ギュルアーは戦国武将の上杉謙信(ウエスギケンシン)に似てる?オスマン帝国外伝を語る会

オスマン帝国外伝はいつもハラハラドキドキさせられることばかりだけれど、70話で久しぶりによいことがあったわね
?なにかあったっけ?母后は病気のままだし、ニギャールはどんどんドツボにはまっていくし、ギュルシャーとファトマの争いは目に余るし、ダイェも心を痛めながらニギャールを見守ってるし、いいことないじゃん!
そういえばそうねえ、でもギュルアーよかったわ
ギュルアー?ああ ギュルシャーをヒュッレムのところに連れて行ったこと?
うん!ギュルアーはヒュッレムに「なぜかおをも見たくないギュルシャーを連れてきたのか」と聞かれて、「アジュドゥムacıdım」とこたえていたでしょう?
ア!そうか アジュね! アジュはよくとんがらしとか辛いときに使うよね。甘いの反対の意味で。ほかにもこのアジュ 歯が痛いときにも使えるし、心を砕くようなきびしい言葉にもアジュソズって使えたりするよ。アジュはとってもいろんな意味があっておぼえておくと便利かも。
ギュルアーの言ったのはそういう意味じゃなくてかわいそうだとかあわれだとかいう意味だわよね
エヘヘそうだった。明菜ちゃんはすぐ人に情けをかけるタイプだから、ギュルアーの言葉に惹かれたんだね。
そんなことないけれど、泣いてるギュルシャーをみてるとなんだかかわいそうになっちゃったわ
ギュルシャーもなんだかかんだいってもハレムという戦場でサヴァイヴァルゲームやってるんだもんね。ギュルシャーなりに懸命に生きてるんだよ、きっと …沿い言えば日本でも昔、敵に塩を送るって話があったじゃん
戦国時代の武将・武田信玄が南の北条氏と今川氏に経済封鎖されて塩不足になったってはなしかい?
その時北の越後のダンディーな上杉謙信さんが敵であった武田信玄さんに塩を送ったという有名な美談がありますね
あらそんな方が日本にもいたの?上杉謙信さん素敵だわ!
ギュルアーも上杉謙信も同じような気持ちだったんじゃないかなあ?
でもギュルアーと上杉謙信とはかなりちがうのではないかしら?ギュルシャーはとっくにマヒデブランに見放されていたのだから、彼が彼女が泣いていたところを見たときは、もうすでにギュルアーの敵ではなくなっていたのではないかしら。
わあ!あきなちゃん!つっこむね !
上杉謙信さんはなぜ塩を送ったのでしょうか?そのまま放置しておけば上杉軍には有利だったはずです。
奴は戦いに勝つためにのみ戦っていたいなかったってことだな、人道的な一線を踏み越えない戦い方を彼は好んでいたんだな、
武士道精神旺盛な方だったのね
いいえ、彼は儒教からきている武士道よりも 仏教的な考えが根底にあります。禅で有名な曹洞宗や真言宗にも通じているが、なんといっても毘沙門天(ビシャモンテン)を強く信じていたようです。
毘沙門天って?
もともとはインドの神クベーラからきています。財宝の神だったのですが、中国にわたり四天王の一尊として武神とか守護神に変わりました。毘沙門天の家来に日本でもよく聞く夜叉(ヤシャ)がいます。日本でも四天王の一尊としても知られていますがのちに戦いの神としても知られるようになります。
噂では上杉謙信さんは自分を毘沙門天の生まれ変わりだと信じていたというからな
へえそうなんだ、だから塩を信玄さんに送ったんだね
おいおいどうやったらその考えに帰結するんだい?
だって人道的に反する戦い方はできないんでしょ?オスマン帝国の創始者オスマンベイも教えに従った戦い方のルールをよく厳守して戦っていたんだけど、それによく似てると思うんだ、謙信さんの塩っていう話は・・
そうですね、オスマン・ベイだけでなく、他のオスマン帝国の皇帝たちもあるルールにのっとって戦いました。
わあそうなの!そのルールってどんなものなの?
この話は長くなりますからまた今度お話しましょう。

ということでギュルアーのアジュマック(あわれむ.かわいそうに思う)acımakから始まったお話は意外な方向に話が進んでしまいました。どこかオスマンベイ似ている日本の素敵な武将!上杉謙信(ウエスギケンシン)ブラボー!ケンシン!
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