オスマン帝国外伝シーズン3予告編 83エピソード（45話）から

ハティジェが急いで宮殿にかけるける。心配して後を追いかけていたのは以前夫を殺されたハティジェの実の姉だ。（史実では姉ではないです。一番上がハティジェです）

ハレムではシャースルタンが心配そうにハティジェと声をかけるが、その手を振り切って進むハティジェ。 兄スレイマンい会いに来たのだ。

「あけなさいと言ったのよ、あなた方に」と怒りと共に扉にいる付き人に命じるハティジェ 。
「アーラル」スレイマンが中から大声を出すと扉は開きハティジェが現れる。

「あなたがイブラヒムをころしたのね。なぜなの？
言って。
『私はやっていない。私が殺したのではない』と言ってください。彼は私の朋友だ。私弟だ。私の同行者だ。どうやったら私ができようか』と言ってみなさい。はなしなさいよ！何か言ってください！」

彼女は信じたくなかった。兄が夫を殺すなんてことを信じたくなかった。そんなこと誰も信じたくないだろう。だがそれは行われた。オスマン帝国を護るためという名目で・・・

「なぜ殺したの？なぜ？私をどうした殺すの？彼は私の命よ。私のすべてだったの。子供たちの父親でもあったのよ」 と言うとようやくスレイマンは口を開く。
「わがハティジェよ」と。
そして顔をなぜながらハティジェを落ち着かせようとするが、
「あなたは誰？」と答えが来る
「私の兄ではないわね。無慈悲な、圧政者よ」

と言うとだ肩を抱きながらスレイマンはなだめようとするが
「はなして」と急に大きな声でハティジェは怒鳴る。

「はなして、触らないで。私はもうあなたの妹ではないわ。　あなたの顔を見るとだれがみえるかわかる？私の父よ」
そういって部屋を出ていくハティジェ。

残されたスレイマンは目を閉じな上を見上げた。言いようのない悲しみと後悔が彼を襲った。
外へ出たハティジェはイブラヒムの荷物が大宰相の公務室から運び出されるのを見て立っていることができなくなってしまった。（わあかわいそう、なんで今なの、別の時にお願いですから運んでください）
哀れはハティジェ！だが懸命に立ち上がり歩きだす。
わあ、本当にハティジェは哀れだ。
ここまで人生に打ちのめされた皇女がかっていただろうか？