オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 50話 E123後編 ムスタファの旅立ち
50話
しばらくするとムスタファの陣営に客人が現れた。ロバに乗ってジハンギルにやってきた。 ジハンギルはスレイマンが
だがムスタファは別れ際にジハンギルに思い出のために指輪を渡そうとする。ジハンギルは
わあ安らかじゃなかったんだ!
だが現実は厳しかった。馬車から黒づくめの男たちが白いロープをもって降りてきたのだ。彼らは誰?
ムスタファはジハンギルが去った後スレイマン宛ての手紙を書く。真実のみを記した手紙だ。
そしてムスタファは 白装束で身を固め、自分のテントを出る。マヒデブランがくれたお守をテントに残したまま・・・
1553年10月3日
セリムはジハンギルを連れて森へ出かける。ムスタファからジハンギルを離そうとしていた。スレイマンの命令だった。
ようやくテントにつくムスタファ。 テントのそばではイェニチェリに歓迎される。
10月のコンヤは寒い。みんなのはく息が白い。
テントの前ではムスタファを慕う兵士とスレイマンの兵士が対峙し合っている。
ムスタファはテントの中に一人で入ろうとすると、入り口で刀を取り上げられる。こうしてムスタファは独り武器無しでスレイマンの目の前に立つ。
アッラーフ ラフメット エイレスン Allah rahmet eylesin。
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アーミン
しばらくするとムスタファの陣営に客人が現れた。ロバに乗ってジハンギルにやってきた。 ジハンギルはスレイマンが
「この中傷に耳を傾けたくない。あなたを信じたい」
と思っていると伝える。
「これはお前が考えたことなのか、それとも皇帝がおっしゃったった言葉なのか」
とムスタファが尋ねると、
「ちょっと前に彼の口からきいた。子供の命はとらない」
答える。 それを聞くと安心したムスタファ・・・
ムスタファその夜、安らかに眠れただろう。
だがムスタファは別れ際にジハンギルに思い出のために指輪を渡そうとする。ジハンギルは
「私が言ったことを信じなかったのか」
と言うが
「あなたは大事なことを思い出させてくれる貴重な人だ」
という。
わあ安らかじゃなかったんだ!
ジハンギルの態度が彼をやわらげたのだ。
無心で父の言葉を信じる無垢なジハンギルの心にムスタファは救われた。そしてムスタファはジハンギルがいつも自分を信じてくれる態度に深く心を打たれた。
だが現実は厳しかった。馬車から黒づくめの男たちが白いロープをもって降りてきたのだ。彼らは誰?
ムスタファはジハンギルが去った後スレイマン宛ての手紙を書く。真実のみを記した手紙だ。
「この手紙があなたに届いた時は、あなたは私の命を取ったということになります」
とはじまる遺言書?を書き始めた。
そしてムスタファは 白装束で身を固め、自分のテントを出る。マヒデブランがくれたお守をテントに残したまま・・・
1553年10月3日
合図したら攻撃を開始するようにとヤフヤーに最後の打ち合わせをするアトマジャ。
2人はムスタファに内緒で反乱の準備をしていたのだ。
そうともしらずムスタファはヤフヤーと抱き合いながら最後の挨拶をする。そして白い馬に乗り出発する。
(ここでなぜか「ある晴れた昼下がり・・・」という子牛の歌のメロディーを思い出す。)
ムスタファの後ろにはアトマジャが控えている。
他に2人の赤い装束の兵士、全部で4人と言う少人数で、 マヒデブランがくれたお守りを落としたのも気づかず、ムスタファは父スレイマンの元へ向かうのだった。
道をいそぐムスタファの前にイェニチェリの軍団が現れる。ムスタファに忠誠を尽くす者たちだった。
「 いかないでください」
と彼らは頼むと
「 忘れないでくれ、あなた方は私を止めるためでなく、私と共に歩くためにいるのだ」
と答える。それでもなおイェニチェリは
「いかないでください、この道は暗闇です。あなたのお命を取るつもりです」
と懇願するが、 ムスタファは
「道を開けなさい」
と命じる。涙をこらえて命令に従い、道を開ける家に兵士たち・・・
ムスタファはこうして先に進んでいく。
イェニチェリはムスタファを助けようと懸命だが、ムスタファにはその思いは届かなかった。セリムはジハンギルを連れて森へ出かける。ムスタファからジハンギルを離そうとしていた。スレイマンの命令だった。
ようやくテントにつくムスタファ。 テントのそばではイェニチェリに歓迎される。
10月のコンヤは寒い。みんなのはく息が白い。
一方 アトマジャの味方をするはずだったイェニチェリ達は、先ほどの黒づくめのロープを持った男に首を絞められた。
アトマジャは異変に気付き慌てて馬に乗り、ヤフヤーの元へ向かう。合図を今か今かと待つヤフヤー。だがアトマジャは途中弓矢で撃たれ倒れる。
ジハンギルは森でスレイマンとムスタファを待っているがなかなか来ない。 そしてジハンギルはやっと気がつく。
スレイマンがムスタファをあの世に送る時に、彼をそばにいさせたくなかったので森へ連れ出されたことを・・・
今や ムスタファを守ろうとするものは今彼の周りには一人もいなかった。
バヤズィトはイスタンブルで留守居役として残され、ジハンギルは森でセリム兄に足止めされ、アトマジャは馬の途中で矢に刺され、ムスタファに味方する予定だったイェニチェリ2人は絞殺された。
そしてヤフヤーはスレイマンのテントから離れた森の中にいた。テントの前ではムスタファを慕う兵士とスレイマンの兵士が対峙し合っている。
ムスタファはテントの中に一人で入ろうとすると、入り口で刀を取り上げられる。こうしてムスタファは独り武器無しでスレイマンの目の前に立つ。
「裏ぎったな、ムスタファ。おまえは私に反逆したのだ」
とスレイマンが言うと同時に周りでは先ほどの黒づくめの者たちがムスタファを捕らえ、 首に縄をかけようとする。
「陛下」
とさけびながら逃げようとするがムスタファは捕まってしまう。それを振り切ろうとすると背後からスレイマンの
「チャブク オーーール」「急げ」
と言う叫び声がする。そして
「ババ、ババ」
と叫びながらムスタファは首に縄をかけられ、この世を去った。
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