
ムスタファを死なせたことはスレイマンのおこなった事の中で最大の過ちだったと思うよ

そうかしら・・

たしかにムスタファの死は結果的にみると繁栄の一途をたどっていたオスマン帝国の勢いに歯止めをかけたかたちになったからな

これ以後戦場で活躍するパーディシャフたちは影をひそめてしまいましたからね

えっスルタンたちは戦争へ行かなかったの?

はい。ムスタファはスレイマンに似ているところが多々ありました。特に西方の外交問題では、ローマを目指すというメフメット2世から続いてきた目的を果たそうという姿勢がありましたから

そうなのね、そういえばなくなったイブラヒムパシャとスレイマン大帝も若い時からローマにオスマンの旗を立てることを目指してがんばっていたわね

イブラヒムがいなくなったこともオスマン帝国の外交にとってはかなり痛手だったと思うぞ

この間行った「トルコ至宝展」はラーレ(チューリップ)が主題になっていたけど、ラーレ時代っていうのも確かこの後にくるんだよね

はい、そうです。スレイマンの後の時期からスルタンたちは宮廷で過ごすことが多くなり、大宰相や宰相たちそしてのちには書記長たちが
スルタンの代わりに政治えおうごかすこととなりました。ラーレ時代は1718年から1730年までの短い間を指すのですが、このころオスマン帝国はどんどん領土を失って行きます。

その代わりにきらびやかな文化がさかえたんだよ、彼らは武芸よりも文化に重きを置くようになったんだな。ラーレ時代のオスマン人と、今のムスタファの生きた時代のオスマン人はマインドが明らかに違っているよな

そうとも言えますが、そうとも言えません。確かに外交では力を失っていきます。内部では反乱も起きやすくなっていました。オスマン帝国の衰退は内部の問題だけではなく、ヨーロッパがいくつかの理由によって力をつけてきたからともいえます。

そうなんんだ、外交ってホント難しいわ、よくわからないけれど・・

ところでさ、ムスタファがもし生きていたらっどうなっていただろうと考えたことない?


・・・

それは愚問だよ

歴史は起こるべきし起こりますから、
もしはありえないでしょう。

わあでもとてもおもしろそうだわ。リュステムもヒュッレムもおそらく失墜したわ

もしムスタファがドラマ通りの正確なら、ヒュッレムは死す!
バヤズィットもジハンギルも早死にしないですんだ!
もちろんセリムもどこか地方のサンジャクで 無事一生を終えた。
スレイマンはよき後継者を得て、側近の悪だくみに耳を傾向けされるされることもなく安心してあの世にさった。
ソコルルは?う~~~ン、彼はどうする?彼は権力は握れなかったよね、だってムスタファにはヤフヤーがいるもんね。
あとまじゃも死ぬことはなかった。
ミフリュニーサは良い皇后になった。なぜなら彼女は皇后にふさわしい資質を備えていたから。

おいおいもうそのくらいにしとけよ

確かに
もしからこれほどの話が膨らむのとはたいへん興味深いですね。考えを改めます。もし~だったらで始まる空想の世界は、多様な考え方を生み出す宝庫かもしれません。

ハナーちゃん面白いわ!もっと続けて!
ということでこの後しばらくハナーは無言でした。空想の世界からなかなか戻ってこれないようですね。さて皆さんはもし~だったらと考えることがありますか?