
結婚しない皇子たちは、帝国に中期ごろまであごひげもはえないくらい若いときにサンジャクに出てたらしいんだけど、時代が下ると親から子へではなくて、兄から弟へと皇帝の座が移っていったんだよね?

そうそう、
鈴木先生がそうおっしゃってたわよね

うん、それでハレムの中には40歳に手が届きそうな皇子たちもいたらしいよね。

ええ皇帝に比べるとこじんまりした部屋で過ごしたのよね、

なんていってたっけ?先生面白いこといってたよね

鳥かご?

そうそうカフェスKafes!トプカプ宮殿のハレムの中の部屋に閉じ込められて、皇帝になるのを待つという人生、自由を奪われた鳥に皇子を鳥かごの鳥にたとえたんだね。

皇子も楽ではなかったのね。でもなぜ急にカフェス(鳥かご)の話を思いだしたの?

えっとなんだっけ?あっ思い出した!ほら71話でメフメット皇子が
部屋を欲しがってたでしょ。ミフリマーフにたのんでたじゃん

ええ、ミフリマーフは見事だったわ、よくお母さんのことをわかっているのよね、ほんとびっくりしちゃったわ。

確かに、ヒュッレムは痛いところを突かれたよね、彼女の慌てぶりとミフリマーフの冷静な態度はなんか印象に残ったよ。
親子の立場が完全に
逆転してるってかんじだったもん

うん、それだけではなく見返りもしっかり得ようとしていたわ

でもかわいかったね、見返りが
マルコチョールへのラブレターをメフメットの名で代わりに出してくれってことだったよね

ええほんとに、ミフリマーフはとても頭が切れて人の心も読めるみたいで大人っぽくみえるけれど、マルコチョールにラブレターを出すことが望みだなんてとても愛らしく感じたわ

うん、皇女様でも普通の子と変わんないんだよね、あの年頃の女の子の望みはおんなじ・・・
それにしてもマルコチョールは人気もんだね、いまだに女性陣の心をうずかせてるからね、早くマルコチョール戻ってこないかなそういえばマルコチョール役のオズチヴィットさんはカランちゃんの出生届を出しに行ったらしいよ

そうなの?赤ちゃん元気に育ってくれるといいわね
関連サイト
https://tr.wikipedia.org/wiki/Kafes_(Osmanl%C4%B1_%C4%B0mparatorlu%C4%9Fu)