
オスマン帝国外伝と言うドラマには続編があるのね?

うん、オスマン帝国外伝はシーズン1から4まで全部でエピソードでいうと139回になるんだけど、10代オスマン帝国皇帝が就任したときから亡くなるまで
1520年から1566年までの間を描いたんだよ。

では続編と言うのは?

それはスレイマン大帝の子の
セリム2世その子の
ムラト4世そしてその子の
メフメト3世そしてその子の
アフメト1世が皇帝に就任した
1603年から彼の配偶者のキョセムが亡くなるまでの
1651年の間を描いた作品が続編になるんだよ。
題名はトルコ語ではMuhteşem Yüzyıl Kösem 「壮麗なる世紀キョセム」となるけど、このブログでは続オスマン帝国外伝キョセムって呼んでるみたいだね。

キョセムスルタンが活躍したのはスレイマン大帝が皇位についてから数えて100年後のことなのね。

そうか、そうだね。キョセム・スルタンはヒュッレム・スルタンよりも偉大だと言われることもあるよ。

あらなぜ?

彼女はムラト4世とイブラヒム1世の2人の皇帝の母后として活躍したんだよ。ただどの孫を皇帝につけるかと言うことで争い負けたんだけど・・・

そうなのね、でも今どちらでも大宰相が殺されるという事態になって大変ね。

うん、スレイマン皇帝は最愛のイブラヒムパシャを絞殺するように命じたし、アフメト皇帝は自ら大宰相デルヴィシュを刺してしまったよね

どちらも皇帝にとってはなくてはならない人たちだったのに・・・

そうだよね、もしイブラヒムパシャが生きてたら、ローマも攻略できたかもしれないし、ムスタファが跡を継いだと思うよ。
そうすれば、まだまだオスマン帝国の弱体化を防げたと思うよ。だってムスタファはスレイマン大帝に似て、自ら戦いに出かけるタイプだったからね。人望も厚かったし・・・

もしイブラヒム・パシャが生きていたらキョセムも存在しなかったし、帝国も安泰だったのね・・・

そうとも言えますが、そうとも言えません 。

なぜ?

ムスタファ皇子が皇帝についたとしても、当時のヨーロッパとアナトリアの情勢を見てみますと、維持は何とかできたとしても拡大は難しかったと思われます。

そうなんだ、結局オスマン帝国は衰退するしかなかったんだね・・・
とはいうもののハナーはもしイブラヒムがもしいきていたらなあ・・・と思わずにはいられませんでした。
イブラヒムの墓は街中にある