようにと言う気持ちを込めて声を発する。
でも黙らない。
「まるで昨日のことのように思い出しますわ。母にあなたがたなさったことを…母は沈黙しましたのよ、彼女に感謝の意を示して祈るように、さもなくば皇帝様に申し開きをすることなどできませんよ」

シャーも半分呆れた様子で、だがだまった！
ミフリマーフはシャーをだまらせたのだ。一方気が気ではないヒュッレムは
「ミフリマーフ、落ち着いて　部屋に行きなさい 、すぐに」（ミフリマーフ　サーキン　オル。ダイレネ　ギティ、ヘメン）と声を高くして命じる。

「いいえどこへも行きません（。ハユル　ヴァーリデム。ヒチ　ビル　イェレ　ギトミヨルム）これでも多いくらいですわ。誰もこれ以上母を中傷することは許しません」
というと、ヒュッレムはさっきまでの表情とはうって変わって、ミフリマーフの言葉に満足した様子だった。

そこへ傷だらけのハティジェが入ってくる。片目はつぶれて見えず立っているのもやっとで、付き人たちに支えられていた。

次にシーンでベッドに寝かされたハティジェの姿が見える。スレイマンがなにがおこったかを話すように促すと、

「どこにいる、あの蛇は」

「誰だ、誰のことだ」とスレイマンが尋ねると

「ヒュッレム!」と叫んだ。（ あんなに衰弱しきっているのに大きな声が出るんですね）「どこ？ 」と言うハティジェ。

「どういう意味ハティジェ？ヒュッレムとなんのかんけいがあるの？ 」とシャーがきく。
こうしたのは彼女だと答える。

居心地のわるいミフリマーフは「いいえ、母はこんなことは決してしません」と上ずった声で言うが・・・ 犯人はヒュッレムだ。